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ポジショントークを考える
ポジショントークは嫌われ者です。
誰かの主張が「ポジショントークだ」と評される時、まずそれはネガティブな意味合いで使われているでしょう。
その人のポジションからすると、その人自身がより有利になるような主張をすること。これが「ポジショントーク」と呼ばれ、自己利益誘導や保身を図る利己的なものとして忌み嫌われているわけです。
まあ、確かに小狡い感はありますよね。
実際、江草も時々「ポジショントーク
この社会で成功する秘訣
いやあ、身も蓋もないブラックな開幕で申し訳ありません。
でも、こういう側面はぶっちゃけ現実としてあると思うんですよね。
何かしらに成功するためには、それに労力や時間を注ぎ込んだ方が有利になる。だから、そうした労力や時間を削がれてしまうようなケアワークは他の人に任せるに限る。
成功の秘訣は究極的にはこうなっちゃうんですね。
もちろん、例外的な人はいますけれど、全体的な傾向としてどうしてもそう
次に来るのは「脱労働」時代
さすがミル先生!
おれたちに言えない事を平然と言ってのけるッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!
……と、ふざけた小ネタで開幕してみましたけれど、実際そうだと思うんですよね。
それまでは当たり前で常識で必要不可欠だと思っていたものが、次の時代で覆ってるというのは歴史上しばしば見受けられる変化なわけです。
諸手を挙げて全ての時代の変化を良いものと捉えるのも、いささか素朴な進歩史観に過ぎますけれど、
労働と遊びのあいだ。お金は必要か?
情報商材などの有料記事を売ることについて書かれた、困難スライドリボルビング精神さん(以下、困難さん)の記事(☟)を読みました。
一部、抜粋します。
明快。そして痛快ですね。
困難さんは、自分の記事を売ることはないですが、投げ銭スタイルの記事を投稿されています。
「結果としてお金を払う行為であることは同じですが、その対象がコンテンツなのか?作者への労いや応援の気持ちなのか?では全然違う」ともおっ
生産性ってなんですか?【アンチワーク哲学】
最近ふと気づいた。生産性という言葉は二つの意味で使用されているが、両者の用法が混同されていると。
まず一つ目の意味は、「ダイコン一本を収穫するために費やしたコストの比率」的な意味である(ここでいうコストとは金や労力や資源など)。十時間費やしてダイコンを一本生産するよりも、十時間でダイコンを二本生産したほうが生産性が高い。あるいは、五時間で一本生産する方が生産性が高い。といった意味の生産性である。