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【短歌15首連作】春のはなしにしてはおそすぎる
うまくかけた手紙を持って陸へいくつまり砂糖は甘くこぼれる
わかんない汗が出ている。駐車場とおれば家まですこしはやくつく
躑躅には火がついていてやけどする 中高一貫の男子校おおい
ひらいたらすぐ読みおわるパンフレットきみの宣材写真はずるい
わたしっていうのは海にいたので、コーヒーはあついつめたいどっちもにがて
セーフティーネットのなかに政府があるみたいなことを言いたくないのに
アフリカみたいな庭がほ
僕は頑張るよっ(feat.あの)を聞いておもいだしたこと
むかし浜松町から横須賀へ通勤していた。なんで浜松町に住んでいたかは長い話になるので省略するけれど、とにかく浜松町から山手線に乗って品川で乗り換えて、一本見送って、品川始発の電車に乗って横須賀へ向かっていた。
角の席をとって、座るとわたしはすぐに眠ってしまう。あのころはいつも疲れていた。仕事は忙しくて、でも他の人が仕事の片手間に簡単にこなしている「仕事未満の仕事」と扱われる事務作業がわたしはうまく