記事一覧
「ふくし」から読み解く私/エッセイ/自己紹介
「福祉系の学部です」と言うと、「偉いね」と返されることが多い。そして友人のお母さんとか習い事の先生とか、上の世代になると「私の介護よろしくね」という言葉がつく。そのたびに私は「介護を勉強しようと思ったわけじゃないんだよなあ」となんだかモヤモヤするのである。
本題に戻ろう。どうして福祉学を専攻しているのか。それは私が福祉の限界を感じたからである。詳しく説明しよう。少し長くなるが、自己紹介がわり
「そんなことない」って言うのは簡単だけど、それじゃ誰も救えない気がする
うまく行かなかった時やそれを周囲の人に恥じる時、「私って馬鹿だよね」とか「自分おかしいよね」などと自分を卑下する言葉を口にしがちだ。そしてそういう相手に対して「そんなことないよ」と言ってしまうのである。無意識のうちに。
今回は、そんな状況の時に
どんな言葉で相手をケアできるのかについて考えてみたい。
そもそもの話〜ケアと言葉〜私は福祉学部の学生だが、別に高齢者や障害者の介護方法を学んでいるわけ