#自己啓発
成功者のバイブル…論語を愛し、活用した偉人達
新一万円札の顔となった「近代日本経済の父」渋沢栄一も論語を愛した一人です。
彼が著した『論語と算盤』は非常に有名です。
彼は論語でいう「君子」を「紳士」ととらえ直し、
自らの生き方と当時の日本を成長させるうえでのバイブルとしていました。
論語から生き方、人と社会の導き方を学び、
己を支える拠り所とし、
明治維新後の日本経済と、
500もの企業の発展に尽力しました。
現京セラ㈱の設立者・稲盛和
現代的論語3 人からの評価のためにではなく自分のために努力する
学んだり、働いたり、得意なことを頑張ったり…
誰しもエネルギーを注げる何かを持っているはずです。
趣味でも、特技でも、SNSで発信することでも。
それらを頑張る目的は、自分を高めたい、成長したい、得意分野を極めたいなど、自己を磨こうという思いが根っこにあるはず。
あくまで自分磨き。
自分の成長のため。
人に自慢するために、人から褒められるために頑張るものではないはず。
確かに人間には承認欲
温厲威恭...「おだやかでいて厳しく、おごそかであっても猛々しいところはなく...」
子、温(おん)にして厲(はげ)し。威にして猛(たけ)からず。恭にして安し。
(述而第七、仮名論語九七頁)
先師は、おだやかでいて厳しく、おごそかであっても猛々しいところはなく、うやうやしくて、しかも安らかな方であった。
待ち遠しい春の到来である。
何となく嬉しくなる。目をつむる。
雪が解け水温(ぬる)み、流氷は去る。
大地の黒、草木の緑とオホーツクの青が蘇る。
幼い頃のそんな春が一番嬉しかった
有敎無類…「人は教育によって成長するもので、貴賤老若男女の別はない」
子(し)曰(のたま)わく、敎(おしえ)有(あ)りて類(るい)無(な)し。
(衛霊公第十五、仮名論語二四三頁)
先師が言われた。
「人は教育によって成長するもので、貴賤老若男女の別はない」
四月から新学期が始まる。
思いおこせば、小学校への入学は一番嬉しさと期待感があったように思う。
孔子が隣りの衛の国に行かれたとき、弟子の冉(ぜん)有(ゆう)が御者としてお供をした。
先師が車上から衛の様子
頑張ることが今日明日の生き方を変えていく
これは論語に出てくる私の好きな章句の一つです。
私はこの言葉を通して、力の限り努力する・頑張る意識を持ち続けることの大切さを改めて感じます。
現代人、特に若者・働き世代はこの心意気が足らないのを
私は残念に思います。
私は”頑張る”という言葉が好きです。
頑張ることは生きることだからです。
頑張っているから生きていることを実感できるのです。
頑張れば頑張っただけ、成果や自分の実力、将来がそ