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「栄養学」から「栄養術」へ・・・栄養士として様々な角度から健康づくりに携わってみたら、「食」と「運動」はまったく同等に重要だった、というお話
ちょっと長いですが、「私の仕事歴」という前置き約30年前、「管理栄養士」という冠で、当時破竹の勢いで業績が伸びていたエステティック業界でお仕事スタート。
いまでこそ、栄養士もさまざまなジャンルでお仕事をしていますが、当時は99%、病院や学校、施設でのいわゆる栄養士としての就職でした。
つまり、私はかなりのアウトロー。
当時、栄養・健康を学ぶ学校では「ダイエットなんてしてはいけません」と言われ
【ダイエッター必見】幻の名著?!「そのひとクチがブタのもと」で、参考にできること
論文撤回、コーネル大学辞職の著名栄養学者ブライアン・ワンシンク氏この書籍は、翻訳本が2007年に発売されている。
(原題は「Mindless Eating」)
当時私は、美容業界でサプリメントや、美容健康関連の各種サービスの企画開発、情報発信提供を行う仕事をしていたので、ダイエット関連の本や情報は手当たり次第に目を通していた。
「食品消費の行動心理学」の研究をする、アメリカで著名な著者のこの
【必見】味覚は腸内細菌に支配されていた!その事実とヒント
私たちは日々、腸内細菌を育てている日進月歩で、その重要な役割が解明され続けている「腸内細菌叢(腸内フローラ)」。
・『腸』は最大の免疫機関である
・『腸』は門脈で『肝臓』に直結、腸・肝臓どちらのコンディションが悪くてもお互いに影響を与える
・メカニズムは不明だが腎臓病の病態と腸内環境は関わっている(腸腎連関)
・腸内細菌は、生命活動に不可欠な「栄養素」の消化吸収に作用している
・腸内環境が悪い
【40・50代必見】超重要II、人体で最も老化が早く始まるのは「椎間板」。重要案件2件はともに『姿勢』習得で対策する
背骨を構成する、一つ一つの骨「脊椎(せきつい)」。
7個の「頸椎」、12個の「胸椎」、5個の「腰椎」、仙骨(5個の仙椎)、3~5個の「尾椎」から成り立っている。
これらの小さな骨と骨の間にあるのが「椎間板(ついかんばん)」。
水分を含んでクッションの役目を果たし、しなやかに背骨に動きを与え、姿勢を保つ要となっている。
だが、しかし。
この椎間板にはほとんど血行がない。
よって栄養が行き届
【40・50代必見】超重要。『たるみ』を自覚したら臓器下垂のリスクを認識し、習慣化すべきことがある
50代になって、顕著に感じるのは「たるみ」です。
まだ40代、ひよっこトレーニーだったある日、ジムに輝かしいオーラの、おそらくレジェンド的女性インストラクターが現れた。
高身長でサラサラの髪、日焼けしてブラトップにスパッツ。
もちろん、スタイルは抜群である。
お腹だってペタンコだ。
その彼女が、スタッフの男性インストラクターと談笑しながらマシーンを使おうとかがんだ時・・・
腹部がヒダヒダヒダ
【40・50代必見】朗報。『筋トレは全ての解決策である』、これはかなり真実に近いことを知っておくべきである
「日本人の食事摂取基準(2020年度版)」(厚生労働省)に示されている、年代別の平均的な基礎代謝データでみると、
「50~64歳」は、「30~49歳」に比べて、50kcal/日基礎代謝量が低くなる。
体脂肪1kgは、7200Kcalに相当。
つまり、
(50Kcal/日低下×365日)÷7200Kcal≒2.5kg
単純計算においては、同じ生活をしていると、1年に約2.5kgづつくらい太っ
【40・50代必見】疲れやすさの要因は「加齢」ではなく「運動不足」。『運動習慣化』で全くマッサージに行かなくなったという実録
『疲れやすさの要因は「加齢」ではなく「運動不足」』。
これは、40代半ばにして運動に目覚め、改めて「健康運動指導士」の資格を取るべく学んだ際、某国立大学名誉教授の講義で教わって印象に残った言葉。
そう。
私は40代半ばで、人生で初めて運動を愛好するようになり(それまでは汗をかくのも太陽も嫌いでした)、
・かなり頻度高く通っていたマッサージにめっきり行かなくなった
・体力・筋力のおかげで家事がま
【40・50代必見】あなたはダメ!ダイエット・筋トレバルクアップに潜む「落ち」
大人(40代以降)になると、本来の「恒常性(ホメオスタシス)=生体の 内部や外部の環境因子の変化に関わらず生理機能が一定に保たれる仕組み」が酷使され、結果、恒常性が失われて健康診断数値が基準値から外れてくることが多い(どこを酷使するかは、ライフスタイルや遺伝要素によって個人差がある)。
そこへ、さらに負荷をかけるような極端な食事法、ダイエット法が重なると、加速度的に疾病化リスクを高めることがある
【40・50代必見】健康・ダイエット、知っておくべき真実5選まとめ
40歳代以降は『健康診断数値』を無視してはいけない。そのダイエット・筋トレバルクアップは危険かも!疲れやすさの要因は「加齢」ではなく「運動不足」。『運動習慣化』で全くマッサージに行かなくなったという実録朗報。『筋トレは全ての解決策である』、これはかなり真実に近いことを知っておくべきである超重要。『たるみ』を自覚したら臓器下垂のリスクを認識し、習慣化すべきことがある超重要II、人体で最も老化が早く
【好評!】栄養士の私が保健指導の6割超、運動指導をするその中身
「特定保健指導」って知っていますか?「特定保健指導」とは、いわゆる「メタボ検診」。40歳以上の健康保険組合加入者が対象になっている、厚生労働省の施策です。
腹囲(おへその上を通る位置で計る)男性90cm以上、女性85cm以上。
かつ、
・血糖値・脂質・血圧いずれか2つが基準値外で「メタボリックシンドローム」と判定。
・1つが基準値外だと「予備軍」と判定。
上記に判定された方に対して減量サポート
【ビタミンD攻略②】男性73%、女性88%が不足/欠乏ですって?!→含有量が多い1食分食材リスト完全版
【復習】日本人の摂取目安量と現状日本人は男女とも(18歳以上)8.5μg/日が摂取目安量(良好な栄養状態を維持するのに十分な量)とされています。
それに対して、
20代:男性5.9(2.8) 女性4.6(2.3)
30代:男性5.5(2.5)女性4.9(2.3)
40代:男性6.4(2.7) 女性5.3(2.4)
50代:男性6.8(3.1) 女性5.4(2.6)
最初に示しているのは平均値。