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星野源さん

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源さんに元気をもらう日々の記録
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ばらばらのまま、そのままで

ばらばらのまま、そのままで

2泊3日で東京に行ってきた。

9日の朝に、雪がどっさり降る灰色の山形を出発した。

東京滞在中はずっと晴天で、これでもかというくらい太陽を浴び貯めた気がする。

11日の夕方ごろ山形に帰ってきたのだけれど、9日の雪は夢でも見てたのかなというくらい天気がよくて安心した。

それに、東京で浴びた太陽のぬくもりが自分の中にまだ残っているような感じもした。

雪はちゃんと止むし、いつか溶けて大地を潤すし

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星野源『よみがえる変態』

星野源『よみがえる変態』

源さんの『よみがえる変態』の文庫版。

先の2泊3日の東京旅行と、帰ってきてからの数日をかけて、読了した。

もう、なんて言葉にしたらいいのだろうか。

1994年生まれのわたしは、いま29歳、今年30歳になる。

で、この『よみがえる変態』のもとのエッセイが連載されていたのが、2011年の春ころから。

源さんは1981年生まれだから、ちょうど源さんが30歳前後の頃の日々や風景や思いがつづられて

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音楽の栞(2024年1月)

音楽の栞(2024年1月)

ちょっとちょっと、2024年もまだ1ヶ月しか経ってないってのにこの密度はなんなのさ。

こうして2月にたどり着いてるだけで、無事に布団に入り、あたらしい朝をむかえられてるだけで、えらい。

そんなわたしの1月に聴いた音楽を記録していきたい。

2024年1月のプレイリスト

星野源 - 光の跡

リリースから1ヶ月経ってなお、まだ言葉が追いつかない感動の中にいる。

音源を聴いて、MVを見て、映画

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こんな夜に

こんな夜に

悲しい報せ。

芦原先生の安らかな眠りを祈ります。

こんな夜に、どんな顔をして、何をすればいいのか、何かをしてもいいのか、分からなくなる。

他人のことなのに、境界線があいまいになる。

ひとまず、録画でもう何度も見た、源さんの出た番組を逃げ込むように見るなどした。

ギターのみの弾き語りアレンジで歌われた『恋』は、なんだか濡れていた。

源さんの笑顔だったり、真剣なまなざしだったり、まっすぐな

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眠らぬ夜のプレイリスト

眠らぬ夜のプレイリスト

いま大好きな曲ばかりを集めたプレイリストをつくった。

あれこれと疲弊してた年始に逃げ込むようにつくり始めて、編集をくり返してさっき完成した。

あえて眠りたくないような夜に聴きたいプレイリストだ。

眠らぬ夜のプレイリストまずはSpotifyでつくったプレイリストをシェアしておく。

全部で19曲、1時間15分弱だ。

シャッフルではなくこの順番通りに、リピートで何度も聴けるように作成した。

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心のセーブポイント

心のセーブポイント

なんだろうか。

落ち込んでいる。

今、ものすごく落ち込んでいる。

疲れてるとか、眠いとかではなく、今日はひたすら落ち込んでいる。

こんなイマイチな時に、すがるように手を伸ばせるものって限られている。

ここ数年は、こういう時によく『星野源のオールナイトニッポン』の再生ボタンを押す。

今日も例にもれず源さんのラジオ過去回を聴いていた。

落ち込みながらも、呼吸がととのう感じが、ちゃんと血が

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星野源『光の跡』と見た月

星野源『光の跡』と見た月

2023年12月27日。

仕事帰りに、星野源の新曲『光の跡』を聴きながら車を走らせていた。

東の空には、今年一番なんじゃないかというくらいの、大きい満月が見えた。

車内に響く切ない旋律、心に流れ込んでくるやわらかな詞、遠くから差し込む月光、寒さを忘れゆく体温、楽曲とともに浮かんでは流れてゆく大切な人たちのまなざし、そのどれもが胸をいっぱいに満たした。

そして潤んだ瞳は対向車のライトを一層ま

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音楽とふり返る2023年

音楽とふり返る2023年

やっと年末だ。

体感3年くらいあるってのにまだ2023年なのか〜なんて言っていた12月頭から、ついにここまで来た。

おつかれ、わたし。

激動の今年、音楽に救われた瞬間がいくつもあった。

ということで今回は、音楽を軸にわたしの2023年を振り返っていきたい。

時系列順に、マイブームだった音楽を紹介していこう。

恋が散りゆく春大比良瑞希 - TRUE ROMANCE

今年の頭ごろに聴いて

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自分でハンドルをにぎる

自分でハンドルをにぎる

今年も残すところあと1ヶ月。

たくさんのことがあったので、まだ2023年なのか、まだ1ヶ月あるのかと驚いている。

もういいよ、早く次いこーよ、くらいなもんである。

そんな今年、わたしの大きな出来事のひとつが、車の運転だ。

引っ越しに伴い、8年のペーパードライバー期(震)を経て、7月から車を運転している。

最初は呼吸も忘れるほど怖かったが、自分で自由自在に移動できるのも、あの箱の中で一人に

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そして、つづく

そして、つづく

暑さから逃れたくて車の中でアイスを食べていた。

そしたら星野源の『喜劇』が流れてきた。

「ふざけた生活はつづくさ」
と歌っている。

源さんは、よく「つづく」ことを歌う。
新曲の『生命体』でも「つづく」でその曲が終わる。

「止まない雨はない」
とよくいうけれど。

日々の暮らしは、続いてゆくこと・続けてゆくことばかりだなと思う。

止めたくても止まってくれないことばかりだ。

どんなに暑くて

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