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法政文芸のなにかにたまたま参加してきてたのしかった

昨日は法政文芸のあんまり内容をまだ言ってはいけないもの(じゃあ書くな!なんですが)に急遽混ぜてもらってとても楽しかった。みんないろんなこと考えてておもしろいな〜

打ち上げでF先生と話していてF先生もさすがに歳をとったなと思う場面と昔からそうだよなの場面があって面白かった。先生の血気盛んな文学者であるエピソードを聞き満足するなどした。反面、いまの時代になにを言っているんだみたいな話もあってじっとぶどうジュースに浮かぶ冷凍ミックスベリーを見つめる時間もあった。

あとわりと最近に純文学の新人賞とったひとのうちのひとりが文芸コース出身だということを知りおお…となる。文芸コース出身の学部生で純文学の賞とってるひとはじめてきいたかも。院生にはちょいちょいいる。わたしが最初のひとりにならなくてはと思って勝手にあわてていた心がすこし落ち着いてよかったなって思う。よかったなと思えるくらいには自分の才能を信用しているし、人のことをむやみにうらやまなくなった。
大学の文芸創作の授業でともだちが書いた作品がまだお手本として使われていると聞いたときも悔しいより嬉しいが勝った。すごく仲のいい子だったのだがその子が評価されてわたしが下げられていることが当時はしんどかったのでよろこべて嬉しかった。人間は大人になっていく。

しかし魂にあまりに傷がないわたしのような人間は(これはいいことでも悪いことでもある)とても年下のひとたちとも対等なつもりで話せてしまって超たのしいけどこれパワハラとかになってないかなって心配してしまった。一年生が3人いて、その子たちをやましゅんがおじさん振る舞いで盛り上げている中で、わたしはその子たちとふつうに喋ってて大人の皮をかぶっていないことにわたしはありがたいしみんなも喜んでくれてるならいいんだがしかしそれって客観的事実としてはどうなんだ? と感じる部分はあった。
でも心が近くてやりやすいなと思っている。みんな魂に傷がないんだと思う。心身をぼろぼろにしてでも本質を守るため戦っていく決意がまだあるっていうか、魂にすこし傷を入れるとそれは戻らなくてでもあとの人生楽になる、その線引きみたいなものがある気がしている。それをやるかやらないか。だいたいの人は気づかずにやっている。わたしはそれをやりたくないしやらない。中沢けい先生もそうだと思う。ゼミで先生と最前列ではなしてるとき距離も近いんだが心が近かったと感じていた。周波数が似ているから先生の話がわかるんだなと思っていて、その周波数の度合いを合わせていくことがわたしは作家としてのやりかたを決めていくのにかなり役立っていると思う。作家としてやっていくこと。

短歌で食えてるのって穂村弘くらいなのかなとF先生がふと言って、いや穂村弘はエッセイの功績が大きいから、むしろ、木下龍也しかいないんじゃないですか? とわたしは言った。
ちなみにわたしは短歌の仕事をしているがそれで食えてないけど生活を支えるための本業もないのでいよいよ本格的になんなのかわからない人になってきている。親の脛をかじるやばい虫すぎるという気はする。わたし個人としては歌人一本で食いたいみたいな気持ちはなくてエッセイも日記も短歌も小説も言ってくれさえすれれば俳句も書くので(ここ数年のわたしから俳句に対する気持ちはまじめに向き合う時間をつくってあげられなくてごめん!chu という感じである。いつかはちゃんと時間を取るがいまではなくて待ってて俳句、きみは逃げないと知っている)、なんでも仕事くださいなのですが、それはわたしがもともといろんなジャンルでやってるからなので短歌一本で〜という話をする人がいるのもわかるしそこに話の焦点がいくこともわかる。

うにゃ〜ん(楽しかったときに出るへんな声)、飲み会で現役生と話せて楽しかったし一年生とはカラオケにも行ってそのうちひとり乗り換えミスって終電を逃したからやむなく散らかりまくったわたしの家にあげたらめっちゃお掃除してくれて、そんなにしてくれなくていいのよ…!と一応言ったけど実際めっちゃ助かったので、仮に今度またやってくれるならお金を払うことにする。やってくれなくてもよしとする。その辺は気がむくままでよいとしていきたい。

一年生がきのうは3人いてみんなちがってすごく良かった。なんて尊いこと…と思った。どうもわたしは「3人」に弱いらしくて、たまたまいたのがその3人ということなのかもしれないけどウワーーーーみんなのそれぞれの気持ちがわたしをひとつにする〜〜〜(言ってる意味が本格的にわからないと思うのですがつまり3人それぞれに共感ポイントがあり大学生ってこうかもって思ってすごいわくわくした)

あと就活がまっている?なんならもう始まっている?みたいな感じの3年生がガクチカが弱くてと言われているのを聞いて、内容的には法政文芸の話をしても新規立ち上げではないんでしょ? と言われちゃうんですよというものだったので、そしたら個人でも文芸誌つくったら? とわりと気軽に言ってしまって、でもちゃんとその子はそれができない理由(就活の準備もあり授業が忙しいということなど)を説明してくれてあらしっかりしているわねと思い、まじでそんなちゃんとしてたら就職決まるだろってわたしは思ってしまう。本人にとってはそんなに軽いことじゃないってわかっていても…! しっかりした子ほど心配するよなって思う…そして軽口たたいてごめんね…

だんだん書いていることが散漫になってきたのでこの辺でねまーす。いや月曜の昼間〜!!(フリーランスは忙しいときマジで忙しいのでいいんです〜〜〜ということにしておきたいですね。お仕事は常に募集中でyokaimushroom@gmail.comまでお気軽にお問い合わせください)

*F先生は伏せたのに中沢先生の名前を出してるのも学生たちの名前出してないのにやましゅんは出してるのも全部意味わかんないんですがわたし基準ではOKなのでOKとします。やましゅん歌集買ってくれてありがとう!!!!

ものを書くために使います。がんばって書くためにからあげを食べたりするのにも使うかもしれません。