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『マツリカ・マジョルカ』(相沢沙呼)

概要
冴えない高校一年生、柴山祐希はある日、雑居ビルの上階に、不安定に足を投げ出す黒髪美少女、マツリカさんと出会う。
勉強を教える代わりに原始人を探せ、という意味不明な依頼を受ける祐希、他にも彼女の命令に従う中で様々な謎に遭遇するが、マツリカさんは話を聞くだけで解決してしまう。
廃墟ビルから一日中、双眼鏡で学校を観察するマツリカさん。
神秘的なまでに綺麗で聡明な彼女の正体はいったい……
相沢沙呼先生が送る、妖艶な青春ミステリー、シリーズ第一巻!

『medium』からドハマリした相沢沙呼先生

ついに同士を見つけました

黒髪ロングの美少女が好きなんですかね

違ったらごめんなさい

しかしながら先生の作品に登場する黒髪ロングのクール系美少女は、

有識者を唸らせるほど魅力的でした

今回のマツリカさんは特にキャラが立っていて

何度もドキドキさせられました

数え切れない太腿の描写、雨に濡れた制服と黒髪

彼女の容姿や行動の描写が精緻かつ洗練されていて

マツリカさんの幻想的かつ神秘的な美しさ、

そして妖艶な黒髪が彩る知性と色気に充てられて

まるで夢を見ているようです

はい、かわいかったです

あと、やはり爽快に騙されてしまいました

本作は、一つの大きな謎の解決というよりは、

そこそこな謎がそこそこの解決を見せていって

最後に肌がそばだつような真実を突きつけられる

といった性質の展開になっていました

マツリカさんの正体は次回に持ち越されたっぽいですが、

明示はされていないが、

よく考えるとぞっとさせられる伏線があるようです

まだシリーズ一巻なので、この話題は続きを読んでからにしたいと思います

おすすめです

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