冴えカノ8話


冴えカノを見返す機会があって、またエモくなってしまったので、俺ガイルに続き、好き勝手に感想書きたいと思います

というのも、2期の8話ってメインヒロイン、加藤恵の回じゃないですか


ありがとう、おれよりもBlessingSOFTWAREのこと好きでいてくれて

で、はっとして口元を両手で覆うシーンなんですけど

それからアキくんは謝り通しますか、

彼女はごめんと連呼されて

今までずっと我慢してたけどさ……

と怒りを爆発させますよね

それでもただ、ごめん、とアキくんが返すと

だから安っぽいんだって、

とさらに怒る

ここ、2クールと映画も含めて、冴えカノの中で一番好きなシーンなんですけど、

なんでこんなに感動するのか分からなくて、

ずっとモヤモヤしてたんですが

今回5周目くらいでやっと、あーって、

何となく言葉にできそうな気がしてきたので

書き残したいな、というのが今回の記事の動機です。

キーワードは

嬉しい

でした。

ずっと分からなかったのは、

なんで、

ーありがとう、ごめんー

という言葉で彼女がはっとなったのか。

というところに起因するんですが

だって、セリフとしては怒ってるじゃないですか

ー安っぽい

とか。

だから怒ってるんだろうなとずっと思ってたんですが

今回見た時に、そこに別の感情があるように感じたんです

彼女はほんとうは

嬉しくて嬉しくて、仕方がないんだろうなぁと

感情表現が苦手で、何かに全力で向き合ったことがなかった恵にとって

安芸倫也に半ば強引に引き込まれたBlessingSOFTWAREは、

初めて本気になれた場所だった

みんなと本気でゲームを作るのがどうしょうもなく楽しくて、

それはもう、主人公の倫也より夢中になるくらいで

きっと何よりも大切な場所だったんだろうなって

だからこそ、離れた2ヶ月が耐え難く辛くて

でも倫也には消化しきれない怒りを抱えていて

だからどうしても自分からは動き出せなくて

どうしたらいいかわからない。

泣きたくなるくらい辛かったんだと思うんです。

だから嬉しいんだろうなって、

ただ

ありがとう、ごめん、

って言ってくれたから

その2ヶ月の辛さを受け止めてくれたように感じたのでしょう

初めて抱いた激情を、怒りを全力で受け止めてくれて

テンションばくあげになるくらい嬉しかったんだと思うんです

その後、スーパーでの

玉ねぎとって

とか、

部屋着は貸してね

とか、

その後も

カレーの味見させたり、

倫也の頬についた食べ残しを拭ったり

ちょっとそこに座って

とまた怒りが再発したり

またお風呂で

あーもううるさいなぁ

と理不尽に怒り出したり

かと思ったら

私もしーらないっ。

と、足バタバタしながらめっちゃあどけないこと言ったり

テンションおかしすぎて、

よっぽど嬉しかったんだろうなぁ

と、最初のシーンからの辻褄というか、

言動に突然一気通貫した意味が浮上してきたようなきがして

万感の思いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?