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#読書感想文

本を閉じたら聖地に行きたくなるような、、読書記録 成瀬は天下を取りに行く〜

本を閉じたら聖地に行きたくなるような、、読書記録 成瀬は天下を取りに行く〜

読書記録
「成瀬は天下を取りに行く」

新潮社

私は本屋さんはよく行くのですが、

しかし、あまり流行りものが好きではなく、私の好みは流行りとは違うところにありそうな気がしていました。

が、ここ数年やっぱり気になります。

『本屋大賞』

今回、買い物ついでに通っている本屋さんの、ランキングで、ちらっと見て、

このタイトルに引き寄せられたかのように、まず1冊、購入してしまいました。

作者の

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暖かくなる季節に、読んでみたら勇気が湧くかもしれない、読書記録 セカンドチャンス

暖かくなる季節に、読んでみたら勇気が湧くかもしれない、読書記録 セカンドチャンス

篠田節子先生著
セカンドチャンス
講談社
2022年

図書館で
久しぶりに「インドクリスタル」「弥勒」など詳細な資料と明快な展開の篠田節子さんの作品を読んでみたいと思って、

探すと意外にもプールサイドが表紙のこの「セカンドチャンス」を見つけました。

◎あらすじ
 麻里は50代で独身。

母の介護をして見送り、近所の眼科で検査補助のパートをしている。

ある時勤務中にめまいを起こし、眼科の医師

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静かにもえる炎もあるかもしれない    読書記録 終わらない歌

静かにもえる炎もあるかもしれない    読書記録 終わらない歌

読書記録 終わらない歌
宮下奈都先生、
実業之日本社
2012年

先日、お散歩がてら図書館に行って小説のコーナーを見ていて、 

「そういえば最近、宮下奈都さん読んでないなあ」

と、思い宮下さんのところに行って選んだ本がこの
「終わらない歌」
でした。

宮下奈都さんと、音楽といえば、
「羊と鋼の森」
を思い出しました。これは、ピアノの調律師として成長していく青年の物語でした。

さて、今回の

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情熱に出会えたひとは、、、。読書記録 水を縫う

情熱に出会えたひとは、、、。読書記録 水を縫う

家族の再生の物語。Reborn Family
読書記録 水を縫う

図書館でみつけた、寺地はるなさんの本。
2020年 集英社
「水を縫う」多分そのタイトルに惹かれて手にとってみたように思います。

「水」は海辺で生まれて、泳ぐことが好きな私の癒し。
「縫う」は、刺繍をする私の楽しみ。

タイトルからそのお話の世界をのぞいてみたくなりました。

◎あらすじ
主人公は高校生になったばかりの「松岡清

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流れるままの人生でも、宝物をみつけることもあるね。読書記録 図書室のキリギリス

流れるままの人生でも、宝物をみつけることもあるね。読書記録 図書室のキリギリス

読書記録 図書室のキリギリス

竹内真 先生著
双葉社
2013年

竹内真さん、初めて読む作家さんです。

また、図書館に行って入り口近くのティーン向けコーナーをちらっとみたら目に留まってしまった本です。

本好き、本屋さん好き、図書室好きだった中高生の私に読んでほしいかな。

◎あらすじ
主人公の詩織は職探し中。そんな時、高校で音楽教諭をしている友人から電話がかかってきた。

図書室の学校司書

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私の本当の気持ちを伝えたい。読書記録 ステイホーム

私の本当の気持ちを伝えたい。読書記録 ステイホーム

読書記録 ステイホーム
木地雅映子(きじ かえこ)先生著
偕成社
2023年

先日行った図書館のヤングコーナーが入り口近くにあり、読みたい本を本棚で探す前に、この本に出会いました。

表紙のイラストを見てかわいい少女の物語のようで、ちょっと読んでみようかな、と思い借りてきました。

そして記録を書いてみて改めて、今小学校高学年のお子さん、そして子育てしているママやパパに読んでほしいとお勧めしたい

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やさしさ故に苦悩する、少年と家族の物語〜読書記録 一人っ子同盟〜

やさしさ故に苦悩する、少年と家族の物語〜読書記録 一人っ子同盟〜

読書記録 『一人っ子同盟』
重松清先生著
新潮文庫
2017年

図書館で見つけて最近重松先生の本を読んでいないなぁと思い、この文庫本を手に取りました。

言語や聴覚に課題のあるお子さんの教育を仕事にしていた私にとって、重松清先生の『青い鳥』は繰り返し読んだ一編でした。

重松清先生ご自身も吃音があり、自分の思いを充分に伝えられないもどかしさ、自分の話し方に注目される恐れなどがあったのでしょうか。

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裸足でたどりついたら、、、。読書記録 とわの庭

裸足でたどりついたら、、、。読書記録 とわの庭

読書記録 とわの庭
小川糸先生著
新潮社

買い物ついでに何となく寄った本屋さんで、見つけてしまいました。

夏色の街でサルスベリやキョウチクトウを見かけ、草や木、植物の物語を読みたくて、。

小川糸先生の作品は「キラキラ共和国」以来です。

読み始めたら、止まりませんでした。久しぶりの小川糸さんの文章はやさしく私の心に響いてきました。

◎ざっくりあらすじ
主人公は「とわ」。10歳の誕生日をもう

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声なき声を聞いて、、、。読書記録 52ヘルツのクジラたち

声なき声を聞いて、、、。読書記録 52ヘルツのクジラたち

読書記録 52ヘルツのクジラたち

図書館に行きたいのに改修工事中で、買い物のついでに寄った本屋さん。

いつもは好きな作家さんの棚しかみたいのですが、ちょっと本屋大賞の帯が気になって、買ってみました。

著者の町田その子さんは、初めましての作家さんです。

◎あらすじ
主人公は20代の女性、貴湖(たかこ)。今は祖母が住んでいた九州の小さな海辺の町の古い家に引っ越して来たばかり。

そんな時、町の

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ほんとうの私は、、、。読書記録 i(アイ)

ほんとうの私は、、、。読書記録 i(アイ)

読書記録 あいi
西加奈子先生著
発行元 ポプラ社
発行年 2016年

久しぶりの読書記録です。
このところ、本を読んでも心にコツンと何か残ることがあまりありませんでした。

やっと、記録に残しておきたい本に出会いました。

そして西加奈子さんの作品を読み記録を書くのは3冊目。

人から癒される存在として見られることを問うた
ふる    

家族、海外生活、多様な価値観の中で成長する物語

サラ

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時代に翻弄されながらも、、、。読書記録 水曜日の凱歌

時代に翻弄されながらも、、、。読書記録 水曜日の凱歌

読書記録 水曜日の凱歌
乃南アサ 先生
新潮社
2015年

このところ、穏やかなストーリーを楽しんでいたように思い、少し人間の泥臭い物語を読んでみたいようなきがしていました。

そんな時、偶然に図書館で見つけたのが、この乃南アサさんの「水曜日の凱歌」です。

乃南アサさんは、初めましての作家さんです。お名前は知っていましたが、調べてみたら、私と同世代の方。

なんだかちょっとだけ親近感を持ちまし

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時代を越えて気づかされるものは、、。読書記録 うめ婆行状記

時代を越えて気づかされるものは、、。読書記録 うめ婆行状記

読書記録
うめ婆行状記  
宇江佐真理 先生 
朝日新聞出版
2016年 

宇江佐真理さん、時代物をあまり読んでいない私にとって、読んでみたいでも何だか難しいそうな、、、。

でも、実際読んでみたら、会話文多めでテンポのいい展開が心地よく、、。

◎あらすじ
時は江戸、中期。

うめは、50代。結婚して6年後の初産だったとはいえ、ニ男ニ女を産み、それぞれひとり立ちさせ、町の奉行所に同心として勤め

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もう一度、あの場所にもどれたら、、、読書記録 龍神の子どもたち

もう一度、あの場所にもどれたら、、、読書記録 龍神の子どもたち

読書記録 龍神の子どもたち

乾ルカさん著
祥伝社 2020年

初めて読む作家さんです。図書館で見つけて山や海の描かれた表紙のイラストに惹かれて借りてきました。

変化の少ない日常において、新しい出会いは大切にしようと思います。

さて、

◎あらすじ
主人公の幸男(ゆきお)は3月生まれ。4月生まれの年子の兄の武男(たけお)と一緒に中学生になった。

幸男は穏やかな性格で、武男は腕っぷしの強い屈

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読書記録 大人は泣かないと思っていた。

読書記録 大人は泣かないと思っていた。

読書記録 
大人は泣かないと思っていた
寺地はるな 著 2018年
集英社

寺地はるなさん。「やわらかな砂の上」「月のぶどう」など何冊か読みました。

身近にいる人々の何気ない日常を描きながら、じわじわとくる読後感もこの作家さんの持ち味のように思います。

さて、今回のお話は、

◎あらすじ
主人公は、時田翼。大学を卒業し今は農協に勤めている。山に囲まれた小さな町に、父と2人で暮らすのは、一人っ

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