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年中食べたい沖縄スイーツ「黒糖ちんびん」

こんにちは。琉球ごはんの瑞樹です。

私は「日常になじむおいしい琉球料理」をテーマに、琉球料理を研究しています。
琉球料理には、現代を生きる私たちの心と体に必要な要素がぎゅっと詰まっています。体のお悩みがある人、心に少し元気が足りない人に、沖縄県外に住む私でも実践できる方法にアレンジした「琉球ごはん」でアイディアやレシピをお届けしたく、発信をしています。

先日、地元・沖縄のエステサロンfairy様からお声がけいただき、ダイエットセミナーを開催しました。オンラインだったので、神戸からの参戦です。

ひと仕事の後はほっと一息おやつの時間。
自分のために用意したのは「黒糖ちんびん」です。

「ちんびん」とは?

沖縄の伝統的なお菓子です。

5月の端午の節句(沖縄でいう“ユッカヌヒー“)に、子供たちの健やかな成長を祈って、神々や仏壇に供えるお菓子。今ではそれに限らず「日常のおやつ」として、沖縄県民に親しまれています。

「ちんびん」という名前の由来は、中国語の“煎餅“によると言われていて、北京語の「チエンビン」に基づくそうです。(Wikipediaより)

ちんびんのいいところ

琉球ごはん研究家の瑞樹が思う、ちんびんの良いところ3つを挙げます。

・もちもち生地がたまらない
・ミネラルの多い「沖縄黒糖」を使用
・材料4つで簡単

それぞれ説明します。

もちもち生地がたまらない

ちんびんのおいしさは、特にもちもちっとした食感にあります。
出来立ては、まるでタピオカ粉が入ってるの?と思うようなもちもち感。
これは小麦粉に含まれる「でんぷん」による仕事。

でんぷんに水を加え、加熱すると、でんぷんの粒同士の隙間に水が入り込み、膨張し、もちもちとした食感を作ります(でんぷんの糊化

ちんびんは材料が少なくシンプルなので、このでんぷんの糊化を邪魔するものがありません。小麦粉のおいしさを存分に楽しめるおやつだと思います。

時間が立つともちもち感は低下しますが、電子レンジで数十秒加熱すると、息を吹き返します。

ミネラルの多い沖縄黒糖を使用

ちんびんに欠かせないのが「黒糖」
黒糖にも色々な種類がありますが、私は沖縄黒糖をおすすめします。

マグネシウム、鉄分、カルシウムを含まれていて、子供や、ダイエット中のおやつにもぴったりだと思います。

おいしくてついつい食べ過ぎちゃうので、一度に多く作らないようにしていますw

材料4つで簡単

ちんびんの材料は、小麦粉・沖縄黒糖・ベーキングパウダー・油 だけ。
あと水(ぬるま湯)です。


ダマにならないようによく混ぜて、焼くだけ!なので、とっても簡単。
そして、あきのこないおいしさ。

だから「年中食べたいおやつ」なのです。

ちんびんのレシピ

材料
小麦粉(薄力粉)…150g
沖縄黒糖(粉)…70〜80g
ベーキングパウダー…小さじ1
水(ぬるま湯)…200cc
油…適量

※黒糖によって水分含有量が異なるので、生地が硬い時は水を増やしましょう。
 ホットケーキの生地とクレープの生地の中間くらいがちょうど良いと思います。
※黒糖が溶けづらいときは、水ではなくぬるま湯で。
作り方
①小麦粉とベーキングパウダーをふるっておく
②ボウルに沖縄黒糖と水(ぬるま湯)を合わせ、泡立て器で混ぜてよく溶かす
③①を加え、ダマがなくなるまでよくまぜる(あわ立てないようにする)
④フライパンに油を入れ、中火で熱する
⑤生地を流し入れ焼く。表面に全体的にポツポツと穴が空いたらひっくり返す。
⑥4〜5分やく。
⑦お皿などに出し、くるくるっと巻く。(熱いので火傷に注意してくださいね)

後半は実家で作った写真です♪

黒糖を水によく溶かします
溶けにくい時はぬるま湯を使いましょう
小麦粉とベーキングパウダーをあわせて
ダマが無くなるまでよく混ぜます


油を入れたフライパンに流し入れ
焼きまーす
生地を入れる前にフライパンの底に
濡れ布巾をつけるときれいに焼けやすい
一人で流れ作業
焼いて、少し冷まして、クルクル
右は成功 もちもち、ふっくら
左は失敗 焼きすぎて薄く固くなった
できあがり

沖縄黒糖のレシピをまとめたマガジンです


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