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モノと暮らし

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記事一覧

音を丸めてあげる

音を丸めてあげる

心地よさを考えるとき、音はとても大切な要素になる。

うるさい場所ではなかなか安らかな気持ちにはなれないし、人の声が多すぎると気になってリラックスに入れない。

そんなときに、私は音を丸めるようにしている。

たとえば、意外とうるさい電車。放送の声、人の咳払い、発車のベル。音を丸めるために、ノイズキャンセリングイヤホンをして、優しい音楽をかける。すると、途端に、電車の中が、穏やかな場所になる。

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五感で楽しむ家を作るために

五感で楽しむ家を作るために

家を幸せな拠点に変える。そのためには、家の特徴に触れなければいけない。

それは家が五感で触れる場所だからである。家のデザインは目で楽しむし、生活面では触れる座るなどの触感が占める割合も大きい。それに家にはその家独特の
においがある。

家を互換で楽しむために大切なのが、インテリアへの投資である。

幸福度ランキングがいつも上位10位に入っている北欧の国の人たちは、とても家具を大切にしている。別に

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心を癒す場所を

家にいれば、いつもほっこりできるとは限らない。

仕事や家事で忙しかったりすると、家は途端に作業の場になってしまう。

そんなときだからこそ、心を癒す場所を大切にしたい。

家の中に自分だけの休める場所は持っている?

あまり人に邪魔されない静かな場所。自分を優しく癒してくれる場所。そういう
場所を家の中に持っておくと、自分の家はとても素敵な時間になる。

心を癒す場所は1畳あれば作れる。自分の大

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家に自然を取り入れると、空間が豊かになる

家に自然を取り入れると、空間が豊かになる

自分を癒す場所はいろいろある。喫茶店、ショッピングモール、浜辺。でも一番自分と長く付き合うのは自分の家。

自分の家を快適にできたら、生活の心地よさはもっと広がる。そのために私が取り入れているのが、自然。

森の中で散歩するととても気持ちがいい。それと同じで、家の中に小さな森が作れたら、なんて心地いいんだろうか。

家の中に森を作るためには、植物と木製品がとても大切になる。まず家の随所に植物を飾る

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冬をもっと幸せにするお菓子

冬をもっと幸せにするお菓子

夜は長くて、空気も冷え切っていて、心はどこかドンヨリとしがちで。

そんな季節を幸せにするお菓子がある。

それがシュトーレン。ドイツ発祥のお菓子。シュトーレンはパウンドケーキのように大きな菓子パンで、酵母の入った生地にレーズンやオレンジピール、様々なナッツが練りこまれている。くるみパンをもっとナッツいっぱいにしてもっと甘くしたような味わいと言えば、想像できるかもしれない。

シュトーレンは14世

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夜を幸福にする敷き毛布

冬は一層布団が気持ちいい季節。

ぬくぬくの布団をかぶると、包み込むような重さが気持ちいい。全身にほどよくのしかかって、眠りをより高品質なものにしてくれる。

この季節、ぜひ楽しんでほしいのが、敷き毛布。

毛布というと、普通は掛け布団の上にかけるのですが、私のお勧めは、敷き布団
の上に毛布を敷くこと。

毛布は、温かさもさることながら、ふかふかな質感が最高に気持ちいい。毛布の質感を一層楽しむのが

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平日朝をゆったり静かに過ごすために、5分からできること

平日朝をゆったり静かに過ごすために、5分からできること

平日の朝は、意識しないとすぐに空気がざわつく

慌てて荷物を準備したり、家族に早くするように罵声を浴びせたり、飛び出すように出発したり。本当はもっとゆったり過ごしたいのに、つい時間に追われてしまう。

そんな自分を変えるために、朝からできることが2つある

1つは、静かに瞑想をすること。寝起きのベッドの上で、あるいは、ストーブの前に座って、ゆっくり深呼吸をする。鼻から4秒かけて吸って、口から10秒

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コロナを楽しむ。マスクに一滴垂らしてみる。

コロナを楽しむ。マスクに一滴垂らしてみる。

コロナ。マスクが手放せない時代。

でも正直、マスクは息苦しい。感染するのも感染させるのも怖いからつけているけど、感染しないならつけたくはない。

そんな世の中だからこそ楽しめることがある。

どうせマスクをするなら、幸せにマスクをしよう。我慢しながらマスクをするんじゃなく、自分からマスクをしたくなるような、小さな仕掛け。

マスクに一滴垂らしてみる。アロマオイル。

ふわーと柔らかい香りが広がる

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音が心地よい冬の小さな魔法

音が心地よい冬の小さな魔法

冬が寒くなってきた。朝がピリッとしてきた。そんなこの季節に染みるのが、冬の温かさ。

ホットドリンク。毛布。コート。マフラー。手袋。想像するだけで、心がぬくぬくと温かくなる。中でも、私が大切にしているのが、ストーブ。

ストーブの温かさは体に染み込む。仄かな光は心を安心させてくれるし、ゆったり広がる火の温もりは体を優しく包んでくれる。なにより、パチパチと鳴る炎の音が、なによりも心地よい。まるで子守

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冬を心地よくするために

これからの季節、少しずつ寒くなっていく。
冬はいつもどこか心細くなる。

そんなときに私は温かく自分を包むようにしている。

ガウン、毛布。あるいは温かい紅茶。寒い冬は暖かい恰好が、心地よさを上げてくれる。すごく当たり前のことだけど、あなたはどれぐらい自分の体の温かさを大切に出来ているだろうか。

論文研究によると、気温や室温が19度以下の状態で十分に温かくしていないと、人間はいつもの倍近く「寂し

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家を鮮やかにする小さな仕掛け

家がキレイと気持ちいい。それは大事なことだ。
でも、掃除より大切なことがあるかもしれない。

それが、緑を飾るということ。

ホコリさえなければキレイというなら、みんな築50年のあばら屋に住んでいるだろう。でも実際はそんなことはない。みんな新しいキレイな家に住みたい。

家がキレイかどうか、それを決めるのは家のデザインとパーツである

家の部屋割りなどの"デザイン"と、家具や装飾品の"パーツ"がな

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安らぎたいから、紙の質感を楽しむ

忙しい日ほど、電子機器を触っている。
スマホ。PC。タブレット。レジ。

だから、私は休みたいときは、紙製品を選ぶようにしている。

本。雑誌。ノート。便箋。紙の質感を味わうと、とても心が安らげる。指から紙に疲労が抜けていくような、不思議な感覚。

紙製品と一緒に飲むホットドリンクは格別においしい。

本を読みながら。雑誌をめくりながら。ノートを書きながら。便箋をしたためながら。

紙製品は時間を

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心を安らかにする、タイマーの魔法

何かに追われている。30分後の会議が気になって目の前の作業に集中できない。

それでも集中したいとき、私はタイマーを使うようにしている。

集中には、何かから離れることがとても大切。でも会議の時間が気になるのは仕方がない。だから、会議が始まる少し前にタイマーを設定することで、会議への心配をそっと手放す。

家でも良く使う。料理を煮込んでいるとき。お風呂にお湯を入れているとき。紅茶が仕上がるのを待っ

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モノを増やさないための、My love list

モノってなぜかどんどん増えていく。
衝動買いした小物。旅先のお土産。人からもらった誕生日プレゼント。
みんな素敵だけど、本当はもう少し家をすっきり保ちたい。

そんなモノが増えてしまったときに、私がものを減らすためにやっているのが、My love list。

モノって、見ると「いいなぁ」って思うんだけど、見ない間は、意外と覚えてなかったりするんだよね。「あ、こんなのそういえば持ってたね」みたいな

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