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2019年6月の記事一覧
酔った男女を昂らせる変わった趣味。
タクシーはお客様にとってプライベートのような空間である。
移動時間で次の仕事を確認したり、
空いた時間を電話に活用したり、
仕事帰りののんびりできる至福の時間にしたり。
使い方は様々だが、時には驚かされることもある。
金曜日の夜19時頃、
中目黒で男女が乗って来た。
スーツ姿の男と、カジュアルな装いの女。
金曜日といえば、一週間が終わり、ほとんどの仕事人がウキウキしていて
飲み屋街は人で溢
タクシー運転手がおじいちゃんをお送りした後、首からかけた赤ちゃんの写真から、いろいろ想像して車内で泣いてしまった話。
僕はタクシーのエピソードを集めています。
だからといってタクシーに乗ったお客様にそれを求めてもいないし、
偶然体験したことの中で「面白い」と感覚的に思った話を書いたりしている。
世の中に受けるように、というより結局はそれを自分が楽しんでいる側面が大きい。
何時に、何処で、どんな格好をした、どんな人が乗って来たかというところから、行き先を含めてその人のストーリーを想像している。
簡単にいうと、乗
タクシーで起きたジェラシー「不倫目前の先輩と後輩」後編
会社の飲み会帰りの、先輩の女性と後輩の男性が乗って来た。
会社の同僚の話題から、いつしか男女の話へ変わっていく。
ジェラシーを抱くことを「ジェラっちゃう」と言う会社内の流行言葉のような発言が、次第に二人を変えていく。
前編はこちら
女「・・・小池の家いこっかな~(笑)」
男「いやいや、何言ってんすか(笑)」
面白い流れになってきた。
人間ドラマを垣間見れることに、タクシー運転手の仕事の楽し
タクシーで起きたジェラシー「不倫目前の先輩と後輩」前編
タクシー運転手をしていると、
後ろで動く人間模様を見ているのは楽しい。
しかし、これは見たくなかった!
という瞬間も出てきたりする。
特に、人間の欲望が渦巻いているときだ。。。
平日の深夜、麻布十番で7,8名ほどの集団が立っていた。
深夜の電車のない時間であれば、タクシーに乗る可能性が高い。
私の前を走っていた空車のタクシーはその集団が手を上げている訳ではなく雑談をしている段階で乗ることを予想
#タクシードライバーは見た(聞いた)「帝国ホテルの赤絨毯で」
タクシー運転手が実際に遭遇した出来事を短く紹介!
「帝国ホテルの赤絨毯で」
富裕層と思われる会話をするお客様。
数々の高級ホテルに泊まって来た思い出話をする。
「そういえばさー、20年前位に泊まったとき帝国ホテルの赤絨毯で隆(息子)がう◯こしたんだよ!」
「もう急いで拾って、拭いてさー」
「それでたぶん大丈夫でしょ!つって」
何ともなかったらしい。
タクシー運転手がたまに出会う、本当の「ありがとう」を伝えてくれる方。
タクシー運転手は蔑まれる扱いをすることも少なくはない。
僕はそのような体験をしたことはないが、聞いたことがある。
乗ってきて早々ストレスをぶつけるために罵倒されたり、
違反しろ、俺の言うこと聞けと、
人として扱われないことも中にはあるという。
僕のイメージ的に東京の都心部であれば、優しい方も多く、降りる際もお世話様、ありがとう、と言って降りていく方もいる。
とはいえ、特別なことは何もないことが
#タクシードライバーは見た「飛び跳ねる男」
タクシー運転手が実際に遭遇した出来事を短く紹介!
「跳び跳ねる男」
僕は、JPNTaxiという車種で営業をしている、
お乗せする方の評判は中々良い。
ある日、交差点付近にお客様をお送りした
交差点の先には、タクシー待ちらしきおじさんが立っている
お会計を終え、空車に変えた瞬間
おじさんは跳び跳ねた!
青信号を進むと、手を上げる
嬉しそうに
「これ、乗りたかったんだよ~」
こんなに
麻布十番で乗って来た大人の男女に、ちょっとしたドラマを見た話。
麻布十番で男女が乗って来た。
50代ほどの男性に40代の女性が寄りかかっている。
男「おまえ、寄りかかってくんなよー」
女「ええやん、別にー」
ちょっと関西なまりの男性と関西弁の女性。
酔っぱらった男女が乗ってくるのは日常茶飯事
ただ、この感じはちょっとメンドクサイかもしれない。
そう思いながらも、目的地を聞く。
男「運転手さん、三軒茶屋までお願いします」
私「かしこまりました」
男「
新幹線で田舎へ帰るおじいちゃんと、会えない寂しさを隠すお孫さんの、別れる数分前の車内の話。完結
こちらの続きです。
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ただ一人、その状況に感極まっていた。
東京駅に近づくにつれて
だんだん素っ気なくなっていく裕太君
おじいちゃんと離れる寂しさを見せないためになのか、
ずっと明るいみさきちゃん
この時間も思い出に変えたいおじいちゃん。
三人の空気を感じ、一瞬、
私が小さかったころのおばあちゃんとの想い出もフラッシュバックする。
センチメンタルになりながら、ハンドルをしっかりと握
タクシー運転手が体験した、人が成長する機会はどこにでもある話。
昨日より今日、今日より明日と、人生において少しでも成長していきたい!と誰しも思ったことがあると思います。
そうは言いつつも、
「今日もわたし、仕事で何もできなかったなぁ」
「一年前と比べて俺、全然成長してねぇ」
「自分の人生、なんかつまんない」
自分をふと振り返ってみると、なんだか前向きになれない。
今回のエピソードは、そんなあなたに成長するための方法を伝えてくれる外国人の話です。
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「全国通訳案内士」の国家資格を持ち、京都の観光案内も出来るタクシー運転手、しまんちゅさんの体験談
京都でタクシー運転手をしている
しまんちゅさんの体験談!
全国通訳案内士の資格を持つしまんちゅさん。
この資格を持つ方は全国で約2.5万人(2018年時点)しかいないことを知りビックリしております。
全国通訳案内士とは、、
観光庁長官が実施する国家試験「全国通訳案内士試験」に合格して、報酬を得て通訳案内(外国人に付き添い、外国語を用いて、旅行に関する案内を行うこと)を行うことを業とする職業。
大阪のタクシー運転手、中ちゃんの体験談「乗り逃げ男の結末」
大阪でタクシー運転手をしている
中ちゃんの今日もチップで満塁ホームラン♫さんの体験談を引用で紹介!
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「乗り逃げ男の結末」
12月初旬の土曜日の深夜の出来事。
大阪ミナミ 宗右衛門町でお客さんを下ろし、
そのまま流し、信号で止まった。
ドアを開けて乗り込んできた30代のお兄ちゃん。
行き先聞くと神戸^_^
フル高速のロング!
詳しく聞くと長田までで高速降りてすぐの場所。
1時間半あ
本当にあった、ニュースにはならないタクシーの乗り逃げの話 後編
お客様(以下客)「運転手さん、
とりあえず支払いは大丈夫そうです」
財布がなくても、お家に電話をして
支払いは大丈夫と伝えてきたお客様。
一つ、目印として指定していた
警察署付近へ近づいた。
客「運転手さん、警察署を越えて
最初の信号を右でお願いします」
運転手(以下運)「かしこまりました」
客「右曲がったら、ひたすら真っ直ぐ言って
途中コンビニがあるのでそのコンビニを越えた三つ目を右で
本当にあった、ニュースにはならないタクシーの乗り逃げの話 前編
料金を払わずにタクシーを乗り逃げる
という輩がいる。
運転手を殴って料金を踏み倒す、
コンビニでお金を下すと言っていなくなる、
(裏口から逃げる)
これらは、これまでニュースにもなっているし
聞いたこともあるかもしれない。
しかし、
それ以外にも、表には出ないだけで
料金を払わずにタクシーを利用する人達がいる。
後日振り込むからと、
連絡先を伝えてくるお客様もいると聞いたこともあるが
ち