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エッセイ集『LOVE notes』

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心音(ここね)の【エッセイ】や【日記】をまとめたマガジンです✨
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#創作

偶然は必然

偶然は必然

三連休最終日、娘とセブンイレブン&百均へ。

自転車に乗って二人で歌い出したのは、Mrs.の【ロマンチシズム】。

確認し合うでもなく、示し合わせたように同じ歌を歌い出すのはいつものこと。

🎵僕らはそうさ 人間さ

太陽の光を浴び、風に吹かれ、気持ちよく歌いながら目的地へ。

まずは、Mrs.のFCツアーが当たったので、チケット代の入金へ。
チケットが当たるまでの軌跡が奇跡的で、ちょっと不思議

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わたしの中のゴッホとピカソ

わたしの中のゴッホとピカソ

わたしの中にゴッホとピカソがいる、と気付いたのは、いつだったでしょうか。

以前、ピカソ本人が出演しているドキュメンタリー映画を観たとき、あぁ、彼の根底にあるもの、表現の真髄みたいなものは、わたしの中にもあって、これは意識で繋がってる気がするなぁ、と、ただそう感じました。

彼が絵を描く中で、どんな風にひらめき、どのように形にしていくか、というプロセスを捉えたその映画には、何も特別なことはなく、た

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踊り場のダンサー

踊り場のダンサー

夏至の前後から今日まで、あれこれあったような気がするのだけど、いろんなことをすぐに忘れてしまうようになって、なかなか文章にする機会を捉えられないまま、8月が終わろうとしています。

特に大きなアップダウンは、あったような、なかったような。でも炙り出されるものはたくさんあった3ヶ月間でした🩵

中には感覚的に残っていることもあるので、それをここnoteに記しておきたいなと思います。

わたしが日々

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KAGUYAの森

KAGUYAの森

タイトル『 KAGUYAの森 』

丸キャンバス(30㌢)/アクリル絵の具・ポスターカラー
2023年7月2日完成作品。

7月末提出締め切りのF20(727×606mm)サイズの作品の筆がなかなか進まず、気分転換に直径30㌢の色だけ塗ってあった描きかけの丸キャンバスに、何にも考えず自由に筆を進めて、4日ほどかけて出来上がりました。

誤解を恐れずに言うなら、適当に使いたい色を選んで線を引いてい

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降りつづく雨

降りつづく雨

降りつづく雨 街ゆく人たち
色とりどりの傘 濡れたアスファルトに映る

霞んだ景色を ぼんやり見つめて
ひとり立ち尽くす 雨の音が胸に痛い

頬を流れる雫は雨…?
それとも涙…?

あの日と同じ 今日も降りつづく
雨は哀しく あなたを思い出させる

傘を差しても 心は濡れたまま
あなたがいなくちゃ 意味なんてない

わたしの心に まだ雨は降りつづく

空を見上げて あなたを想う
光差す日が来ること

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わたしはここにいる

わたしはここにいる

ずっと一人になれる空間が欲しいと思っていたのだけど、それは単なるわがままで、小学生の子どもがいる今、口にするべきではない言葉だと、口から出てしまいそうになる不満を、無意識に否定しつづけて過ごしてきた。

ぼんやりしてやる気が出ない。活力が漲らない。それは、単純に体調のせいだと思っていた。

しかし、新月前あたりに、火山が噴火するように爆発して、言いたいことをぶちまけたら、夫の部屋に娘が移動すること

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白からはじまる世界

白からはじまる世界

破壊と再生を超えて

はじまる安堵の世界

それはいつも白

誰も知らないまっさらな場所が

まとわりついた闇鍋色を一掃する

解放された点と線

その空白を虹色に染める

居場所を知らせるのは

光と風の役目

わたしはここにいると

無限の発色で奏でる

形のない LOVE & JOY

やがて

日没は終わりを告げ

月下のさなぎが奇妙に揺れる

しだいに膨張する光は

夜明けと孤独の誕生を

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すべてはいつか解き放たれるために付けられた名前

すべてはいつか解き放たれるために付けられた名前

先日、お家で6歳の娘と、細田守監督作品【おおかみこどもの雨と雪】を観ました。

娘もわたしも、同監督の【未来のミライ】が大好きで、何度も繰り返し観ているのですが、おおかみこども〜は初鑑賞です。

やっと観るときが来ました💚

(以下、少しネタバレあります。)

最初から最後まで、泣きっぱなしでした。

冒頭から、セリフが少なく、美しい音楽とともに、おおかみ男と主人公・花の出逢いから別れまでの、回

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開かずの扉の向こうには

開かずの扉の向こうには

身体のずっと奥の方に、開けられずにいた扉が二つありました。

でも、もう、その重さに身体が耐えられなくなってきて、開ける覚悟を決めました。

最初に開いた扉は黒色で、目を背けたくなるような、記憶がたくさん入っていました。

苦しい顔、寂しい顔、恨めしい顔、怒りに満ちた顔。

蘇るあの日あの時の、充満する不快感や恐怖感。

わたしが目を背けてきた、わたしの悲しみがそこにはありました。

その一つ一つ

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A sense of Distance

A sense of Distance

意識に境界線はありません。

でも、わたしたちは人間だから、肉体があって、パーソナルスペースというものが存在します。

境界線がないからこそ、目に見える線引きというものは、意思表示として大事なことだと思いますし、そのための言葉の紡ぎ方・表現は、適切な距離感を保つために、必要なことだと思っています。

野生の鳥は、近づきすぎると、だいたい逃げます。

わたしは、大切にしたい関係ほど、適度な距離感を保

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永遠のオアシス

永遠のオアシス

毎日、とりとめなく、意識に浮かんでくるものがあります。

無意識に握りしめている不安や恐怖が、顕在化するスピードが日々とても早くなっていて、気付いては手放し、ゆるんだと思ったのも束の間、また新たな意識が浮上して、という、螺旋の繰り返しのように進んでいます。

いつか、不安も恐怖もない、そんな雲ひとつない晴れやかな日々が必ず来るはずだと思っていたころは、恐怖を見て見ぬ振りし、無意識下で増幅させてしま

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ゆっくりと確実に流れつづける

ゆっくりと確実に流れつづける

この2年で随分生活スタイルが変わって、あり得ないくらいのんびりしている。

毎朝、夫と娘を送り出したあと、まず何をするか、決まっていない。

家事をルーティンにして、体調に無理に喝を入れることもしない。

洗濯を最初にする日もあれば、ご飯を食べる日もあるし、絵を描き始めることもある。

毎日、同じルーティンで過ごすことをしたら、もっと心身は整うのかな?と思ったりもするけれど、今のところ瞬間瞬間自分

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雨のあと

雨のあと

朝の八時四十五分、夫と娘を送り出し、ご飯を食べて、洗濯機を回してから、映画を観始めました。

観たいと思える映画を見付け、しかもそれを観れるときは、とてもいい感じのとき。

今日はなんか、いい感じ。日頃からなるべく無理しないようにしていると、無理なく動ける日というのがわかるようになってきて、なんだか快適。

観た映画は「フロンテラ・アスール」。(U-NEXTで鑑賞)

静かで、映像が美しくて、淡々

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願いを叶えた日 -Soul on Canvas!- My STORES OPEN

願いを叶えた日 -Soul on Canvas!- My STORES OPEN

みなさま、あけましておめでとうございます✨

2022年もどうぞよろしくお願いいたします❣️

新年から11日経った今日、お誕生日を迎えました🎂❤️

この一年、本当にあっという間でした。

昨年祝ってくれた人と疎遠になったり、また新たに出逢った方がお祝いの言葉をかけてくださったり、変わらずそばに居て、温かく祝ってくれる人がいたり、人生は意図せずとも、目まぐるしく変化し流れ続けているんだなぁと感

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