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もの書き。おばあちゃんになるまで書いて生きる。

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舞台「わたしの椅子」公演のお知らせ🪑

いつもnoteを読んで下さり、ありがとうございます。 7月に、音処かなで大倉山にて、 脚本を提供した「わたしの椅子」の公演が決まりました。 脚本教室に通いつつ、半年ほどかけて執筆していた作品で、これまで書いた中では長編の部類に入ります。今回は「椅子」を題材に、三幕ものに挑戦しました。 役者ではなく脚本としては、初の舞台公演となります。 観て何を感じていただけるのか、 役者さんたちがどんな風に物語を立ち上げていって下さるのか、 すべて未知数ですが、わくわくしています。

    • 2024年8月 振り返り🍎

      ・本4冊読んだ。 ・青森旅行。初めての機内食(早食い必須だけど、雲の上でのごはんはスバラシイ!) ・実家で夏休み。録画していた「インサイド・ヘッド」を観る。両親はたまに寝てたが、妹と私はしっかり集中。号泣。 ・毛蟹🦀 ・演劇3本観に行く。 ・ピューロ夏祭りに行く。知らない女の子に、ガチャの景品(キティ)をもらう🎀 ・妹と父と私、という珍しいメンツで熱海へ。温泉の熱でゆで卵を作る。卵と塩を買いに、スーパーに走るのもまた楽し。そしてアワビ串、うまし!  仕事で行けなかった母も一緒

      • 『つるばらつるばら』大島弓子 2024年㊵

        長編が好きだなぁ。 学校ものより、学校からはみ出しちゃう子の話の方が好き。この人の作品ではほとんどみんな、はみ出してるか。 #大島弓子 #読書日記

        • ゆく夏

          先週脱皮した蝉が、今日にはもう死んでしまっているのだ、と気付いた。すると夏は、すごいスピードで私の肩を掠めていっているということになる。 季節の中で夏が一番好きになったのは、大人になってからだ。祭りやプールなど夏の断片を好きだった子供の頃とは違い、今は夏の茹だるような暑さをさえ、愛している。 今年やりたいことリストの中でも、「夏にやりたいこと」は、だいたいクリアできた。(家族でバーベキューをする、というのだけはまだ達成していないけど、これは秋でも🍂) ねぶた祭り、かき氷

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          『ほうせんか・ぱん』大島弓子 2024年㊴

          #大島弓子 #読書日記

          『ほうせんか・ぱん』大島弓子 2024年㊴

          8月予報☔️☀️☁️

          メンバー入れ替えの相次ぐ職場のばたばたから幕を開けた8月。 初めての、青森ねぶた祭り旅行で小休止。 夏休みは一週間近く実家でのんびり。 「インサイド・ヘッド」をみんなで観たり、蟹食べたり、普段しない過ごし方をした。 暑いのもあってか、頭がなかなか働かないが、片付けなくてはいけないことがちょいちょいある。 インプット向きのコンディションで、アウトプットする体力がなかった。 でもこの時期は、言葉や表現が沁みてきて、良い作品にたくさんであった。 昨日で夏休みが終わって、仕事や

          8月予報☔️☀️☁️

          『ミシンと金魚』永井みみ 2024年㊳

          老人文学②。 思考と台詞が入り混じった、変わった小説。 安田カケイという人の、壮絶な、半生。 読んでいる間に、調子よくミシンを踏むようにタタタターンとテンポが乗ってきてどんどん進む。 いつのまにか、カケイさん独特の言葉のリズムに、乗せられて、こっちまで喋り方が移りそうだ。 それは、心地よい、感覚。 ケアマネを経験したという作者は、仕事に就いている間、どんなにかたくさんの物語を聞いたことだろう、と想像する。人情味ある、切ない物語(人生)たち。 #ミシンと金魚 #読書感想文

          『ミシンと金魚』永井みみ 2024年㊳

          『ひとりでカラカサさしてゆく』江國香織 2024年㊲

          江國香織の本は、10代の終わりから20代前半にかけて、文字通り貪るように読み、その中の何冊かは私の中で特別な居場所を持っている。 3年くらい前に刊行されたこの本は、私にとって久しぶりの江國香織だった。 あらすじを読んでびっくりしたのは、話の軸になるのが80代の友人3人の猟銃自殺だったことで、このような年代の人物、また題材を江國香織が書く、ということだ。 これだけの登場人物を書き分けるのはさすがだ。老いや死(しかも自殺)の現実的でシリアスな題材を描きながら、やっぱり江國香織

          『ひとりでカラカサさしてゆく』江國香織 2024年㊲

          『おまじない』西加奈子 2024年㊱

          西加奈子の本は初めて読む。 親しみのある感じで読みやすい。 呪いの対義語、おまじない。 こんなこと考えていいんだ思っていいんだ、とものすごくほっとした。認めたくなくても、いい子いい子で育ってきてしまった子供が、大人になっていく過程で感じる生きづらさ、が確かにある。 書いてくれてありがとうという気持ちになる。 #読書感想文 #西加奈子

          『おまじない』西加奈子 2024年㊱

          『絶対安全剃刀』高野文子2024年㉟

          るきさん、はだいぶマイルドになってるんだなと思わせる、子供の怖さ。何度でも読み返して、しみてくる本になる予感。 #読書感想文 #高野文子

          『絶対安全剃刀』高野文子2024年㉟

          『棒がいっぽん』高野文子  2024年㉞

          るきさんとはまた違うSF的な展開。

          『棒がいっぽん』高野文子  2024年㉞

          2024年7月 振り返り🍞

          7月、まだ少しあるのに、すでに頭の中が反省モードなので早いけど振り返り。 ・「わたしの椅子」公演。お久しぶりの人たちに会え、お礼を言えた。 ・古い友達に会って元気をもらう🍦🍳 ・そうめん、なす、トマトをよく食べる。 ・夏野菜カレーをおいしく作った。 ・本を12冊読む。(主に大島弓子) ・2024年に本を30冊読む、を達成。 ・本を買える大人の喜びに浸る。 ・植物の水をよく換える。(水草、花瓶の花) ・一人暮らし乗り切る。 ・小田原でみんなご飯。食べきれないほどのおいしいもの

          2024年7月 振り返り🍞

          『わるい食べもの』千早茜 2024年㉝

          千早茜のようにたくさんは食べられないが、食べ物への執着には共感した。 食べられることの幸せを噛み締めつつ、今日も食べよう。 #千早茜 #わるい食べ物

          『わるい食べもの』千早茜 2024年㉝

          良い風が吹いた日

          先日、長い付き合いの友達とご飯を食べた時のことが、というよりその時の感覚が、すごく印象的に残っている。 人と会って、久しぶりに元気をもらえた! 癒された! と思える時間で、いろんなことがシンプルにすん、と腑に落ちたような気がしたし、未来に希望を持てるような気がしたのだ。 友達は長い間、落ち込んでいる時期が続いていたので私は心配していたし、正直、会う約束をしても何らかの事情で会えなくなる可能性が高いと思っていた。相手は落ち込んでいるだろうから元気づけなきゃ! と思い数日前か

          『全て緑になる日まで』大島弓子 2024年㉜

          最後にかけてのどんでん返しがすごい、というのは大島弓子のどの作品についても言えることで、語られてなかった事実が明かされても、全然騙されていた気分ではなく、ああそうだったんだねと、登場人物に対する理解が深まるから、物語自体への感動につながる。 一風変わったタイトルも、読み終えると、読む前とはまるで印象が変わっている。馴染んでいる。 手元にあるのは読んでしまったので、大島弓子作品、また補充をした。 #大島弓子 #夏休み #全て緑になる日まで

          『全て緑になる日まで』大島弓子 2024年㉜

          『ロングロングケーキ』大島弓子 2024年㉛

          死んだ人間が、生きてる人間にちょっとだけ憑依して…って物語は夏にぴったりだね。 切ない。 だけど、やり残したセイシュンがフォークダンス踊ることっていうのは、泣き笑いしたね。 タイトル、なるほど。 #大島弓子 #ロングロングケーキ

          『ロングロングケーキ』大島弓子 2024年㉛