１２月１１日（日）、第１５４８回 「小事」

大事の前には、

あえて、

小事を優先してみる、

ということです。

大事に取り組む最中に、

小事に振り回される、

そんなことはよくあるわけで、

「今度こそは」と、

わかってはいても、

やはり、

大事を優先して、

小事に振り回されるのです。

大事というものは、

そう簡単ではないのだから、

どうしても、

手間と時間がかかる。

どうせ時間がかかるのならば、

それにしっかり取り組むため
に、

煩わしくとも、

時間のかからない小事を、

徹底的に潰しこむのだ、

ということです。

大事はやってあたりまえ、

大事があるにも関わらず、

小事をおろそかにしない。

ひとというものは、

そういう姿勢こそを、

信頼の源に据えていくのだ、

ということなのです。

感謝、合掌
慈永