降りつづく雨
降りつづく雨 街ゆく人たち
色とりどりの傘 濡れたアスファルトに映る
霞んだ景色を ぼんやり見つめて
ひとり立ち尽くす 雨の音が胸に痛い
頬を流れる雫は雨…?
それとも涙…?
あの日と同じ 今日も降りつづく
雨は哀しく あなたを思い出させる
傘を差しても 心は濡れたまま
あなたがいなくちゃ 意味なんてない
わたしの心に まだ雨は降りつづく
空を見上げて あなたを想う
光差す日が来ることを信じて
そしていつかあなたと
青空を見上げる日が来るのかしら…
17歳の時に描いた詩。(曲は友人が付けてくれた。)
昨夜寝る前に、なんとなくMrs.GREEN APPLEの2ndアルバムを聴いていたら「umbrella」という曲があって、その歌が流れ始めた途端、ずいぶん昔に作ったこの詩「降りつづく雨」を思い出しました。
そう言えば、初めて「umbrella」を聴いた時も思い出したんだった。
そして、聴き続けていると、なんの因果関係もない二つの詩が、まるで、違う場所から同じ景色を見ているような、二つの情景が重なって感じられてしまうくらい、繋がっている気がしたのです。
あくまでわたし個人の感覚だけど、彼とは創作の源泉が一緒だなぁって感じる。
だからこんな風に、過去の作品を思い出させてくれたり、インスピレーションが湧いたり、ふとした風景や記憶がよみがえって、癒されたりするのでしょう。
5月の展覧会参加を終えて、全く創作する気にならず、かなりグータラな日々を過ごしていたけど、こういうふとした一期一会が、創作のきっかけをくれたりするのです。
頑張って描こうとするんじゃなくて、今みたいに、気付いたらnoteを開いて文字を綴っていた、そんな感覚へと導いてくれる。
『音楽は【一期一会】』という彼の言葉がすごく心に残っていて、ふとした瞬間に思い出す。
わたしも人生の醍醐味は【一期一会】だと思っているから。
いつでも、どこでも、誰とでも、今初めて出逢ったような感覚で触れ合えるとき、いつも心は浄化されていく。
雨に濡れ輝き出す、紫陽花のように。
何を映しても、何を描いても
いつもそこに魂の輝きを見ています。
昨日一日中降り続いた雨もやんで、
今日は爽やかな晴れ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ご覧いただきありがとうございます✨ 読んでくださったあなたに 心地よい風景が広がりますように💚