記事一覧
先輩がうざい後輩の話
真っ直ぐな性格の武田先輩と双葉
方向性は違えど、自分の殻に閉じこもりがちな性格の桜井さんと風間くん
二組の恋愛模様を描くピュアッピュアな社会人ラブコメです!
社会人ラブコメのストックは、「オタクに恋は難しい」、くらいしか見たことなくて何となく近寄りがたいというか、
現代社会の世知辛さを思い知らさられるような気がしていた、
のはおそらく私だけですが、全然そんなことなかったです!
社会人っ
ひとりぼっちの〇〇生活
コミュ症女子中学生、
一里ぼっちの脱ボッチコメディ!開始5分で面白すぎました
主人公は一里ぼっち、おもしろかわいい女の子です
彼女は、唯一無二の友達、八原かいさんに
ー中学3年間でクラス全員と友達になるまで絶交ー
という試練を課されたことから、入学式当日、
友達を作れなくても仲直りする作戦ノートを持参します
初日で諦めてる時点で面白すぎるんですが、
その中身がまたやばいです
面白す
小説の神様(相沢沙呼)
概要(背表紙より)
僕は小説の主人公になり得ない人間だ。学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……。
物語を紡ぐ意味を見失った僕の前に現れた、同い年の人気作家・小余綾誌凪。二人で小説。合作するうち、僕は彼女の秘密に気がつく。彼女の言う"小説の神様"とは? そして合作の行方は?
書くことでしか進めない、不器用な僕たちの先の見えない青春!
ライトな青春ドラマで読み
「夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦)」
『熱帯』に次ぐ森見登美彦二作目
根っこの雰囲気は変わらずとも、方向性は全く異なる作品でした。
概要にもあるけどだいぶポップなイメージ
「先輩」と「黒髪の乙女」は京大なのかな?
京都の街の謎の人物や
京大のゲテモノ感溢れる意味不明なキャラたちが
小気味よいテンポで喜劇を演出していて、
古き良き学生の自由奔放さというか、穴蔵感というか、
どことなく『氷菓(米沢穂信)』と似てるような似て
『マツリカ・マジョルカ』(相沢沙呼)
『medium』からドハマリした相沢沙呼先生
ついに同士を見つけました
黒髪ロングの美少女が好きなんですかね
違ったらごめんなさい
しかしながら先生の作品に登場する黒髪ロングのクール系美少女は、
有識者を唸らせるほど魅力的でした
今回のマツリカさんは特にキャラが立っていて
何度もドキドキさせられました
数え切れない太腿の描写、雨に濡れた制服と黒髪
彼女の容姿や行動の描写が精緻かつ
『medium「メディウム」』相沢沙呼
この一年の読書記録で最も衝撃的な作品でした
毎回ほぼ注意書きなしでネタバレ全開なんですけど、
今回はもし読む人がいたら絶対ネタバレしたくないので内容には一切触れないようにしたいとおもいます
何度も言いたいんですが、概要と通りほんとに最驚でした
まさかの……
言っちゃいそうになりますね
なんでこんなに綺麗に騙されたのか考えながら最後まで読んでみたんですけど
実は先生、マジシャンでもある
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(桜庭一樹)」
「葉桜の季節に君を想うということ」を経て辿り着いた先生の代表作の一つ
本作との出会は、
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」というタイトルがかっこよかったという至極単純な理由なのですが、
気づけば日を跨いで完走していて、久しぶりに、何度でも読み返したいと思える作品でした。
読了後に本を閉じ、ふと表紙を見てみると、
このかっこいいタイトルこそが、単純にかっこいいだけでなく、
大切な何かを懸命