「もっちゃんの いいところ」 はらまさかず

「もっちゃんの いいところ」 はらまさかず

わたしも、いつのまにか50になった。 一人息子は就職し、家のローンも終わった。 だんなは、何でもできる人。 だからかな。やる気がでないというか、 お役御免というか、 そんな気持ち。 今の楽しみは、日記を読むこと。 誰の? 父の。 父はずっと日記をつけていた。 その名も、「もっちゃん日記」。 そう、わたしのことだけを記した日記。 わたしが生まれた日から、父は「もっちゃん日記」をつけはじめたらしい。 子どもの時、「どうして、書いてるの?」 と、きくと、父はいつも、 「タイムマシ

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父の誕生日

父の誕生日

9月16日 今日は父の誕生日。 95歳になりました! はい、大正生まれ。 90歳をすぎたころだったかな いま、逝っちゃうともったいないよ~、 元号かわるよ~、 東京オリンピックあるよ~ と、ささやき続けた。 令和になったし、 東京オリンピックもおわっちゃったな。 次の楽しみはなんだろう。 来年は、 8回目のとしおとこ。 それから、かってに めざせ!100歳キャンペーン!! おとうさん、 まだまだ、一緒にいてください。

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妻と擬父

妻と擬父

「オチンポ…オチンポ大好き」 「後ろからユキのマンコ…ズボズボされるの好き」 半分は言わされている台詞とは言え、普段の妻とは別人の顔。 「後ろから…はい…自分でズボズボします」 そう言って四つん這いの妻は不器用に腰を前後に動かすのでした。 「僕?僕はね昭和44年生まれ。酉年。二人の親御さんと変わんないんじゃない?」 うろ覚えだったので、不躾ながら平山さんにあらためて年齢を伺います。 僕達夫婦の親と同年代なのは知っていましたが、あらためて確認すると、妻の父親と生ま

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矛盾を許可して、出会えた本音

矛盾を許可して、出会えた本音

親を軽蔑し、過去の悲しみや怒りをぶつけた結果、 相手に発した言葉は、自分自身に発していたということがわかった。 では私の”気付き”の被害者である親との関係性はどうなったか。 なんと、数日後にはケロっとしていて、娘としてそのまま何事もなかったかのように受け入れてくれた。 「なんか食べる?」じゃねえよ(泣) そうしてやっと、本当に心から感謝が湧いた。 「感謝しなきゃ」ではなく 本っ当に今度こそ本当のやつだ。 そしてその後、今度はなんかわからないけど謝りたくなったのと、感

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あ、ごめん!トイレ行ってくるわー!!

あ、ごめん!トイレ行ってくるわー!!

どうも、こんばんは🌠miusanです。 閲覧数が増えてきたので、張り切ります!! 本日、初の連投です🎊 みなさん、アクセスありがとうございます。 ここ1年、 やたらとトイレに行く回数、トイレの時間が 長くなりました🤭(もちろん土日祝日だけ) はい、そうです。そうなのです‼️ もちろん、そうです! トイレで競馬予想、ネット投票してるからですね! これはパパのあるあるでしょうか??? それとも私だけ?! パパ〜、トイレなが〜い、 はやくでて〜〜 まだトイレ〜?? はや

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マイケル・ジャクソン、 オレ様を黙らせる
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マイケル・ジャクソン、 オレ様を黙らせる

マイケルにハマったムスメ ムスメには小さい時から、その時々で夢中になるものがありました。一点集中型というかそれ以外なにも目に入らなくなるのは心配ですが、好きなものがあるということは良いことです。 小さい頃からディズニーのプリンセスや恐竜が大好きだったムスメが、マイケル・ジャクソンにハマったのは小六の時でした。マイケルは既に亡くなっていましたが、ターゲットがリアルな人間になったところは成長したところかと思います。 きっかけは、私が見せたマイケルのミュージックビデオでした。私

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たかが父と娘。されど父と娘。

たかが父と娘。されど父と娘。

母が亡くなってから父とのコミュニケーションがよくわからなくなりました。 地元から出て人生の半分をこっちで過ごしてるのに、実家に帰ると父はいまだに私に地元の有名なお店や観光地を聞いてきます。 「あそこの店の評判はどうなんだ?」 「あのあたりでこういう場所知らないか?」 父のなんてことない質問が、いつしか私を苛立たせるようになりました。 私が知るわけないでしょうが。 もう何年こっちにいないと思ってるの。 反論をすると、父はいつも 「お前はいつまで経ってもなんでそう気が強い

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芸術の父

芸術の父

父は30年も前からシャッターを切り続けているいわゆるカメラ小僧である。 昼はテーマパークで家電修理等の雑務をこなし、朝は新聞配達のアルバイトをしている。 そんな父は今現在趣味のカメラクラブの支部長をしており、日々わたしには時間がないとばたりんこん、ばたりんこんと毎日を過ごしている。 今日の昼下がり、AMラジオを流し珍しくリビングで作業をしていたので覗くと県展の他のメンバーの作品をひろげて見せてくれた。古株メンバーの作品、新規メンバーの作品はどれも素人目には上手であるが、

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父の命日

父の命日

9月13日は父の命日である。前日の午前中に買い物に行き、花と菓子を用意した。お花屋さんではなく、街中にある道の駅のような直売所の可憐な花..... 小さなお月見まんじゅうは、かるかん仕立て。直前の準備の訳は、そうでないと痴呆症が始まっている母が食べてしまうから.... 案の定、夫の命日は忘れていた。そして早速、見つけたお菓子を嬉しそうに食べた。ま、いいか......。 私は父の子である。考え方や行動パターンが似ている。父をよく知る人たちにもそう言われてきた。計算で動くことが

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23.クリームシチューは子供の好物…とは限らない
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23.クリームシチューは子供の好物…とは限らない

モンゴルの諺にこんなのがある。 【顔の広い人は大草原のようで、ひとりぽっちの人は手のひらにすぎない】 人の交友関係を表しているものだけど、私の父は大草原タイプ。 おかげで私の胎教は…という話は、また今度にして、生まれる前から父の周りはいつも他人が大勢いる。 子どもの頃は、大人だけでなく、よその子たちも「おじちゃん」と慕い、まとわりついていたし、父自身も我が子優先というタイプではなかったので、嫉妬という言葉は知らなかったけれど、よその子に慕われ、楽しそうに遊ぶ父の姿を見て