AJ 「英語×中国語=∞!」英中両語で、世界を広げる。

「英語と中国語ができたら、世界の何十億人と話ができるだろう」--そんな少年時代の夢から…

AJ 「英語×中国語=∞!」英中両語で、世界を広げる。

「英語と中国語ができたら、世界の何十億人と話ができるだろう」--そんな少年時代の夢から、勉強を続けてきました。各種メディアで英中両語を生かしたニュース取材、リポート、英文記事執筆、映像取材などに従事。心動かされた旅、景色、写真、日々の気になる話題も!

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記事一覧

都内でGW 足湯と飛行機 【羽田イノベーションシティ】

GWも明日で最後。都内で、疲れが取れて、気分爽快になれる場所はないだろうか。そんなあなたに・・・「足湯と飛行機」のセットはどうだろうか? 今回行ってみたのは、羽田…

GW ふらりと訪れた小さな街で、花を楽しみ、日米関係を考えた 【神奈川・久里浜】

ゴールデンウィークも残すところあとわずか。まだ天気は良いみたいだし、どこか行きたいけれど、メジャーどころはどこも人混み。そんなあなたに、ふらっと小さな街を訪れる…

GW あそこに行かずとも、ここで十分!【国営昭和記念公園のネモフィラ】

ネモフィラ、あきらめないで・・・テレビをつければ、どこもかしこも、円安を享受する外国人客で溢れかえる観光地の「オーバーツーリズム問題」、そして渋滞情報ばかり。ゴ…

本当に落ちた? ニッポンのサービス

「ニッポンすごいぞ」言説 まず、私は基本、「”ニッポンやっぱりすごいぞ”言説」が、ちょっと苦手だ。 なぜなら、そういう言説は、勢いが落ちてきた、もしくは落ちてき…

「あなたを許します」--シンデレラの放った一言

今日は久々に早く家に帰り、ぼけっとテレビをつけると、金曜ロードショーで、ディズニーの実写版「シンデレラ」をやっていた。子供の観る映画だろ、ぐらいにしか思わずぼー…

ドイツのことで、教えてください!

ありがたいことだけれど、ここのところ仕事が忙しすぎて、全くnoteに関われなかった。そんな中でも、ずっと気になって、ドイツに詳しい方に、ドイツ社会の”感覚”をぜひ聞…

The higher they climb... ズルく上りつめた奴らの末路は?

仕事で毎日英語を使うが、ちょっと気の利いたフレーズはそう出てくるものじゃない。若い頃は勉強すればするほど、使えば使うほど語学力が伸びるのを実感したが、ある程度の…

「 都庁プロジェクションマッピング」の行方

高さ243メートル、48階、新宿副都心に聳え立つ東京都庁第一本庁舎の東側壁一面に映し出される巨大なプロジェクションマッピング。先日、偶然通りかかった際に、ちょう…

元宵節 あっ、まだ正月だったのか!

「記憶にございませーん」の記憶

脳のどこかに何十年も隠れていたフレーズ 最近、政治家の”裏金”問題で、過去の問題行動を「覚えているかいないか」という、明らかにその言葉通りに取ることは難しいやり…

富士山と新宿 贅沢な展望台

中国の「紅白」 日本で見ながら「過年(グオニエン)」

きのう2月9日は、旧暦の大晦日。中国でも、日本の「紅白歌合戦」にあたる、国民(人民?)的テレビ番組がある。「晩会(wanhui ワンホエイ)」だ。“歌合戦”ではないが、…

日本語が通じにくいことと、心が通じないこと--”日本語が通じないことが当たり前の時代”のサービスを考える

先日、久方ぶりにファミレスを訪れた。もはや、都心のファミレスは「ファミリーのレストラン」ではなく、スマホ充電用電源がついた一人用の席が相当数を占めている。そして…

台湾政治 ”イメージ”のねじれのモヤモヤ

台湾総統選挙が終わった。 選挙は、どこの選挙でも、勝者が出るまでが一番盛り上がり、注目を集める。 台湾政治がどうなっていくのかについても、外国では、次に中国が何…

台湾の選択 台湾人の思い --「対中国」の切り口以外の大切なもの

「対中国」の切り口 台湾総統選挙の勝者が決まった。 (14日夜に執筆中) 民進党。1996年に総統の直接選挙が始まって以来、同じ政党が3期続けて政権を担うのは初めてだ…

都内でGW  足湯と飛行機 【羽田イノベーションシティ】

都内でGW 足湯と飛行機 【羽田イノベーションシティ】

GWも明日で最後。都内で、疲れが取れて、気分爽快になれる場所はないだろうか。そんなあなたに・・・「足湯と飛行機」のセットはどうだろうか?

今回行ってみたのは、羽田空港のすぐ隣にある、「羽田イノベーションシティ」。
去年完成した、商業、文化、ホテル、そして研究施設などまでが入った複合施設だ。

京急と東京モノレールの天空橋に直結している。駐車場も完備で、停めた車のナンバープレートが認証されているの

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GW ふらりと訪れた小さな街で、花を楽しみ、日米関係を考えた 【神奈川・久里浜】

GW ふらりと訪れた小さな街で、花を楽しみ、日米関係を考えた 【神奈川・久里浜】

ゴールデンウィークも残すところあとわずか。まだ天気は良いみたいだし、どこか行きたいけれど、メジャーどころはどこも人混み。そんなあなたに、ふらっと小さな街を訪れる楽しみを、おすすめ。

今回、GW前半に訪れたのは、神奈川県の久里浜。

横須賀市の一部だが、戦艦三笠に、ドブ板通り、猿島、と観光の見どころ満載の横須賀の中心部から、さらに南に行ったところにある。これまた観光地として人気の三浦半島の三崎でも

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GW あそこに行かずとも、ここで十分!【国営昭和記念公園のネモフィラ】

GW あそこに行かずとも、ここで十分!【国営昭和記念公園のネモフィラ】

ネモフィラ、あきらめないで・・・テレビをつければ、どこもかしこも、円安を享受する外国人客で溢れかえる観光地の「オーバーツーリズム問題」、そして渋滞情報ばかり。ゴールデンウィークは何も計画を立てなかった・・・でも、天気もよいし、やっぱりどこかに行きたい!本当は茨城県「ひたち海浜公園」のネモフィラ見たいけど、渋滞はイヤだし・・・そんなあなたに、十分広大で美しいネモフィラ畑が見られる、おすすめの場所をご

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本当に落ちた? ニッポンのサービス

本当に落ちた? ニッポンのサービス

「ニッポンすごいぞ」言説

まず、私は基本、「”ニッポンやっぱりすごいぞ”言説」が、ちょっと苦手だ。
なぜなら、そういう言説は、勢いが落ちてきた、もしくは落ちてきていると当事者が感じていて、それがとても不安なので、「そんなことはないはず・・ほら、やっぱりすごかった」と、自分で再確認したくなる、そんな人間の、ちょっと悲しい本能的なものにも思えるからだ。

昨今やたらテレビやネットで「ニッポンやっぱり

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「あなたを許します」--シンデレラの放った一言

「あなたを許します」--シンデレラの放った一言

今日は久々に早く家に帰り、ぼけっとテレビをつけると、金曜ロードショーで、ディズニーの実写版「シンデレラ」をやっていた。子供の観る映画だろ、ぐらいにしか思わずぼーっと観ていたが、おっさんの私がハマってしまい、最後まで観てしまうとは思わなかった。

なぜハマったんだろう。しかも、子供の時から、ずっと、どんな話か知っているのに。次はこうなるぞ、そして、次はこうなるぞ、と全部わかっているのに。実写にCG加

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ドイツのことで、教えてください!

ドイツのことで、教えてください!

ありがたいことだけれど、ここのところ仕事が忙しすぎて、全くnoteに関われなかった。そんな中でも、ずっと気になって、ドイツに詳しい方に、ドイツ社会の”感覚”をぜひ聞いてみたいと思っていたことが、ひとつある。

それは、ドイツで、今ガザ情勢などの文脈で出てくる「反ユダヤ主義」というレッテルのことだ。

戦争の歴史を語る時に、昔からよく「ドイツはあんなに反省しているのに、それに比べて日本は・・・」とい

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The higher they climb... ズルく上りつめた奴らの末路は?

The higher they climb... ズルく上りつめた奴らの末路は?

仕事で毎日英語を使うが、ちょっと気の利いたフレーズはそう出てくるものじゃない。若い頃は勉強すればするほど、使えば使うほど語学力が伸びるのを実感したが、ある程度のところで頭打ち。仕事は十分用を足せるのだが、やはりちょっとした雑談で、イキイキした表現ができれば、コミュニケーションも全然違うはず。

先日、同僚のアメリカ人女性と雑談していた時もそうだった。

私は、「ずるいゴマスリがやたらとんとん拍子で

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「 都庁プロジェクションマッピング」の行方

「 都庁プロジェクションマッピング」の行方

高さ243メートル、48階、新宿副都心に聳え立つ東京都庁第一本庁舎の東側壁一面に映し出される巨大なプロジェクションマッピング。先日、偶然通りかかった際に、ちょうどやっていたので、歩みを止めて見た。
(↓ Instagramに掲載した動画をご覧ください)

「最大の建築物へのプロジェクションマッピングの展示(常設)」としてギネスの世界記録にも認定されたという、このプロジェクト。実際見たインパクトは、

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「記憶にございませーん」の記憶

「記憶にございませーん」の記憶

脳のどこかに何十年も隠れていたフレーズ

最近、政治家の”裏金”問題で、過去の問題行動を「覚えているかいないか」という、明らかにその言葉通りに取ることは難しいやりとりを連日ニュースで見ていて、急に、私が子供の頃よく使っていたフレーズを思い出した。それは・・・

例えばいたずらをして、親から「これお前がやったんだろ!」と怒られた時に、「記憶にございませーん」と、人を小馬鹿にしたような言い方で使う。本

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中国の「紅白」  日本で見ながら「過年(グオニエン)」

中国の「紅白」 日本で見ながら「過年(グオニエン)」

きのう2月9日は、旧暦の大晦日。中国でも、日本の「紅白歌合戦」にあたる、国民(人民?)的テレビ番組がある。「晩会(wanhui ワンホエイ)」だ。“歌合戦”ではないが、これを見ながら年を越すのが昔ながらのスタイルだ。

CCTVは、全世界の華人(全球華人)を意識した戦略で、国外でもネットですごい高画質で生放送を見ることができる。

この「晩会」、どんな感じか、少しだけ紹介しよう。ここでは中国の政治

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日本語が通じにくいことと、心が通じないこと--”日本語が通じないことが当たり前の時代”のサービスを考える

日本語が通じにくいことと、心が通じないこと--”日本語が通じないことが当たり前の時代”のサービスを考える

先日、久方ぶりにファミレスを訪れた。もはや、都心のファミレスは「ファミリーのレストラン」ではなく、スマホ充電用電源がついた一人用の席が相当数を占めている。そして、猫型の給仕ロボットが店内を所狭しと走り回っている。

この猫型ロボットのことは知っていた。最初見た時は、日本では、人手不足で近い将来これが当たり前になっていくのかなと思ったが、単純に面白くて可愛いかった。しかし、今日はドアを開けた時から、

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台湾政治 ”イメージ”のねじれのモヤモヤ

台湾政治 ”イメージ”のねじれのモヤモヤ

台湾総統選挙が終わった。

選挙は、どこの選挙でも、勝者が出るまでが一番盛り上がり、注目を集める。
台湾政治がどうなっていくのかについても、外国では、次に中国が何か圧力をかけるなどの動きがある時まで、関心は低いかもしれない。なぜなら、台湾の人々のことを知って注目していた人よりも、「対中国」など、国際政治の戦略的な意味合いから注目していた人が多いと思うからだ。

ところで、今日は深い分析などでは全く

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台湾の選択 台湾人の思い --「対中国」の切り口以外の大切なもの

台湾の選択 台湾人の思い --「対中国」の切り口以外の大切なもの

「対中国」の切り口

台湾総統選挙の勝者が決まった。
(14日夜に執筆中)

民進党。1996年に総統の直接選挙が始まって以来、同じ政党が3期続けて政権を担うのは初めてだという。

先ほど、当選を確実にした頼清徳氏の国際記者会見で、外国の記者たちが熱心に質問していたのは、やはり、と言う感じだが、中国とのスタンスをどうするか、「対中国」の切り口だった。

確かにそれは、争点のひとつだったと思うが、台

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