スピカ

主に等身大の自分を表現できる場所として活動しています。ちまちまとやっています。こちらは…

スピカ

主に等身大の自分を表現できる場所として活動しています。ちまちまとやっています。こちらは昨年8月に発行したエッセイ集となります。https://spicaprima.booth.pm/

マガジン

  • 私の推し!

    米津玄師、ミスチル、スピッツなど音楽についてのエピソード

  • noteについてまとめ

    noteを続けていく上で少しでもお役に立てそうな記事を集めました。

  • 紹介して頂いた記事

    本当にありがとうございました!!!

  • おすすめ記事まとめ

    注目記事だったり、スキをたくさん頂けた記事です

最近の記事

  • 固定された記事

「ずっと」を使わない勇気

ずっと前から好きだっただとか、ずっと考えていたんだけどだとか、最近そういったことがなくなってきていることに気付きました。それは米津玄師さんの新曲である「Pale Blue」を初めて聴いたことがきっかけです。 この曲はリコカツというドラマの主題歌です。「ずっと、ずっと、ずっと……」という歌い出しの曲なのですが、冒頭のようなことを思いつくきっかけになりました。 最近私は熟成下書きというタグがやりたくて、記事をいくつかストックしては推敲しています。この溜めている感覚はこの言葉の

    • 選ばれし者だけが飲めるお茶

      ふわっと午後の紅茶のストレートティーの香りが辺りに漂ったような気がして後ろを振り向いてみます。あの甘みが滲みだしたかのような濃厚な香り。懐かしいと思って考えてみたら、最後に飲んだ時は中学生の頃だったと思い出しました。部活の帰り道か何かにこっそり自動販売機で買って飲んでいた記憶があります。 当時は水分補給にカフェインの含まれている飲み物は良くないという知識すらなく、普通に喉が渇いたからとごくごく飲みほしてしまっていました。けれども今よりもずっと夏の気温が低く、熱中症になること

      • あなたにとっての最初の読者とは

        ある日しばらくお話をしていなかった知人に久しぶりにばったりと会い、嬉しかったので少し話をしてきました。数少ない私のネット上で公開している文章を知っている人です。記事を見てどう思っているのかと聞くのが怖いようで少し楽しみでもありました。会うと何かしらコメントをくれるのです。彼女は熱心な読書家でもあり、こちらとしても参考になることが多いのです。 すると彼女が言ったのは「何か狙って書いているわけではない、そういう素直さがいいですね」ということでした。私はとても感動しました。といっ

        • 書くことを好きでいたい

          自分の好きなことを守りたいのでしばらくお休みすることにします。これからも書くことを好きでいたいと思い、この決断をしました。 またきちんと記事を書けるようになるまでは活動はできないことになりますが、たまにみなさんの記事を読みに来たりはしているので、もしお見掛けになりましたらよろしくお願いいたしします。 これまで読んで下さったり、スキを押して下さったり、コメントを下さった方には心から感謝しています。私の今後についても応援して下さるメッセージを頂いたりと、励みになりました。本当

        • 固定された記事

        「ずっと」を使わない勇気

        マガジン

        • 私の推し!
          16本
        • noteについてまとめ
          18本
        • 紹介して頂いた記事
          6本
        • おすすめ記事まとめ
          14本

        記事

          人生のスタンプシートに押された最初の一個

          スタンプシートのようにぽんぽんと、一つずつたまっていくポイントの景品を最後に全て受け取って終わりたい人生でした。途中の項目には入学、卒業、受験、結婚などの人生のイベントがあって、それらを着実にこなせていれば普通の人生が送れるんだと信じてやまなかったころ、私は決して幸せではなかったと思います。けれどもまだ確定していない未来は山ほどありました。 今となっては大したことはないとわかっていますが、小中学生と学校の成績は良かったほうではありました。けれども得意げになれるほどでもなく、

          人生のスタンプシートに押された最初の一個

          友達の少ない私が試してみたらnote友達が増えた4つの方法

          noteにおいてもリアルにおいても、みんながみんな自分らしく生きていれば自然に友達ができるタイプばかりではないと思っています。私はこのことで長い間苦しんできました。同じようなことで悩んでいる方、いませんか。 noteで記事を書いていてそれをきっかけに他の方と話す――そうして楽しんでいる方はたくさんいます。けれども、案外その方法がわからなかったり難しかったりとコツがつかめない方もいると思います。私もかつてそうでした。やっぱり仲のいい方がいるのといないのとではモチベーションにも

          ¥500

          友達の少ない私が試してみたらnote友達が増えた4つの方法

          ¥500

          きみのヒーローになりたい

          現在Youtubeにて先日109巻が刊行されるに至った大人気漫画「ONE PIECE」と、Mr.Childrenの2002年発売の名曲である「HERO」がコラボしている動画が公開されています。 昨日見たこの動画すごかったです。何がすごいか。全てです。何はともあれ気になる方は是非とも見てみて欲しいです。ただ、最新刊のネタバレが思いっきり含まれているらしいのでそのあたりはご注意を。 これはすごいです。ONE PIECEに空島編あたりで挫折してしまった、とっくにあの世界観から取

          きみのヒーローになりたい

          「そうじゃなくて」の答えをずっとさがしている

          これはかなり前の話になりますが、当時流行っていたSNSでやりとりをしていた人がいました。マッチングアプリなどなかったころの話なので「ああ、あのSNSね」と思い至る人もいることだろうと思います。 主に所属していたのはミスチルの好きな人のいるグループとか、同世代の人の集まるグループでした。そこで気の合いそうな人からメッセージが来たり、逆にメッセージを送ることで親交を深めていきます。 男女問わずいろんな人とメッセージの交換をし、特に仲良くなった人とは直接メールを使って話すように

          「そうじゃなくて」の答えをずっとさがしている

          懐かしさ、それは風情の一種かもしれない

          最近懐かし過ぎて感動することが多い気がしています。大体の感覚で言うのなら「懐かしすぎて死にそうになるくらいに悶絶してしまう」といったものです。苦しいような心に沁みいるような、嬉しくてたまらないような複雑な気持ちになります。今風に言えば「エモい」に近いのでしょうか。いえ、ちょっと違う気もしますね。 直近でその症状を味わったのはとある飲食店に入った時でした。親戚と母と会食していると、突然その曲が流れ始めたのです。それはKinki Kidsの「青の時代」――おそらく曲名を出しても

          懐かしさ、それは風情の一種かもしれない

          おせっかい or アドバイス

          たまに誰かのありようを見ていて、つい思ってしまうことがあります。それは「こうしたらもっと良くなるのになあ……」ということです。ファッションで例えるのなら「そのトップスならボトムはスカートにしたほうが似合うのに」とか、「小柄だからその丈ではスタイルが悪く見えてしまうんだろうな」だったりします。 けれども近しい間でもない限り、そんなアドバイスをしたところで相手を困らせるだけなのだろうと思って言わないようにしています。実際に自分自身がこういったアドバイスによって何度か傷ついたこと

          おせっかい or アドバイス

          本当の自分と出会える瞬間

          先日PCの中身を整理していたら、数年前(といっても2~3年ではありません)に作成した書き殴りのような小説が一部分だけ出てきました。全く覚えていない話だったため、初対面のような気持ちになって読み進めます。 いかんせん実力不足なのでストーリーは矛盾していたり、突然脱線したりといわゆる「難あり」な出来でした。とにかく思いついた勢いそのままに書いたんだな、という印象しかもてなかったくらいです。ただその中で妙に気にかかった台詞がありました。それは「俺らしいって、どんなのだよ」という言

          本当の自分と出会える瞬間

          アドバイスに対して食らいついていく強さ

          鳥山明先生が亡くなってから、私は呆然としながらいろんなものを見ていました。ドラゴンボールやドクタースランプアラレちゃん、ドラゴンクエストなどの仕事がどんなに素晴らしく、後世に影響を及ぼしたか――その偉大さを思い知らされるものがほとんどでした。それだけの偉人であったということを私はあらためて実感し、何度も何度も頷きながら見ていました。 すると、ある動画を見つけました。それは鳥山先生の初代担当であった鳥嶋和彦さんがインタビューに答えているものでした。その名前にぴんと来るものがあ

          アドバイスに対して食らいついていく強さ

          思い出すのはいつだって

          封印してきた過去を掘り起こしたとき、なんらかの感情が溢れるという人は多いのではないでしょうか。それは高揚する出来事だったり、悔しい思いをしたことだったり、当時の恋人や友達などとの印象深い思い出だったりするのかもしれません。 私はついさっき、そんな感覚を覚えました。YouTubeで思いがけず懐かしい曲を見掛けたのでなんとなくクリックし、聴いた瞬間でした。それはTHE FIRST TAKEというチャンネルでのことです。 ここでは一発取りの歌唱を動画として配信しています。まさに

          思い出すのはいつだって

          3周年ありがとうございます!

          こんにちは。スピカです。昨日、ついにこのアカウントも3周年という節目の数字を迎えることができました。読んで下さる方のおかげでここまで続けてくることができました。いつもスキを下さる方、コメント下さる方、記事を読みに来て下さっている方。本当にありがとうございます。 素直な感想3周年のバッジを見て一番最初に思ったのは「新卒の人が『ここまでは最低減頑張ってみろ』といわれる期間はやりきった」という感慨のようなものでした。お試し期間とされる年月は過ぎ去った、よくここまでやり切ったなあと

          3周年ありがとうございます!

          noteをできるだけ傷つかずに続けていく方法

          最近noteにてある実験をしていたのですが、今日はその結果をレポートのようにして書いていこうと思います。ちなみに、例外のケースについても後程触れてあります。このテーマについて気になる方はよろしかったら読んでみて下さい。 記事を傷つかないように書いていきたいのなら「自分なりの他人に対してどう見せるか」ということを大体のバランスでもいいので決めておくこと。そして何より、noteでモチベーションを維持していくことになります。 後者に対しては誰かとのつながりが必要で、ある程度承認

          noteをできるだけ傷つかずに続けていく方法

          ただ幸せになって欲しかった

          数日前の深夜、寝る前にX(元twitter)を見ていた私は思わず絶句してしまいました。長年ファンでいる羽生結弦さんが3ヶ月でスピード離婚してしまったというニュースがタイムラインに流れてきていたからです。情報を集めてみると誹謗中傷やストーカー行為、マスコミによる無許可の取材がひどく、最終的にお相手の幸せを願っての決断ということでした。お相手はこの3ヶ月間家から一歩も出ることができなかったとのことです。 私は「マスコミが」とか「ファンのマナーが」とか、そういったことを言うつもり

          ただ幸せになって欲しかった