風待ち

介護離婚して、癌の兄と母を看取って、念願の「おひとりさま」生活。 3年前の交通事故で左…

風待ち

介護離婚して、癌の兄と母を看取って、念願の「おひとりさま」生活。 3年前の交通事故で左手が不自由。仕事はリモート。 フランス在住経験ありの元バックパッカー。 写真は自前。 コメント苦手なので、交流は記事のみが助かります。m(__)m

最近の記事

私も!私もっ!

「私もっ!」と言いたいだけの記事である。 タグチさんのこちらの記事への、長すぎるコメントを兼ねている。 前に書いた気がするが、私も子役から始まる一代記が苦手だ。 特に偉人の成功譚。 史実でもう乗り越えられるとわかっているので、苦難に立ち向かう姿に感情移入できない。 人が死なない話が好きだ。 一代記だと、どうしても人が死ぬ。 好きだったばあちゃん、かわいがってくれたじいちゃん。 長生きの人生なら親だって死ぬ。 どのドラマだったか忘れたが、最初の週でいきなり家族の臨終となっ

    • 本日の憤り

      この地に住んでから30数年、ついに富士山が見えなくなるときが来るようだ。 視界を遮るクレーンが何を造っているか知らない。 著名人の訃報を耳にするとひと時代が終わった気がするが、富士のある光景が日常から消えることも、時の流れを痛切に感じさせる。 今日から10月。 関東あたりは、ずいぶん涼しくなったとテレビは言っているが、南西向きの最上階角部屋である我が家は、彼岸過ぎの2日間ばかりを除いて、5月からの熱帯夜がまだ続いている。 冷房をつけないと、室温は30℃に近くなる。 なので、

      • 石破内閣、予算委員会もやらないで解散するのか。 党首討論もやるって言ってたじゃないか。 嘘つきも裏金問題隠しも甚だしい。 毎回、総理大臣の最悪が更新されているが、またか。 この党に信頼できる政治家はいない。

        • 何にも縛られない幸せ

          今日は失業手当受給の最初の認定日。 起きたら曇り空だったのでホッとした。 初めての経験なので、どれくらい時間がかかるのか見当がつかない。 後ろにいくつか予定を入れようと思ったけれど、最初のハロワの所要時間すらわからないのでやめた。 時間通りに進まないと、自分を苛立たせることになる。 心穏やかに生きる秘訣のひとつは、予定を立てないこと。 前回の説明会から4週間。 この間の求職活動実績は1つでOKで、説明会出席だけで足りるのだが、念のために、まず書類選考ではじかれるだろうと予

        私も!私もっ!

        • 本日の憤り

        • 石破内閣、予算委員会もやらないで解散するのか。 党首討論もやるって言ってたじゃないか。 嘘つきも裏金問題隠しも甚だしい。 毎回、総理大臣の最悪が更新されているが、またか。 この党に信頼できる政治家はいない。

        • 何にも縛られない幸せ

          勝手につぶやき<光る君へ(第37回)>

          ★気配 彰子がまひろ(藤式部と打つのが面倒だから戻す)に傾倒していることに複雑な表情の倫子。 夫の愛人と思える女性を娘が慕っているのだから、胸中穏やかではいられまい。 娘にはこのことを知られてはならない、私はいいけど娘の信頼を裏切らないでと思っているのかもしれない。 史実はともかく、ドラマの上でこの気配に彰子が気づくのかどうか。 あるいは、余計な疑念を知らせるおしゃべり雀が出てくるかもしれない。 鬼やらいの賊?が入った夜、悲鳴を聞いて駆けつけたのがまひろだけだったのは、

          勝手につぶやき<光る君へ(第37回)>

          生まれ変わるならキーボードのH

          1年半くらい前、「ブラッシュアップライフ」というドラマがあった。 33歳で交通事故で死んでしまったヒロインが、あの世の案内所で次に生まれ変わる命を聞いたところ「オオアリクイ」だと言われる。 しかし、それがイヤなら、もう一度33年を生き直すことができるという。 その33年を「徳を積んで」生きたならば、次も「人間」になれるかもしれないと思ったヒロインは、生き直しの道を選ぶ。 いくつかの「善行」を積み、できる限りで他人の選択間違いもうまく導き、降りかかる不運も排除し、最初の人生で

          生まれ変わるならキーボードのH

          実感があるとエンタメとして楽しめない

          昭和時代、エレベータのある駅は少なく車椅子での長距離移動は大変だった。 私は、祖母を介護していたとき、通りすがりの人にお願いして一緒に車椅子を持ち上げて階段を上がったことがある。 平成時代でも、父や兄の車椅子の移動をひとりでまかなうのはしんどかった。 エレベータのある今でも、歩行者にぶつからないように駅構内を移動するのは一苦労。 普通の椅子から車椅子にうつすことだって女性ひとりでは手に余る。 父を地面に落とした?ことが何度もある。 介護ヘルパーさんは本当にすごいと思う。

          実感があるとエンタメとして楽しめない

          2024年米騒動の件

          先月末、お米を注文していた。 スーパーの棚からお米が完全に消えた頃である。 8月に入ってからネットスーパーで注文が停止され始めていたが、さほど気にしていなかったのは、いざというときに蓄えていた2kg袋があったから。 でも、意外に早く「いざ」はやってきた。 計算すると、それを含めても10月頭にはなくなる。 その頃になれば、新米も出るからなんとかなるだろうとは思っていたけれど、貧しい幼少期を過ごしたせいか、お米が底をつく不安は、自分の想像以上に自分を凹ませた。 おかずはなくても

          2024年米騒動の件

          徹底的にいちゃもん ※読むと不快になります。すみません。

          大勢が支持するものに付和雷同的になびいていくのは怖いと思っている。 たとえ少数意見でも、自分で考え、悩み、自分の感覚を発信していくことが、いずれ戦争を止めることになると信じている。 おそらくこれから書くことは、多くの人の好みや価値観と異なる。 そのことを不快と感じるかたもおられることを承知している。 私自身、コロナ感染爆発時の個々の対応について、その違いから距離を置いた関係もある。(他者にうつすことを厭わないという人とは仲良くできなかった。) どうしても受け入れられない感覚

          徹底的にいちゃもん ※読むと不快になります。すみません。

          けして良くないんだけど、最悪と悪とを比較して、まだ普通に悪いほうで助かったという感じで、ちょっとホッとしている自分がいる。 岸田さんも見掛け倒しだったから、今回も過度に期待せず、しっかり監視していくよ(偉そう)

          けして良くないんだけど、最悪と悪とを比較して、まだ普通に悪いほうで助かったという感じで、ちょっとホッとしている自分がいる。 岸田さんも見掛け倒しだったから、今回も過度に期待せず、しっかり監視していくよ(偉そう)

          極右政権は嫌だ! 武器買うより、被災者や生活困窮者を助けるために税金使ってほしい。 裏金議員に推薦された候補に総理になってほしくない。 だって、疑っちゃうじゃないか。 裏金、どこに使われたのか?

          極右政権は嫌だ! 武器買うより、被災者や生活困窮者を助けるために税金使ってほしい。 裏金議員に推薦された候補に総理になってほしくない。 だって、疑っちゃうじゃないか。 裏金、どこに使われたのか?

          いずれの場合でもろくなものではない。 増税や軍拡など、国民にとってこれこそ「地獄」の始まりになるかもしれない。

          いずれの場合でもろくなものではない。 増税や軍拡など、国民にとってこれこそ「地獄」の始まりになるかもしれない。

          秋のあわれと分断の線

          外気はわからないが、室温が30℃になったので、我慢するのをやめてエアコンを復活した。 昼間はともかく、夜はエアコンなしで眠れる程度には涼しくなることを期待している。 もうお彼岸も済んだのだし。 小ぶりなだけでなく痩せた秋刀魚を買った。 海産物ならココと近隣では評判の鮮魚スーパーに行ったのは一昨日のこと。 スーパーだが漁港直送の特設売り場が市場のようになっていて、氷の上に安置されたそれらを直接注文して買う。 客の多くが、刺身も三枚おろしもそこで捌いてもらっている。 丸々と太

          秋のあわれと分断の線

          人生を均さない

          人生を均したくない。 いいことと悪いことを相殺して、結果、たいしたことは何もなかったような人生はつまらない。 「子供の代わりにあなたが死ねばよかった」 そう言われた瞬間から、10数年、私は心が凍っていた。 喜怒哀楽というもののすべてがなかった。 きれいな花や風景を見ても、すこしも心が動かなかった。 実の父が最初に倒れたときも、悲しみと苦悩を演技しているような気さえした。 私は、この地球に生きながら、実は別の宇宙に棲んでいて、言葉も感情もまったく通じない生き物のようだった。

          人生を均さない

          想定外を想定する

          先ほど更新したばかりだが、1日1記事とは決めていないので書いておく。 別に人に読まれなくていい。 私が吐ければそれでいい。 各局が能登の被害を伝えている。 どこも図ったように、行方不明のかたのご家族にマイクを向けているが、そっとしておいて欲しいという思いと、被害を知って欲しいというそれらがせめぎあっているのかもしれない。 心が折れるというのは、こういうときに使うものだと心底感じている。 防災や復興の専門家の解説があるのもお約束のごとき。 みな繰り返し、ここまで急激な豪雨と

          想定外を想定する

          うつろい

          写真は一昨日の夕暮れ。 長かった夏の終わりを告げているのか。 昨日は、久しぶりにエアコンをつけないで過ごした。 室温は、朝起きたときは26℃、日中も27℃までしか上がらなかった。 夜、すべての窓を閉めきったらどうなるか不安だったが、26℃のままだった。 1日前までは、あらかじめ30分前に寝室をその26℃に設定し、寝る段に27℃に直していたので、なんだか不思議な感じ。 でも、ありがたい。 今年は5月からエアコンをつける日があった。 6月は高湿でもあるから、ほとんどつけていた

          うつろい