とらまる

心理学の専門家です。うつ病などの精神疾患や、子どもの心と発達、発達障害に関することが主…

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心理学の専門家です。うつ病などの精神疾患や、子どもの心と発達、発達障害に関することが主な専門です。専門分野だけでなく、自他理解、人としての在り方、社会の在り方などについて、専門的観点と現場経験、人間学を通じて発信していきたく思っています。

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真に働くとは”志を持つ”ということ

皆さんは働くことをどう捉えていらっしゃるでしょうか。 ・給料をもらって生活していくために働く ・自分の興味のある分野を仕事にして頑張りたい ・やりがいを持てる ・最低限の生活ができる範囲の給料で良い ・できれば心身ともに負担のない仕事が良い・・・など 皆さん、働くことに対して様々に思うことがあると思います。 仕事に高い意欲を持ち、一生懸命に頑張れる人もいれば、 無理のない範囲で仕事をして、休みが充実している方が良いなど、 人それぞれ仕事へのモチベーションや考えがあると思い

    • 課題を抱える子どもの現実...大人は何を伝えられるのか

      日頃から仕事はハードワークでしたが、 ここ数週間は特にハードに過ごしていました。 福祉や教育の現場はなかなか複雑なケースが多いものですが、私が関わっている現場ではよりコアで厳しい課題を抱えるケースが多数あります。 以前の記事『我が子を捨てないために考えてほしいこと』でも触れたように、虐待の問題を抱える親子のケースもあれば、 子どもが学校でトラブルを起こし、それによって学校側と家庭側もトラブルとなるなど… 問題行動が目立つ子ども達の様子を知るために、 実際に学校現場へ行き

      • 論語のススメ...論語入門編まとめ②

        ⑦素読をする…味わうように読む 素読とは、意味や内容の理解はひとまず置いておいて、文章を声に出して読むことです。 何度も繰り返し読むことで 文章の真意を脳や身体に直接インプットします。 そして潜在意識の中に記憶させていき 理解を深めていく方法です。 江戸時代では、藩校や寺子屋で 人づくりや道徳教育の 適切な方法の一つとして、 明治の中頃まで盛んに行われていました。 声に出して読む 目で文字を見る 耳で音として聞く 身体と心で感じる という、感覚器官を通じて心身に染み入る

        • 発達障害やグレーゾーンの子どもの塾問題

          発達障害やグレーゾーンと言われているお子さん達に勉強をさせたいけど、塾に行くのはハードルが高い… 塾で落ち着きがない行動をとって、「この子は手に負えません」と言われたらどうしよう… こういった悩みを持つ保護者の方は結構多いです。 上記のような悩みを持つ親子が通いやすいようにと 私は、発達障害やグレーゾーンと言われるような子たちを中心とした塾を昨年開きました。 障害がある無しに関わらず、学習の基礎固めはすごく大事なことです。 特性のある子だと進学塾などは よりハードルが高い

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          現代的論語6×緩んだ心に喝を入れる言葉...言葉を飾るだけの人にはなるな

          巧言令色、鮮(すく)なし仁 「ことさらに言葉を飾り、顔色をよくする者は、仁の心が乏しいものだよ」 ・表面的な言葉だけ良いことを言って、行動が伴っていない。 ・いつも調子の良いことばかり言っている。 ・相手の顔色を窺い、相手に好かれたいがための言葉ばかり言う。 ・高い評価を得たいがために大きいことを言ったり、格好つけたりする。 ・言動に一貫性が無い。 ・人をおだてる言葉ばかり言って、立場が自分のより上の人に取り入ろうとする。 ・実際の行動はどうあれ、言葉だけは正論を言って相手

          現代的論語6×緩んだ心に喝を入れる言葉...言葉を飾るだけの人にはなるな

          論語のススメ...論語入門編まとめ①

          ①人と社会のみちしるべ……論語とは 論語は、今から約2500年前に中国でできました。 論語をあまり知らない人からすると、 孔子が書いた本というイメージの人もいるかもしれません。 実は、論語は弟子達がまとめた語録なのです。 孔子(紀元前551~479年、春秋時代末期の思想家・教育者・政治家)が亡くなった後、孔子と優れた弟子達が言ったこと、行ったことを書き記しました。 孔子、直弟子、孫弟子達は、 それぞれが生き方、政治や国の在り方などを 様々に問答していました。 その中で、

          論語のススメ...論語入門編まとめ①

          悩めるあなたに届けたい言葉7

          「子どもが反抗期で、関わり方に困っています」 「反抗期なのか、言葉も行動も乱暴になってきて困っています」 「反抗期で、些細なことでも怒るし、言うことはきかないし、どうしたら良いんですか」 反抗期、思春期を迎えたお子さんのことでよくあるご相談です。 この時期は、都合の良い時は子ども扱いされたいのですが、普段は大人として扱ってほしいという時期で、とても複雑です。 子どもは大人っぽくしたいから、 言葉は達者になって偉そうなことも言いますし、 見栄えを気にしておしゃれや服装など

          悩めるあなたに届けたい言葉7

          心が健康であるためには、まず良質な体づくりが重要

          ■心のしんどさが「治る」ということ 心が落ち込んだ時、つらい時、 うつになった時、不安に圧倒されて苦しい時… そんな時、心の負担を軽減するために、 少しでも前を向くために、 心療内科や精神科、お薬、カウンセリングなど、 心のケアと回復を求めて治療や相談に来られる方はとても多いです。 心のケアをしていくことはとても大事なのですが、 人によってはとても長い期間、つらい状態が続いたり、 気分や調子の浮き沈みがあったりと、 心のケアというのは、長いお付き合いになることが多いです

          心が健康であるためには、まず良質な体づくりが重要

          自己肯定感が低い人を支えるためのエッセンス

          子どもや、職場で一緒に働いている人、 部下、先輩後輩、知人など、 周りに自己肯定感が低い人って結構いませんか? 自分自身がそうです、という人もおられるでしょう。 自己肯定感が低い人は、何かある度に 「どうせ私なんて」 と、自分を否定する発言をしたり、 人の顔色を窺うことがよくあります。 「どうしたらもっと自信を持てるようになりますか」 というご相談はわりと多いです。 自分だけでなく、我が子や、 自分が関わっている人で、 自己肯定感や自信が乏しくて フォローに困っていると

          自己肯定感が低い人を支えるためのエッセンス

          https://note.com/rongo_tomoni1385/n/n60b66c012e39 https://note.com/rongo_tomoni1385/n/n33fb1c085214 論語入門編を公開しています(『ともに共に』論語普及会にて)。 初心者向けに簡単で短い内容になっています。

          https://note.com/rongo_tomoni1385/n/n60b66c012e39 https://note.com/rongo_tomoni1385/n/n33fb1c085214 論語入門編を公開しています(『ともに共に』論語普及会にて)。 初心者向けに簡単で短い内容になっています。

          論語のススメ

          『現代的論語』をいつも読んでいただきありがとうございます。 論語は現代にも通じる話や教えが多くあるものの、 現代社会や私達の今の生き方に、 どう照らし合わせて理解していけば良いのか… 現代のこととして考えるとしたら、 一体どのようなことを論語から学び得たら良いのか… 論語を聞く・読む側も、 伝える側も、その点が難しいなと思うのです。 論語をよく知る人からすると、 学びも専門性も高くなっている方が多いので、 ついつい、かしこまった言い方になってしまう… ついつい、知ってい

          論語のススメ

          悩めるあなたに届けたい言葉6

          「ひどい裏切り方をされて相手と別れてしまった」というご相談、結構多いです。 裏切られたせいで、また誰かを信頼し、愛することが怖い… トラウマのようになってしまった… せっかく信頼して、好きになって、 お付き合いをしたのに… 結婚もしたのに… 痛ましい体験と別れを経て、 悲しんでいる方のご相談もよくお引き受けします。 恋愛でつらい思いをされている方へ。 恋愛や結婚でつらいことがあって別れた時、 もう二度と同じような経験をしたくない!!と思うこともありますね。 それは当然

          悩めるあなたに届けたい言葉6

          悩めるあなたに届けたい言葉5

          「子どもを尊重しようと、子どもを優先していると、  自分の時間がなく、しんどいです。  子どもの食べたいもの、子どもの行きたい場所、  子どものしたい遊び、子どもの観たいテレビ…  子どもを中心に生活を、と思っていてもしんどい時があります」 こういった子育ての悩み、誰しもあるのではないでしょうか。 子ども第一、子どものためとは思っていても、 親だって時には自分の時間も休憩も欲しいです。 そんなお疲れの保護者の方へ。 自分を犠牲にし過ぎないようにしましょう。 完璧な親、何

          悩めるあなたに届けたい言葉5

          子どもの発達支援とこれから

          近年、子どもの発達障がいの早期発見・早期対応が求められ、障碍理解や支援が充実してきました。 障がいのある子どもの発達を支援する働きかけの総称として、療育という言葉も広く知れ渡り、日常的に使われています。 療育支援の場として、児童福祉法に基づく児童発達支援センターや児童発達支援事業所、放課後等デイサービスがあり、年々増加しています。 しかし、それらの施設が瞬く間に利用者で埋まり、 新規の受け入れが難しい状況も目立つようにもなりました。 申込が殺到し、待ち状態となる利用希

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          我が子を捨てないために考えてほしいこと

          子育て、子どもとの関わり方、子どもに関する悩み… そういったことの相談や支援の仕事をしていると、 なかなか強烈な言葉を聞くことがあります。 「我が子が可愛くない」 「自分の子だけど、好きだと思えない」 「スキンシップを求められるのも正直いや」 「こんな子いらない」 「死ねって思ってしまう」 「あの子がいるせいで私は今つらい目に遭わされている」 職業柄、高頻度でこういった言葉を話の中で聴きます。 言っている親本人も、いろんなしんどさを 抱えるがゆえの言葉とは分かっていますが

          我が子を捨てないために考えてほしいこと

          現代的論語5 物事の本質を見極める力を磨け

          物事の根本を見つめ直すと、物事の道理や道徳などが明らかになります。 何か問題が起きた時、その問題の本質をまず見極めなさい、ということです。 『緩んだ心に喝を入れる言葉4』で 学習に集中できないことの根本にある問題を採り上げました。 学習する以前に、姿勢が整っていない、 体や目線・感覚の力が養われていないなど… そういった根本的問題が見えていないのに 何とかして物事に取り組もうとする。 子どもの学習できない・集中できないことの 本質が分かっていないままに行動するから失敗

          現代的論語5 物事の本質を見極める力を磨け