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#和歌
【自己紹介】輝いて生きる芸術家・五十嵐創の真実
初めまして、五十嵐創(いがらしそう)と申します。日本の芸術家、作曲家、ピアニスト、文学者、歌人です。現在、個人として活動しています。
私の半生コンピュータ音楽と人工知能を慶應義塾大学大学院において専攻し、在学中に発表した前衛的な電子音楽作品によって国際的に一定の評価を得ました。同時に作曲の個人レッスンを受け、西洋古典音楽を学びました。
非常勤教員として慶應義塾大学および東京工科大学に勤め、研
【和歌】ありのままの姿であって欲しいけれど
雑草と呼ばるる命ひとつびとつ名を確かめつためらひて摘む
自然や動物に触れることは、私の大きな喜びの一つです。特に、なるべく人の手の入らない、ありのままの姿で自然があることに安心を覚えます。
しかし、隣家との距離が近い都市部では、本意ではなくても、ときに庭を「手入れ」し、「雑草」を取り除かなければならないようなこともあります。
雑草と一括りにされる植物も等しく生き物です。自身に害を及ぼす訳では
【短歌】自撰三首―迷いない心のつばさで―
あふれ出る言葉は泪泣くことのできない私の胸の奥より 題詠:「短歌」
否ばれて生ひ立てる身に消たれざる光ぞありて吾を生かしむ
歌意:否定されて生い立った私の中に、何ものによっても決して消されることのない光があり、それこそが私を生かしている
迷いない心のつばさで翔んでゆく私の空はどこまでも澄む
第一首と第三首は近作です。共に私を代表する歌として特別な愛情を持っています。特に第三首については、も
【短歌】本当に受け入れられないもの(令和5年5月28日)
からっぽになりたい茜色の空浮かぶ雲さえまぶしく光る
憧れはSNSを止めることネットを離れて生きられること
今日もまた起き上がれない僕用のカーネーションを誰か下さい
最初の二首は今月28日に詠んだものです。その前日の歌(今日の短歌 令和5年5月27日)にすでにはっきりと表れているような、どうしようもない気持ちを抱えて一人、夕暮れどきに外を歩いていました。
まるで無意識に助けを求めるように