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沖縄黒糖レシピ

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3時間後にしあわせが訪れる琉球料理「ラフテー」

3時間後にしあわせが訪れる琉球料理「ラフテー」

こんにちは。琉球ごはんの瑞樹です。

時間をかけて、じっくり料理をしたい時ってありませんか?
そんな時にぴったりな琉球料理があります。

それは、ラフテーです!・琉球王朝時代から食される沖縄の伝統的な料理
・皮付きの豚肉を泡盛や黒糖で調理し、豚の角煮とは少し異なる
・「ラフテー」と言う名前は中国語に由来し「羅火腿」と書く

豚の角煮と、ラフテーの違いは?一緒に見えて、実は別物なのです。その違いはこ

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年中食べたい沖縄スイーツ「黒糖ちんびん」

年中食べたい沖縄スイーツ「黒糖ちんびん」

こんにちは。琉球ごはんの瑞樹です。

先日、地元・沖縄のエステサロンfairy様からお声がけいただき、ダイエットセミナーを開催しました。オンラインだったので、神戸からの参戦です。

ひと仕事の後はほっと一息おやつの時間。
自分のために用意したのは「黒糖ちんびん」です。

「ちんびん」とは?沖縄の伝統的なお菓子です。

5月の端午の節句(沖縄でいう“ユッカヌヒー“)に、子供たちの健やかな成長を祈って

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「切って炒めてほったらかしラタトゥイユ」で沖縄のミネラルを。

「切って炒めてほったらかしラタトゥイユ」で沖縄のミネラルを。

こんにちは。琉球ごはんの瑞樹です。

お盆休みですね。

沖縄のお盆は旧暦なので、こっちと少しずれています。今年は11日が迎え火(方言でうんけーと言います)で、13日が送り火(うーくい)でした。私はというと、神戸でいつも通り仕事に行き、育児をしてと日々の営みで旧盆が終わってしまいました。インスタで「エイサー」など沖縄のお盆ならでは投稿を見て、ほっこりしていました。お線香もあげていないし、ご馳走(う

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心を射抜かれるおいしさ「沖縄黒糖のサーターアンダギー」

心を射抜かれるおいしさ「沖縄黒糖のサーターアンダギー」

私の生まれ育った家では、サーターアンダギーはいいことがあった時に作ることが多かったです。
いいこととは、誕生日や節目となる日、試験に合格した日など。
出来立てのサーターアンダギーを仏壇にお供えして、手を合わせてご先祖様に報告をします。

祖母と母は大きな天ぷら鍋を使って揚げ、大きな紙とキッチンペーパーを重ねた大きなざるにのせていきます。

みるみる積み上がっていくサーターアンダーギーの中から、小さ

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「ごちそう」な豚肉の煮物 沖縄黒糖バージョン

「ごちそう」な豚肉の煮物 沖縄黒糖バージョン

大人になってから知ったのは「ごちそう」って、家庭によって違うんだなぁということです。

結婚してから、ある日の夕食で家で「宅配ピザ」を食べたときがありました。
夫が「今日はごちそうだ〜」って言ったんです。
私はその時、あまりピンと来なかったんです。
私にとって、ピザはどんなメニューかというと、楽しい思い出はあるけど、「ごちそう」っていうカテゴリではないかなぁ、と。

その出来事で気づいたんですが「

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沖縄の幸せおすそわけフード 「ムーチー」

沖縄の幸せおすそわけフード 「ムーチー」

先日つぶやきでアップしましたが、沖縄には一月頃に健康・長寿を祈って、葉っぱに包まれたお餅をみんなで食べる習慣があります。

そのお餅を「ムーチー」といいます。
ムーチーを用意して食べること自体を表現したりします。ムーチーとは、名詞であり、動詞でもある。
(使用例 「今年はムーチーする?」 「そろそろムーチーだね~」)

特に、小さい子供がいる家庭では大切にされている習慣で、子供の健やかな成長を

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おうちで沖縄の味 とうがんと豚肉の蒸し煮

おうちで沖縄の味 とうがんと豚肉の蒸し煮

沖縄の母から届いた季節便の中に、丸々1個「とうがん」がありました。
今日はそちらを頂こうと思います。

黒糖の後ろに隠れているのがとうがんです

好きな琉球料理 ベスト5に入る料理があります。
それは「ンブシー」です。

「ンブシー」は “蒸し” を意味する琉球料理の一つの方法で、水分の多い素材を加熱して仕上げる調理法です。
とうがんやへちま、ゴーヤーはお肉や魚と一緒に「ンブシー」にすると、野菜の

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パンケーキ à la黒糖ヨーグルトソース

パンケーキ à la黒糖ヨーグルトソース

日曜日の朝は、普段と違う朝食が食べたくなります。
今日の気分はパンケーキ。なんだか自分を甘やかしたい気分です。

先日作った「黒糖チーズケーキトースト」のソースがおいしかったので、チーズを抜きにして、パンケーキに合わせてみることにしました。

ソースの材料は、プレーンヨーグルト、黒糖、レモン汁だけ。
甘いだけじゃなくて、しっかりとした酸味、黒糖由来の奥行きのある甘さがあるから癖になる。熱々のパンケ

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夏野菜ごろごろ 元気をチャージ

夏野菜ごろごろ 元気をチャージ

先日、沖縄から届いた父特製のゴーヤー。全部で4つありました。
2つは和えもの、1つはゴーヤーチャンプルーにしておいしく頂いたところ。さて、残りはどう食べようかな?と考えていた先週の木曜日のこと。

高校以来の友人たちが、神戸に遊びに来るという知らせが入りました。そしてたまたまゲストルームが空いていたので、我が家で持ち寄りランチパーティーをすることに。

「そうだ、ピクルスにしよう」夏野菜をごろごろ

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自分にごほうび「黒糖チーズケーキトースト」

自分にごほうび「黒糖チーズケーキトースト」

久しぶりの沖縄黒糖レシピの紹介です。

今回のレシピはごほうびトースト!

チーズケーキが食べたい時
スイーツが食べたい週末の朝
忙しいテレワークの日とか、自分にご褒美をあげたい午後に。

食べた後にトーストとは思えない満足感と、この後のご飯(おやつ)を控えめにすればいいっか!となる一品です。笑

材料
食パン…1枚
プレーンヨーグルト…大さじ2
沖縄黒糖(粉or刻み)…大さじ1
レモン汁…小さじ

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黒糖でつくる黒豆は、新年を健康に幸せにする。

黒糖でつくる黒豆は、新年を健康に幸せにする。

あけまして、おめでとうございます。
今年も「ぬちぐすい」をよろしくお願いします。

新年が明けて早々に、このnoteを読んでくださっていることを嬉しく思います。

おせちを用意できなかった方におすすめのレシピがあります。

それは黒豆煮です。

昔から黒い色には「厄を払う」、豆には「健康で過ごす、働けますように」という願いが込められていたそうです。縁起の良い一品。
今日で作っておくと、お正月の三ヶ

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台所の砂糖を黒糖に変えてみて起こった変化

台所の砂糖を黒糖に変えてみて起こった変化

本当に、おうち時間が増えましたね。

一昨日、久しぶりにディナーに行きました。それはそれは楽しいひとときでした。どれくらい久しぶりかよく数えてみると2ヶ月ぶりでした。外でのディナーは、すっかりイベントのようです。

年末年始は、またおうちにこもる予定です。
おうちごはんを楽しんで行きたいですね。

私の台所には、珍しい調味料はありません。
塩、砂糖、しょうゆ、味噌、みりん、酒、酢、バルサミコ酢、こ

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さっくり甘い。黒糖ちんすこうをおうちで作る。

さっくり甘い。黒糖ちんすこうをおうちで作る。

沖縄のお菓子として、なじみ深い「ちんすこう」。

琉球王朝の後期に、包丁人(宮廷の料理人)が中国に渡り、学んできた技術を生かして生まれたお菓子。その歴史は長いのだけど、今でもかわらず愛されるおいしさ。

ちんすこうを作った料理人は、どんな気持ちで作ったんだろう、と思いを巡らせてみる。
偉い方に食べてもらうのだから、それはそれはプレッシャーもあっただろうと思うのだけど、どこか遊び心があったんじゃない

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沖縄黒糖は、料理に使っていいのか。

沖縄黒糖は、料理に使っていいのか。

この調査結果に興味がわいた。

これによると、黒糖に興味がある人は多いのだけれど、

「どんな時に黒糖を食べると良いのかわからない」
「黒糖に合う料理を知りたい」

という声があったそう。

白い砂糖よりも黒糖の方が体には良さそうなのはわかるけど、どう使えば良いのかわからない。

そんな意見が多いのかも知れない。沖縄黒糖を料理で使っていいのか、砂糖(上白糖)との違いってなんだろう。

じゃがいもの

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