2024年3月の記事一覧
労働が生まれた日【アンチワーク哲学】
経済は物々交換から始まった。万人による闘争を抑え込むために人々は国家という社会契約を結んだ。人間は農業という禁断の果実をかじった結果、狩猟採集生活というエデンの園から放り出された。
こうした神話は想像によって生み出されていて、実際の根拠はないどころか、そのほとんどが反証されている。とはいえ、最新の考古学や人類学の知見を目ざとくチェックする人物など全体の1%にも満たず、神話のイメージはいまだに人々
すべては「愛に戻るためのレッスン」
私は一人っ子で、小さいときから、私の両親はそれぞれに、自分の価値観、良かれと思うことを基準にして、私に「愛」を注いでくれました。
私は二人を傷つけたくないから、どっちの言うことも受け入れたいし、彼らの言うことに応えたいと思っていました。
けれども、父も母も、それぞれ価値観がまるで違い過ぎて、いつも私は板挟みになっていました。
父の言うことを受け入れたら、母が不機嫌になる。
母の言うことを受け
『HSPに向いているお仕事』で仕事を選ぶのは危険
こんにちは、砂月めぐるです。
今回は、HSPのお仕事や働き方ついて、私なりの考えをお話しようと思います。
というのも、よくテレビやYouTubeなどで「HSPの人は感覚が鋭く繊細なので、芸術に関連したお仕事が向いています」と言われています。
でも、実際に小説家としてデビューして失敗した身としては、こんなこと言ってる人ははっきり言って悪魔だなと思っています。
「どういうことか気になる」
「今
【エッセイ】ガンバレ
困難スライドリボルビング精神さんの記事映画「バトル・ロワイアル」 昨日、困難スライドリボルビング精神さんのnoteを読んでいて懐かしさとともに、我慢できなくて映画「バトル・ロワイアル」を、夜勤明けのテンションのまま鑑賞した。
この作品が発表された時に私はまずその分厚い原作小説を読んでいたために、映像化に対して興味津々なうえ、公開について世論から政治の世界までも巻き込んだ議論になるほどの問題作と
ベートーヴェンの隠れた宝石:交響曲第8番の輝き
ベートーヴェンの交響曲第8番は、彼の交響曲の中でも独特な位置を占めています。この作品は1812年に完成され、1814年に初演されました。ベートーヴェン自身はこの曲を非常に高く評価しており、彼の交響曲の中で唯一、誰にも献呈されていません。
概要と特徴
• 第1楽章 (Allegro vivace e con brio): 序奏なしに始まり、活気に満ちたトゥッティで開始されます。古典的な印象を与え
見せたくないモノを見えないようにする
こちらの動画を見て、どのカップの中にモノがあるかをじっくり観察していただきたい。別に手品ではないのでちゃんと見ていれば100%当たるはず。時間のない人は1分15秒すぎくらいからみればいいと思う。
動画の中でネタバレしているが、ほとんどの人はここに出てくるアヒルの存在は見えなかっただろう(最初から知っていれば簡単にわかるのだが)。
元ネタは2004年にイグノーベル賞を受賞した有名な「見えないゴリ
みんなは、お金が好きですか
私が、自立して、お金を稼げるようになりたいと思ったのは、
お金に執着する人間になりたくなかったからです。
私は、一人っ子で、とにかく甘やかされて育ちました。
欲しいものは、なんでも買ってもらえたし、着たい服は、すぐに用意してくれました。
しかし、祖母は違ったのです。
そう、とにかく、お金に取り憑かれていた。何についても、
お金、お金と、恐怖に駆られていたのです。
祖父は、