江國香織でできている

最近朝起きると、夫がパソコンを起動させて、日中、私が彼のAmazon primeで「鬼滅の刃」が見られるようにセットしてくれている。
夫は7時前に出勤するので、私が起きた時にはもちろんいない。

私は寝ぼけ頭で9時くらいに起きて、しんとしたリビングで至れり尽くせりだな、と思う。ぼんやりしながらカフェインレスのコーヒーを淹れて、1日に何本かずつそのアニメを見る。
「鬼滅の刃」がすごく面白いか、みんな

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嬉しすぎてドキドキします。ありがとうございます。
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親という人間

江國香織「神様のボート」を読みました。

誰に借りたのか全く覚えていないけど本棚にあったので読ませてもらいました。。。もしこの記事読んでたらお返しします。

まずは物語の内容から。

神様のボートは恋愛小説の部類に入るのでしょうか。昔の恋人の影を追い続ける母親と娘が、2人で住処を転々としていくストーリー。母親は昔の恋人を想うあまり、「1つの場所に住み着いてしまうと思い入れが強くなり、もし昔の恋人と

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スキありがとうございます!良ければフォローも是非!
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心を軽くしてくれる!!おすすめ本紹介(よしもとばなな 江國香織)

こんにちは、ななです。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

実は最近、私自身環境が大きく変化しました。

けれども、仕事終わりに思いつきで友人と近所の川原で語り合ったり、ずっと気になっていた映画を一人で見に行ったり...そんなちょっとした「楽しい」出来事に背中を押されています。

このブログは最近、エッセイのようにつらつらと自分の感情を綴っていましたが...

久しぶりに皆さんに私が出会った

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ホリー・ガーデン(江國香織)

なんて若い男の子だろう、と作中で評された25歳の「中野くん」。それよりも、さらに若い時に購入して読んだ本。

家でも、外出中でも、お風呂に入りながらも、何度も読み、ついにボロボロになってしまい、新しい本を買い直した。

軽く内容をなぞっておくと…。果歩と静枝は小学校に上がった時からの付き合い。おたがいを知り過ぎた関係でもあった。過去の失恋の痛手から恋愛不能の状態に陥り、男性と刹那的な関係を続ける果

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あなたに幸運を!
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私はわたしになって

書きたいことはたくさんあるはずなのに、言葉にするとなんだかうそに思えてしまう。

この頭のなかをぜんぶそのまま文字に起こせたらいいのにと思えば思うほど、指先をすり抜けて液晶画面に浮かんだときにはもう、くるくると草原を走り回っていた裸のあの子たちはいつの間にかドレスアップしてしまっている。

温度のある言葉がすきだ、と思う。

温度のある言葉を使いたい、と思う。

昔から江國香織さんの編み出す言葉が

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お礼にお花を!かすみ草の花言葉は「親切」
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どうしようもなく惹かれる小説の中の女性達と、その共通点

吉本ばななの『哀しい予感』
夏目漱石の『三四郎』
江國香織の『落下する夕方』

   上に挙げた三つの小説に共通することは、登場する女性がとんでもなく魅力的だということ。どれもとっても大好きな作品。『哀しい予感』では「私」のおばに、『三四郎』では美禰子に、そして『落下する夕方』では華子に、私は一度読んで夢中になってしまった。

   『哀しい予感』は十九歳の弥生が家出をし、自らの淡い記憶を巡る初夏

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銀色夏生さんの最新刊「つれづれノート」それから「力をぬいて」江國香織さんの「とるにたらないものもの」
じっくりゆっくり読むのが楽しみ💕 #本 #読書 #銀色夏生 #江國香織

百人百様の人生の一部は私(22-50)

冷たい雨の降る木曜日、お変わりありませんか?

私はなんとなく頭が重くて、ベッドでグズグズしていましたが、9時を回ってお風呂に入りました。少しスッキリし朝昼兼用でパンとコーヒーをいただきPCに向かっています。

昨日夫がゴルフに行っていたこともあり、ググッと本に入り込むことができ2冊読み終えることができました。まずは江國香織氏の作品から紹介します。

死んだ夫と交信する女性、妻の乳房に執着する夫、

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嬉しいです。是非これからnoteをご一緒しましょう😊
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赤いバスタブ

今年は著名人の自死にふれることが多い。毎年日本の自殺者数は多いと情報として理解していても、それが知っている人と知らない人の自殺では感じるものはまったく違う。たとえそれが、テレビで見たことのある程度の──とくべつファンだった訳ではないが、とりわけ嫌いでもない──俳優さんやアーティストだったとしても。

私はテレビやSNSで繰り返されるそのニュースを見て、『落下する夕方』を読んだ。私が人生でいちばん影

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ありがとうございます!
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江國香織の本が本棚にあるということ

我が家に一番多く並んでいる作家は江國香織だと思う。多分十三冊。
初めて江國香織を読んだのは、いつだったのだろう。記憶にないけれど、大人の女性の話、という風に思っていたような気がする。自分には大人すぎると思っていたので、だいぶ若い頃に読んだのではないだろうか。

だけど今江國香織を好んで読むのは、自分が大人の女性になったから、追いついたから、ではないような気がする。江國作品はいつまでも不思議で、ここ

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