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#ビジネス

リーダーのいちばん大切な仕事は「機嫌よくいること」だと思う

リーダーのいちばん大切な仕事は「機嫌よくいること」だと思う

ぼくはマネジメントが苦手です。

マネジメントというか、人を叱るのが苦手なのです。

ぼくは名古屋にある、社員100人ほどのデザインファームを経営しています。先代の後を継いで、4年前に社長になりました。

社長……なのですが、ぼくはいつもみんなから怒られています。「茂森さん、しっかりしてくださいよ」と。先代の社長からは「おまえはもっと部下をちゃんと怒らないとダメだ」といって怒られていました。

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ぼくが大企業でのキャリアを捨てて、小さな「社会貢献の会社」をつくった理由

ぼくの人生を変えてしまった仕事があります。

それは、東日本大震災の被災地での、復興支援の仕事です。

自分が被災地に関わることになるなんて、思ってもみませんでした。

2011年当時、ぼくはアパレルの「ライトオン」で働いていました。震災当日はちょうど、カタログ撮影のために沖縄にいたんです。だから震災の揺れも経験していません。東京に電話をかけたらつながらなくて、なにが起こっているのかよくわからなく

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「欲望」と「恐怖」が人を動かす

「欲望」と「恐怖」が人を動かす

「沈没船ジョーク」という有名なジョークをご存知でしょうか。

Wikipediaにも載っている下記のようなものです。内容を見ればピンとくる方も多いでしょう。

沈没しかけた船に乗り合わせる様々な国の人たちに、海に飛び込むよう船長が説得を行う。
・アメリカ人に「飛び込めばあなたはヒーローになれます。」
・イギリス人に「飛び込めばあなたはジェントルマンになれます。」
・ドイツ人に「飛び込むのはルールで

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「正確さが命」の印刷会社がたどり着いた、ミスを減らす4つの方法

「正確さが命」の印刷会社がたどり着いた、ミスを減らす4つの方法

印刷の仕事はミスが許されません。

ウェブの記事などの場合は、誤植を見つけたらすぐに修正できます。でも、紙の印刷はそうはいかない。発送したあとに誤植が見つかったりしたら、もう冷や汗ものです。

僕らは創業以来、ずっと「なんとかミスをゼロにしよう」としてきました。「なんでミスしたんだ」と、社員をひどく責めていたこともあります。

しかし、創業50年以上が経ったいま、それは正しいクオリティ管理の方法で

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ビジネスがうまくいく「客観」という魔法

ビジネスがうまくいく「客観」という魔法

独立してから3年が経ちました。

まだまだ規模は小さいですが、自分なりに「ビジネス」というものをしてきて気づいたことがあります。

それは「客観て、すごくない?」っていうことです。

ぼくが独立してから「こうしよう」と決めていたことがあります。

ひとつは、詳しくない分野は専門家に聞くということ。もうひとつはまわりの人に意見をもらって「たしかに」と思ったら取り入れることです。

専門家に聞く、とい

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「LTV(顧客生涯価値)」の概念がなくなる日

「LTV(顧客生涯価値)」の概念がなくなる日

どうも、エルモです。

本日は、「実はそう遠くない未来に、LTVという概念がなくなるんじゃないか?」という話をします。

LTVとはLife Time Valueの略語で、顧客が生涯でブランドに支払う金額の総額を意味します。

たとえば、1本3,000円の基礎化粧品を12カ月連続で購入していただき、その後お客様がほかのブランドに移れば、LTVは36,000円(3,000円×12ヶ月)。

商売の世

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全文公開 『2020年6月30日にまたここで会おう』 第五檄「人生は『3勝97敗』のゲームだ」

全文公開 『2020年6月30日にまたここで会おう』 第五檄「人生は『3勝97敗』のゲームだ」

 はい。では次のスライドいきましょう。
 リーダー論を少し。
「なぜ日本にはリーダーが育たないのか?」
 こういった議論を昔からよく見かけますが、これは問い方が間違っているんだと思いますね。
 この問いが前提としているリーダーって、要は「カリスマ」のことなんですよ。誰か自分の代わりに世の中を良くしてくれる救世主、ジョブズみたいな巨大なリーダーを求めているわけです。
 そうじゃなくて、今は、「どうす

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山の上のパン屋に人が集まるわけ

山の上のパン屋に人が集まるわけ

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⏩わざわざで購入すると特典付きです。

初めまして。株式会社わざわざの代表の平田はる香と申します。これからnoteに経営のことを中心に書き綴っていきたいと思います。最近の趣味は、会社の現状分析です。夜に好きなお酒を飲みながらデータを見ながら会社のことを考えるのが大好きです。

このnoteにはパンと日用品の店「わざわざ」の経営から考えたことを書いていきたいと思ってい

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私たちが、自分の才能に気づけない理由

私たちが、自分の才能に気づけない理由

しょっちゅうプロ野球の話をしているので「野球に詳しい子」という扱いをされることが多い私ですが、自分ではあまり詳しいと思ったことがありません。

もっと野球のこと書いた方がいいよ!とか、そのうち野球の仕事くるんじゃない!?と言われるものの、私より詳しい人をたくさん知っているので、謙遜ではなく本気で「いやいや、私なんて…」と思ってしまうのです。

最近そんなやりとりを何度か繰り返していたことで、ふとこ

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オンラインイベントの満足度を高めるためにできること

オンラインイベントの満足度を高めるためにできること

外出自粛の関係でリアルイベントが実施できなくなった今、ZoomやYoutubeを使ってイベントを開催したり、インスタライブ、Twitterライブを活用する事例が増えてきました。

私自身も何回かイベントを主催したり、ゲストとして出演してみた結果、オンラインイベントは単にこれまでリアルでやってきたことをオンランで流せばいいわけではなく、別途設計が必要なものであると認識しています。

リアルイベント以

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息長く飯を食っている人がやっている3つのこと

息長く飯を食っている人がやっている3つのこと

一時期ものすごく元気に気を吐いていたのに、そのうち見なくなってしまう人と、仮に目立たなくても長い期間、飯を食い続けている人の違いとは何でしょうか。

業界や職種にもよると思いますが、少なくとも、フリーランスやコンサルっぽい仕事をしている人であれば、「書く」「話す」「実務をしている(実務ができる)」の3つのバランスが良い人だと思います。

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僕は26歳~27歳の2年間、マーケティング会社に勤め

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20代よ、年間100万円分の本を読め

20代よ、年間100万円分の本を読め

むかし僕が20代のころ、Big Tomorrowで落合信彦(落合陽一さんの父)がこう言いました。

「お前らは、去勢された豚野郎だ」

「最もリターンが大きい投資先は自分自身である」

「20代の頃は貯金なんかするな。全額自分に再投資しろ」

素直な僕は、その日から貯金を全額切り崩し、本を読んだり、資格の勉強をしたり、見聞を広げるために人に会うようになりました。

そして、明らかに世界が変わったの

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