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書き手のつぶやき。

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フリーランスのライター・ディレクターとしての話、教員としての話、子育ての話など、雑多なものいっぱい。
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2019年4月の記事一覧

日々の宝物は忘れてもいい。きっと、ずっと、なくならないから。

日々の宝物は忘れてもいい。きっと、ずっと、なくならないから。

3歳の娘は、歩くのが好きだ。

「今日は自転車だよ。乗らない?」

幼稚園の迎えは、雨の日以外は自転車で行く。
こちらとしては乗ってくれた方が早く帰れるのにな、もうすぐお兄ちゃんが帰ってくるから鍵開けに帰らないといけないのにな、などと思ったりするのだが、彼女は決まって、ぷるりと首を振る。

「のあない(のらない)。あうくの(あるくの)」

幼稚園のリュックや体操服が入った手提げなんかも「かごに入れ

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寝る前に、いつもの「なんで?」が出た息子。彼が求める、本当の答え。

寝る前に、いつもの「なんで?」が出た息子。彼が求める、本当の答え。

「ぼくね。さいきん、じかんが、長くかんじるんだ。」

夜、布団の中で、7歳の息子が呟いた。

「なんでかなぁ。なんでなんだろう。」

息子の興味のアンテナは、いつも、なんの前触れもなくいきなり立つ。

一度気になったことは、ずっと気になっているのが目に見えてわかるし、そういう時は人の話も目の前の景色も何も入らない。
先日は「なんで、ぼくは、ぼくなんだろう」ということを、考えていたみたいだ。
かと思

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なんで「取材する人を取材したい」企画なのか。野望の理由を言ってみる

先日、「取材する人を取材したい」という、前から考えていた野望をつぶやいてみた。

見た人から「スキ!」をぽつぽつもらったものの、実際にコメントをくださった方はまだいない。

まぁ、そうかもしれない。だってよく知らない人が紹介記事を書くよ!って言ったって、得体の知れない人に自分をさらけ出すことは勇気がいることだ。そもそもお前は何者?と思う人もいるだろう。

私は、ざっくり言うと「フリーランスのディレ

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学ぶことは生きること。教師の私は、授業のたびに生まれ変わる。

学ぶことは生きること。教師の私は、授業のたびに生まれ変わる。

私はよく、授業を終えた後

「ああ、もっとああ言えばよかった」

という思いに駆られる。

「あれも言いたかったのに」
「これも伝えようと思ってたのに」
「もっとうまく言えたんじゃないか」……

私は、ひとつの授業を組み立てるとき、できる限りの教材研究をしてのぞむ。
そしたら、言いたいことや伝えたいことがモリモリふくらんでしまう。

「これを言ったら面白そうだ!」
「ここに展開したら中身が深まる!

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休日の私を支える、あの一言。「“暇”ってさ。最強だよね。」

休日の私を支える、あの一言。「“暇”ってさ。最強だよね。」

いよいよGWです。今年は10連休という、信じられない長さのお休みです。
嬉しい方もたくさんいらっしゃるでしょう。旅行を計画されている方もいるでしょう。

我が家はというと、連休の真ん中当たりに「実家に帰省」という予定はあるものの、前後は普通の休日です。

割と仕事好き、というかぶっちゃけ「仕事大好き!平日どんとこい」な私は、実を言うと「休日って何したらいいんねん」と朝から途方に暮れることもあります

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いつかやりたい。「取材する人」を取材する(お試し取材を受けてくれるライターさん募集)。

いつかやりたい。「取材する人」を取材する(お試し取材を受けてくれるライターさん募集)。

この記事を書いている日は「天赦日」という、なんでも「何かを始めるのにいい日」らしいです。
(今年は1年に7回?あるらしい)

「へー。じゃあ、なんか宣言したら動くかもしれない」

という、なんとも単純な発想と、私が得意な見切り発車ならぬ「見切り発言」的に、ちょっとつぶやいてみたいと思います。

私は、京都の広告代理店でディレクター・コピーライターとして7年ほど勤務した後、そのままディレクター兼ライ

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