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アイデアノート38 クリアライト組織のブレイクスルー

生きがいを持つもの同士が関わる

知り合いの知り合いまで幸福は伝わることが判明している。

この動画で示されるように幸福度は、柔軟な運動によって決定されていると示されている。そしてこれが伝播していくので、幸福な人の近くにいることで幸せになることができるようだ。

これと同様に、生きがいを持つ人と関係を持つことは生きがいを得る機会を増やす。このため、人間関係が特に重要である。

特に、生きがいを得ている人から他の人へ生きがいを伝えていくことがクリアライト組織では重視される。よってクリアライト組織は、この共有と伝達に特化している。

生きがいが得ていれば、周囲に生きがいを与えるように動く。そうでない場合は、機会を増やす行動を取る。このため、この組織では生きがいを得ている者が先んじてイニシアチブ(知の先駆者・アイデアの提案者)となる。生きがいの源泉を示唆することが組織人間の主な役割である。

生きがいは拾ってくるものであり追求するものではない

しかし、ここで注意が必要となるのは生きがいも、世界を拾ってくることと同様、探すものではなく、拾ってくるものであるという点である。生きがいが中心であるからこそ、生きがいだけを求め過ぎてはならないのだ。

これは勝ちに執着するあまり負け越すことのイメージに近い。当然、生きがいに貪欲であって生きがいが得られる人であればそれで構わない。しかし、そうでない場合は、追うものを変更する視点も必要となる。生きがいを求めるからこそ、かえって生きがいが得られなくなることもあり得るのだ。これを検証するには、実際に貪欲になった時に得られたかどうか?を自ら検証していく態度が重要になる。

生きがいはその人次第。このため、得られていなければ、コップの反対側の空間の部分も見る視点が重要になる。

あとがき

実はネガティブな思考も含んで超えるものがクリアライト組織である。

これは「Live as if you were to die tomorrow(明日死ぬかのように生きろ)」という意味を含んでいる。

つまり、どれだけネガティブがことが起きてもこれだけは変わらずやり続けるという、堅くななエゴは何か?という問いが重要になるのだ。

そうして、やがて組織の中心は、Purpose(存在目的)から、Proposition(命題)、Being(存在そのもの)へと変わっていく。

BeingはPurposeやWhyよりもさらに中心にある。
今では、Why youという概念で示されている。

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