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大学生。福祉・地域づくりを勉強しています。日々感じたことを超不定期に綴ります。

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「ふくし」から読み解く私/エッセイ/自己紹介

 「福祉系の学部です」と言うと、「偉いね」と返されることが多い。そして友人のお母さんとか習い事の先生とか、上の世代になると「私の介護よろしくね」という言葉がつく。そのたびに私は「介護を勉強しようと思ったわけじゃないんだよなあ」となんだかモヤモヤするのである。  本題に戻ろう。どうして福祉学を専攻しているのか。それは私が福祉の限界を感じたからである。詳しく説明しよう。少し長くなるが、自己紹介がわりにお付き合い頂きたい。 中学時代|自称「超がんばり期」 自分でいうのはあれだが

    • 就活 面接記録

      自己紹介をお願いします 〇〇大学△△学部3年のrit.と申します。 今、私がやっていることが大きく2つありまして、 1つ目が勉強です。大学では、福祉、つまりすべての人の幸せを達成するために、地域で頼れるコミュニティをどう生み出せるのかを学んでいます。 実際に、学外の活動ではありますが、地元の祭りの実行委員として、コロナ禍後の祭り復活に取り組みました。 授業の内容と実践とを関連させながら、学びを深めました。 2つ目がアルバイトです。生活雑貨店のスタッフをしておりまして、効

      • 就活 自己紹介をしてください

        就活はじまっちゃうよ。やばいなぁ というかもう始まってるね そんなわけで、自己紹介考えていきます。 まずは、サイトに載っている例文を自分verに言い換えてみた! 1-1.色々詰め込み型 ○○大学○○学部3年のrit.です。 大学では地域コミュニティづくりを学ぶゼミに所属しており、主に、人と人が出会う場づくりを研究しています。 実際に、課外活動ではありますが、コロナ禍後の地元の祭りを復活させ、2日間で2万人の住民が賑わう、出会いの場を創出できました。 学業以外では、

        • 仕事捗る2つの術をお教えします

          憧れの先輩にプロジェクトチームにスカウトしていただきました。 どうも、ritです。 仕事を始めて早くも2年。 通常業務をただこなすだけだったんですが。 最近とあることを意識したら、 仕事のスピードが格段に上がり 褒められることも増えました。 今回はそのテクニックをご紹介します。 コツ①時間を数えること 例えば私は小売店で働いているのですが、 入荷した商品を店頭に並べる作業があります。 その時に、時間を数えながらやるのです。 例えば、一つの段ボール分並べるのにかかる時

        • 固定された記事

        「ふくし」から読み解く私/エッセイ/自己紹介

          恋かもしれない|エッセイ

          これまで彼氏を作ったことがない そもそも好きな人なんていたことがない もちろん、好きな先輩、友達、先生はいる。 でも、どれも恋愛感情ではなくて。 ただ、普通に好き。 恋愛感情というものがわからなすぎて 私には一生恋人、いや好きな人さえ できないのではないかと思っていた。 そんな私にも最近 「この好きは恋かもなぁ」 と思う相手がいる。 その人とはバイト先が一緒。 年はひとつ上だけど、 タメ口を使うくらいの関係性。 思い返せば、出会った頃から 私は彼に憧れていたのだと思

          恋かもしれない|エッセイ

          ぐるぐる悩む同窓会

          自分ってだめだなぁと思う。 こんなに気を遣わせて。 ワイワイすればいいのはわかってる。 ここでははしゃぐのが「普通」で「礼儀」で「正しい」のだ。 だけど、盛り上がるってどうやるのか、 ワイワイってどうやるのかわからない。 みんなが写真とろ!とか言ってる中で 突っ立っている私に 「大丈夫?盛り上がってる?」 ビンゴ大会がはじまって 「景品なんだろうね、気になるねぇ」 なんて男子に気を遣わせて。 ここに来るべきじゃなかった。 思い返してみれば、私がはしゃいだ記憶は殆ど

          ぐるぐる悩む同窓会

          何もない日を「何かあった日」として書くことについて

          noteでエッセイを書くことがある。 エッセイといっても日記のようなもので、 思ったことを自由に書いている。 最初はただ書きたくて書いていたのに、 少し頑張って書いた記事に スキしてもらえたり、 フォロワーさんが増えたりするのが嬉しくて。 だから、スキの数が多い記事を参考にして すごいエッセイを書こうとしてしまう。 スキが多い記事は、たいてい 文章が上手な記事か、 それとも特別な体験を綴ったものだ。 私にはそこまでの文章力はないので、 特別なエピソードを書こうとするの

          何もない日を「何かあった日」として書くことについて

          忙しい日のプレイリスト

          11月に入り、学校のイベントや、年末に向けたいろんな作業がたくさんあって。 忙しいのは結構楽しめるタイプだけど、 時々疲れちゃうこともある。 そんな日のためのプレイリスト ①Starting Over / superfly 言葉が綺麗だなと思うのです。 MVは最後がアカペラなので そこだけでも是非聞いてみてほしい 震えますよ _____ ②大丈夫 / wacci 色々挑戦していくと 上手く出来ない自分に出会うことも増える。 でも、そういう自分と出会ったからこ

          忙しい日のプレイリスト

          もっと上手くできたなぁ、と思ってしまう日

          吹奏楽部で演奏のレコーディングがあった。 先週末には別の本番があったため、録音の練習は2回しかできていない。 練習中でも、もっと上手くやれるはずなのになあという気持ちが晴れないままである。 それでも録音開始時刻は迫っていて。 結局、色々ミスをした。 シャープをつけ忘れたり 繰り返しの回数を間違ったり MCで噛んだり。 もっと上手くやれる。 もう一回やらせてほしい。 でも、元々押していたスケジュールを、これ以上伸ばすことは出来ず。 もっと上手く出来たはずなのになぁ

          もっと上手くできたなぁ、と思ってしまう日

          さくら降る日の回想/小説

          「私、生徒会なんてやるつもりなかったんだよ」 風が緩やかに吹く。 桜の花びらが彼女のスカートにはらりと落ちる。 知ってるよ、と答える。 「最初はね、ほんと入学したばっかりの頃は生徒会とか面白そうだなとは思ってたよ。でもさ、部活が楽しくなっちゃって。私は部活をちゃんとやりたいって思ったんだよね。だから生徒会なんてやってる暇ないって」 思い出すように少し上を見上げながら語る。 私は生徒会がやりたくて始めたけど、 彼女は違うと知ったのは 一緒に活動し始めてすぐのことだった。

          さくら降る日の回想/小説

          #2「人が出ていく街」を変えたいと思うに至るまで/エッセイ

          何もないのが自慢高校の友達に地元を紹介した時のこと 中学までは近所の子が同じ学校に通う。 だから「この町ってこういうところだよね」 なんて話すことがなかった みんなこの街を知ってるから 話す必要がなかった 高校に入ってそれは変わる。 県内のいろんなところから学生が集まるのだ。 だから自己紹介の時に 「最寄りは?」「何線ユーザー?」 なんて聞かれる 友:最寄りは? 私:えっと〇〇っていう   横浜の隣の駅なんだけど 友:へぇー、いいね横浜の隣って。   めっちゃ都会

          #2「人が出ていく街」を変えたいと思うに至るまで/エッセイ

          #1「人が出ていく街」を変えたいと思うに至るまで/エッセイ

          地域との出会い 「太鼓運ぶから通してあげて」私の街には大きなお祭りがある。 その名も宿場祭り。 商店街に二日合わせて3万人ほどの人が訪れる 普段は隣に横浜駅があるため、 そちらへ人が出ていってしまう。 集まるということがなかなかない 宿場まつりは、 唯一町の人が集まれる時間だった そんな祭りに私が初めて参加したのは 中学生になってから。 所属していた吹奏楽部は、 毎年その祭りで演奏させてもらっていたのだ。 商店街の狭い駐車場だったので、一年生は演奏には加わらず、先

          #1「人が出ていく街」を変えたいと思うに至るまで/エッセイ

          「そんなことない」って言うのは簡単だけど、それじゃ誰も救えない気がする

          うまく行かなかった時やそれを周囲の人に恥じる時、「私って馬鹿だよね」とか「自分おかしいよね」などと自分を卑下する言葉を口にしがちだ。そしてそういう相手に対して「そんなことないよ」と言ってしまうのである。無意識のうちに。 今回は、そんな状況の時に どんな言葉で相手をケアできるのかについて考えてみたい。 そもそもの話〜ケアと言葉〜私は福祉学部の学生だが、別に高齢者や障害者の介護方法を学んでいるわけではない。どちらかといえば、いわゆる「普通の人」たちのこと。 福祉は、限られた人

          「そんなことない」って言うのは簡単だけど、それじゃ誰も救えない気がする

          お金が見えない/エッセイ

           私の父がいわゆる「ポイ活」にハマっていて。千円のもの買ったけどポイントで10%バックだから実質900円なんだ、って自慢された。まぁそれは正しいんだけど、でも1000円払っていることには変わりなくて。100円分返ってきてるけど、でも100円先に払っちゃってるから結局1000円消費してるんだよなあと思う。  そんなことを考えていると、最近お金が難しくなったなぁと。カードやバーコード、ポイントで払えちゃうのだから、お金ってなんなんだ?とよくわからなくなる。余計なお世話だが今の子ど

          お金が見えない/エッセイ

          リスニングじゃなくて聴力検査/エッセイ?

          2年前、コロナで休校状態だった頃の話。当時私は高校三年生だった。学校に行っていないせいか、最後の一年だとも、受験生だとも思えないまま、残酷に時は過ぎていった。 6月の文化祭を終えたら受験生になる。そう伝えられていたが、文化祭の中止により、受験勉強を始めるきっかけが掴めずにいた。あっという間に夏休みに入り、勉強もせず、少し前のドラマにどハマり。「コードブルー」だの「奇跡の人」だの「Woman」だのを朝から夜までずっと見ていた。 そんなこんなで夏休みが明けた。「夏休みで受験が

          リスニングじゃなくて聴力検査/エッセイ?

          あなたの話を聞いて思い出した/エッセイ

          「この30人で集まるのも最後だから、 一人ずつ発表してみましょうか」 今日はラストの授業。 「ケアってなんだろう?」 「居場所ってなんだろう」 「相手の話をどうやって聞けばいいんだろう」 ゼミ形式でずっと考えてきました。 これまでの内容を踏まえて、 自分はどんな人を相手に どんな場所を作ってあげられるだろうか。 振り返りがわりに一人で考える時間が与えられます。 大体まとまってきたところで、先生が 「最後だから発表しない?」と。 他のメンバーの思い描く場はどれも魅力的。

          あなたの話を聞いて思い出した/エッセイ