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意味の図画と言葉の工作、このふたつで僕は文章をつくる

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図画とはクリエイティブであり、工作とはエンジニアリングである。実用に資する公的に正しい文章は、伝達と行動を企図した徹底的な他者志向から生まれる。 文化人や知識人は世の言葉の乱れ… もっと読む
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2020年10月の記事一覧

ソフトウェアと人との距離を近づける、ことばづかいや画面デザイン事例まとめ

ソフトウェアと人との距離を近づける、ことばづかいや画面デザイン事例まとめ

「UXライティング」について勉強したり、その意識で記事を書いたりするうちに、他のサービスの中でも「使う人のことが考えられている」「このオンボーディングは参考になりそう」というものをたくさん見つけるようになりました。

それらをスクショしてまとめていた資料(Notionページ)を、社内にシェアしたところ、思ったより反応がよかったので、この機会にまとめてみることにしました。

・・・

1. Twit

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ライターに勧めたい文章術「以外」の本 7冊

ライターに勧めたい文章術「以外」の本 7冊

はじめに文章術に関する本は、たくさんある。それらを読んで実践すれば、文章はうまくなるかもしれない。

だが、たとえばnoteに記事を公開して、Twitterで「書きました」と発信しても、フォロワーが5人しかいなかったら、ほとんど読まれない。公開して20PVで終わったらもったいない。せっかく書いたのなら、「書いて終わり」ではなく、「ひとりでも多くの人に読んでもらえる工夫」についても考えてみてほしい。

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デジタルネイティブな物書きのマストアイテムとは

デジタルネイティブな物書きのマストアイテムとは

こんばんは、Kyonです。

前回書いてからちょっと時間が空いてしまいましたが、書きたいことはいっぱいあって、書きたいことが浮かぶスピードが書くスピードよりも多くて、ネタ帳(紙ではないけども)がネタだらけになっています。

ちょっとでも公開できる文章を増やすべく、お題に参加してみます。

さて、デジタルネイティブってご存知でしょうか。

生まれた時からITに親しんでいる世代のことを言うようですが、

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みじんこのアルライター勉強会「強いチーム、影響力、正しい発信について」

みじんこのアルライター勉強会「強いチーム、影響力、正しい発信について」

マンガサイトの「アル」というところでライターをやっています、みじんこです。

みじんこはライターの初期メンバーでもう1年くらいやっているのですが、編集者がついているところで書けるというのは、とてもありがたいことだなと日々感じています。

書くことは好きでずっと書いてきたけど、チェックする人の存在、切磋琢磨する人の存在があるだけでこんなにも「書くこと」のクオリティーは変わるんだなぁって感じています。

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(J15) 「言語能力が高い人」がやっている4つの習慣。“10歳児にもわかるように” 説明できますか?-1  by StudyHacker より抜粋加筆しました。

(J15) 「言語能力が高い人」がやっている4つの習慣。“10歳児にもわかるように” 説明できますか?-1 by StudyHacker より抜粋加筆しました。

⑴ 「話したいことや伝えたいことがまとまらない」と悩むことはありませんか?

思考をうまく言葉にするために、
日常で心がけるべきことをお伝えします。

⑵ 手書きのメモが要約力を鍛える

自分の考えを整理する訓練として有効なのは以下です。
「書き出すこと」

しかし、現代社会ではスマホの普及によって、
どんなに重要な物事も撮影してしまえば簡単に画像データとして残すことが可能となりました。

それは

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「普通に読める文章」を書くこと

「普通に読める文章」を書くこと

今の時代はとにかく情報の鮮度ばかりが優先されていて、無数の「書き手」があふれる世の中になりました。
ただそれと同時に、ニュースサイト等で「読みにくい文章」が世にあふれるようになったとも感じています。

ライターは「日本語を書ければ名乗れる職業」であるのは事実です。
ですが、そこに「プロ」と「そうでない方」の線引きは確実に存在します。

今回は、「普通に読める文章」に詰まったプロの技術を「一段落」・

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文章を書いてなにをしたいのか あなたのモヤモヤにヒントをくれる人がいます

文章を書いてなにをしたいのか あなたのモヤモヤにヒントをくれる人がいます

何度目かな、画面越しにこの方とお会いするのは。

そんなことを思い、耳にイヤホンをつける。よく晴れた日曜の午前中。画面の向こうには、人懐っこい笑顔を浮かべる池松潤さん。

7月に、池松さん主催のワークショップに参加した。

あれから3か月。悩みがあれば個別に相談にのりますよと言ってくれたので、フォローアップをお願いした。



わたしの文章を読んでくださる方が、文章からなにを感じとってくれている

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【毎日noteが苦しい方へ】連続投稿150日|noteを1年間続けた私があなたに伝えたいこと

【毎日noteが苦しい方へ】連続投稿150日|noteを1年間続けた私があなたに伝えたいこと

綺麗道です。

しばらくnoteの話題を書いていなかったのですが、150日間連続投稿の節目を迎えたということで思うところを書いてみたいと思います。

この綺麗道noteは只今

noteをはじめて1年
連続投稿152日目
総数約360記事
フォロワー数459人
(10/23現在)

になります。

ここまで続けてきて、楽しいだけじゃなくて苦しんだこともありました。

今日は、正直に今のnoteに対

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最近のなろう小説

最近のなろう小説

大体これの異世界版という話↓

顧客「長年一人で社内システム開発していた社員が辞める事に。社内システムメンテ出来なくなるのでスクラッチで刷新したい。ついては見積もりを。予算感は五千万くらい」

業者「見積もり出ました。15億円になります」

顧客「」(詳しくは下のリンクから↓)

週間ランキングを見てなろうで小説の中身を開くと大体上の内容が異世界版で出てくる。下のタイトルを見てわかる通り大体はざま

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知らないうちに口にしている?「意外に失礼な言葉」ベスト10

知らないうちに口にしている?「意外に失礼な言葉」ベスト10

仕事も恋愛も、大切なのは人間関係。相手から「また会いたい」と思われてこそ、目標を達成し、夢をかなえることができます。では、どうすれば「また会いたい」と思われる人になれるのか? それを教えてくれるのが、吉原珠央さんの『「また会いたい」と思われる人の38のルール』。著者のデビュー作でもある本書から、今すぐ試せるメソッドをいくつかご紹介します。

*   *   *

何げなく私たちが使っている言葉の中

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書く仕事は、おそろしい。人の話を“切り取る”ことに怯えるライターが、それでも書き続ける理由【書くと共に生きる人|西山武志さん】

書く仕事は、おそろしい。人の話を“切り取る”ことに怯えるライターが、それでも書き続ける理由【書くと共に生きる人|西山武志さん】

小学生の頃から、私は書くことが大好きだった。

ライターを仕事にして4年。自分が書いたことで、広がった物語がある。それを読んで、救われた人がいる。そんな経験を繰り返すうちに、私は「書く」ことの価値や可能性にすっかり魅了された。

思うように書けない苦しさはあっても、書くことは絶対的な「良さ」があり、喜びに溢れる営みだと信じて疑わなかったのだ。だから、この日の取材は衝撃的だった。

「書くことは、お

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その文章、誰のために書くのか

その文章、誰のために書くのか

ー今現在、何かを書こうと思っていて筆が止まっている方へ向けて書いていますー。

どうも、だぴてぃ先生です。

noteを毎日更新して今日で130日目となるわけですが、
これ、誰のために書いているんでしょうね。

無論、自分が楽しいからっていうのは土台にありますけど、それだけじゃないんです。

今日は短いですが、そんなことを書いておきたいと思います。

2年前の自分に書くこれ、ブログやっている人なら

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「マイクロノベル」という提案です。

「マイクロノベル」という提案です。

 ツイッター上でずっと【ほぼ百字小説】というものを書き続けています。

 その名の通り「ほぼ百字の小説」ですが、ほぼ、としたのは、句読点とか禁則で数え方によって字数が違ってくるので、そうしただけで、頭に一文字分空白を開けたぴったり百枡に収まるように書いてます。

 まあそれは自分なりにそういう縛りをかけたほうがやっていておもしろいし、落語における「座布団の上にいる」くらいのゆるい縛りみたいなもので

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