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スキスキノート

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スキには託しきれないダイスキ!の気持ちを感じたnoteを勝手に追加しています。
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#コラム

「早く、ラクに、楽しく」お金に恵まれるためのポイント。 P245.

「早く、ラクに、楽しく」お金に恵まれるためのポイント。 P245.

ぼくのまわりで、幸せな形でお金に恵まれている人たちって、お金が稼ぐのが上手いというより、お金を使うのが上手だったりします。

ただ単に「お金を稼ぎたい」と言っても、なにで稼ぐのかがはっきりしていなかったら稼ぎようがありません。

ですからまず、自分の専門分野を決めることが大事なのは言うまでもありませんが、ここぞというところで、お金を使って自己投資しています。つまり、自分に対してお金を使う、というこ

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書き手と読み手のサイクル

書き手と読み手のサイクル

読者さんや友達からの感想を読むと、いつもハッとさせられる。どれも、書き手の私にはない視点で書かれているからだ。

文章を書く時、自分の内側の深いところにある洞窟のような場所で、何かを掘り起こしながら言葉にしている節がある。最終的には客観的な目線で読み直すようにしているけれど、文章のリズム感ばかりを気にして、内容そのものはあまり見ていない気がする。

だから、できあがったものを外に出した時、様々な感

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万年筆と私

万年筆と私

万年筆は私に場所と時間を与えてくれた。あのヨルシカの藍二乗のミュージックビデオを見てから、ずっと心の隅で引っかかっていて、大学二年になるという今、購入を決意した。普段お金を使うことに対しては消極的な私だが、Amazonで購入した。

買ったインクの名前は「月夜」。色彩雫というインクシリーズの藍色。闇でもなく、鮮明な青色でもないその色が好き。お日様の光を浴びて、その濃くてどこか切ないインクが輝いて見

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人生のセーブポイント

人生は一発勝負。

やり直しができないから、怖いし、面白い。

でも、もしゲームみたいに要所要所でセーブできるとしたら、どうだったんだろう。

セーブできる回数が3回とか決まってたら、使うタイミングを迷って、なんだかんだで、死ぬまで3回残してしまいそうな気がする。

もし、人生をセーブ出来る世界だとしても、セーブの回数とかも、個人差があって、一回しかできない人もいれば、無限にできる

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100万円の犬に恋をした話

100万円の犬に恋をした話



皆さんは、恋をした事はありますか?私はあります。では、失恋は?私はあります。

そんな時、地球で生きて暮らす皆さんはどうやって感情を処理しますか?私はというと、その事態に直面するたび毎回記憶を無くしてしまうので、一体自分がどうやって失恋を乗り越えて来たのか分からないまま日々生きています。毎回ぶっつけ本番。では今回私はどう処理したか、という話です。

2019年9月16日 月曜日 夜9月の半ば、

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初心者落語YouTubeリスト

落語を観るのは、最初から難しいの見ちゃうと訳が分からないよね。
最初のとっつきがすごく大事なんだろうなあと思う次第。

という事で、私のおすすめです。特に落語に詳しくはありませんが、聴いてて面白いと思うものを並べてみました。YouTube自主学習。

まずは枕という噺の前のちょっとした面白い話のところがとにかく面白い柳屋喬太郎師匠。で、有名な時そば。

「コロッケの形はしておりますっ!」
現代の話

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葱のにゅうめん #夜更けのおつまみ

葱のにゅうめん #夜更けのおつまみ

雨の中を歩いていた。アスファルトに落ちて地面を流れていく雫も鳴り止まぬポツポツという音も、その日はいつもと色がちがった。満員電車に揺られているときですら嬉しかったのだ。恋か愛か知らないが、盲目である。

遠くに看板が見える。暗い雨の道を照らすように、白く淡く光っていた。


「仕事が終わったよ。飲みに行く?」

夜の8時過ぎ、夫からメールが届いた。突然の誘いだった。

家で仕事をしており、平日は

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ポケモンソード&シールドのスゴイ進化にポケモン10年ぶりに遊んで感動した話

ポケモンソード&シールドのスゴイ進化にポケモン10年ぶりに遊んで感動した話

最近ひたすらポケットモンスターソード(以下、ソード)を遊んでるんですが、とんでもなく面白い。ポケモンというコンテンツのもつパワーが最大限まで高まるデザインがなされていて、プレイヤーが最高に気持ちよく「ポケモン体験」できるようになってます。

キャッチコピーの「ポケモン、どまんなか」はマジでガチ。今作の、ポケモンというゲームの面白さの本質を煮詰めきった仕上がりにドンピシャな言葉です。天才の仕業だと思

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女は、過去を二度脱ぎ捨てる

女は、過去を二度脱ぎ捨てる

小学生の頃に夢中で見ていたドラマの主人公のセリフを、ことあるごとに思い出す。

「女が最高値で売れるのは27。 私の統計では27歳が売り時のピークなの。それを越えたら値崩れを起こすわ。」

あれから十数年が経ち、気づけば私の値崩れへのカウントダウンは間近に迫っている。

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ちょうど1年前に「アラサーの私が"結婚"をしたくない理由」という記事を書いたけれども、今結婚したいかと聞かれたら「相手

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【退職録】どんなに周りに迷惑をかけても、私は自分のために会社を辞める。【3社目(後編)】

【退職録】どんなに周りに迷惑をかけても、私は自分のために会社を辞める。【3社目(後編)】

3社目の約3年間、本当に恵まれた会社員生活だった。

私はいわゆるLGBT社員で同性パートナーがいて、それを特に隠さなかったけど(とはいえ大々的に発表した訳でもないので知ってる人と知らない人といたと思うけど)差別されるなんていうことは全くなく、私のみならず彼女のことまで気にかけてくれる優しい人もいて。

特に、「(辞めたくないけど)もう私は限界で、辞めるしかないんです」と混乱状態で上司に泣きついた

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やる気出ない日の対処法☆

やる気出ない日の対処法☆

今日は朝から、眠いドグねえ……! 
それでも今からドグッとがんばるYO~!!!!

やる気はやらないと出ないから、やっちゃおうと思うの。
脳の側坐核っていう部分は、
やる気を司っているんだけど「ある程度刺激を与えないと」、
動かないんだって。

だから、ある程度面倒でも掃除するとか、何か行動してインプットを入れると、自己興奮してやる気が出てくるんだって☆
※参考は「海馬」池谷裕二・糸井重里著(新潮

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愛情とは常に一方通行なもの

愛情とは常に一方通行なもの

『私があなたを好きだということと、あなたが私を好きだということはそれぞれに関連性のない独立事象である』

これはどんな関係性の人に対してもよく話している、私の根底にある価値観のひとつだ。

もちろん自分の好きな人たちが自分のことも好きだったら嬉しいけれど、逆に相手が自分に興味がなかったとき、見返りがないからといって自分の中の好意を消すことなんてできないと私は思う。

でもつい『相手からの好意を受け

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「たそがれ」を書けるようになる日まで

「たそがれ」を書けるようになる日まで

読み終わった瞬間、「ああ、これは私には書けない」と思った。
若松英輔の『悲しみの秘儀』を読了したあと、一番はじめに持った感想だ。

「書けない」とは、技量の問題ではない。
自分の中に存在するものは、訓練さえすればいつか書ける。

逆に言えば、自分の中にない感情は書けない。絶対に。

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「人生には悲しみを通じてしか開かない扉がある。」
第1章に書かれたこの言葉を皮ぎりに、私たちは彼の悲しみの

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