本当の自分とは
卒業アルバムを捨てました。
はい。先日ゴミに出しました。
ね。頭おかしいと思う方もいらっしゃると思うんですけどね。はい。
小中高のを捨てたんです。
で、なんで捨てるっていう方向に行ったかというと、まずこの前もご紹介したしぶさんの本ですね。なんか、整理したいなと思って。「誰かにもらったからとってある」っていうのを、その常識、観念を外してみようと思いまして。
いっぱいあるんですよ。もらったから捨てれないっていう。
私の中で中学時代って黄金期なんですね。読んでくれてる人いるかな?「どんな言葉で」もベース私の中学時代です。笑
すごく、生きていたって感じがするんですよね。
で、卒業のときにDVDをもらって。その中に運動会やら文化祭やら全部映像として残ってるので、それさえあればいいかなあって。アルバム見返すことないし。DVDはやたら観ます。パフォーマンス。おもしろいから。
そのDVDと、あとは生活の記録みたいなやつの、私と担任のコメントがラリーしてあるやつ、そして担任からもらった手紙。それだけを残しました。
最初は手紙も捨てようって思ってたんですけどね。写真撮ったからいいかなあって。でも、捨てられませんでした。探しました。ゴミ袋の中。
私はその思い出たちに寄りかかって生きてきました。だって、そこにしか私が生きていていいという証が見つからなかったからです。私という人間が、唯一求められ、そしてそれに応えられた時代だったんです。だから、その時の思い出の品々を捨てるということは、私が生きていたという証そのものが消える感覚でした。
しかし。
その片付けの最中に、その担任からもらった手紙を発見するわけですね。何回か読み直したことがありましたが。
その文面には、
「お前の今の文化祭活動のやり方は、間違ってない。ここで気持ちが弱くなって引くのが一番良くない。このまま行け」
みたいなことが書いてありました。
今までも何回も読み返したはずなのに、初めて読んだかのような、え?こんなこと書いてた?って感じでした。
あの頃は何も考えずに、自分のやりたいようにやっていた、と、大人の今そういう認識でした。だけど、どんなにリーダーや軍長やらやってても、私だってその時は悩んでたんだなって思ったんです。この手紙だって、何に悩んでたかは定かではありませんが、生活の記録にやたら長い文章を書いて提出した気がします。そこに書くことが、唯一の私の相談できる場所だったんでしょうね。その手紙は、相談の応えです。
あんなに素晴らしい時代だと思っていた私でさえ、何かに悩んでいた。でも、間違ってないとはっきり言ってくれる人がいた。
私は何一つ間違ってない。
これは、私の言動や行動が、正しいという話ではありません。正しさは人それぞれです。
そのやり方は、間違っているわけではない。ということです。
それで、この前友達に会って、まあ大体中学の時の話になるわけですけど、あのときは楽しかったね。そのあと大人になってお互い病んだね。苦しかったよね。辛かったよね。でも、頑張ったよね、私たち。と。
そういう話が出来て、ああ、なんだ頑張ってたじゃん私って。そう思えました。
学校でガンガンリーダーやって、ピアノを練習しレッスンに行き、部活はアートプロジェクトなんて立ち上げちゃってめちゃくちゃ忙しかったし、勉強したり、合唱の伴奏練習したり。
今になって、頑張ってたなと思います。今まではそれが当たり前で、これもできないんじゃダメだみたいに思ってました。
まあ、親のせいにするのもどうかとは思うんですけど、いつも怒られないように生きてたし、ピアノやめたくても、やめられなかったし。やめたいっていうと、金返せって言われました。まあ、親からしてみればそうなのかもしれないけど。親が先生だったから。親と私のピアノの先生は職場で先輩後輩なわけですよ。
そういう大人の事情が見えて、ああこれはもう無理だなって。何言ってもダメだって。5歳くらいからずっと思ってました。
そうやって、誰かの機嫌をとって、自分の言いたいことを全部飲み込んできたなあって。でも、言ったら死ぬんですよ。たぶん。命の危険を感じるんです。だから、言わないで自分で自分を殺すんです。そうすれば、ごはんが食べられるわけですね。
いつも、人を介さないと自分の存在意義を見出せない生き方をしてきたなと、今思います。みんなのためにできることを探すことによって、私が生きていていいという証拠を掴む。そういう、人の役に立っている自分が好きだったのかもしれません。好きっていうか、そうでなければならない、みたいな。
でももう、思い出の品そのものがなくたって、私は私だと思えるくらいに成長したんだと思います。思い出自体はしっかり自分の中にあります。
今は、ダイレクトに自分と向き合える気がします。何も間に通さなくたって、自分が認識できます。自分の中で、「自分のために」が今キーワードです。自分のために何ができるのかなって。
それで、嵐に対する執着←も少し減った気がして、あれ?全部グッズ売ったりするのか私?とか思いましたが、それはありませんでした。
まあ確かに、嵐が好きな私、も好きだったわけですけど。でもそれ以上の存在ですね、彼らは。別格です。一回全部売っぱらったことがありますが、元に戻りましたからね。不思議です。嵐と私は対等に向き合った存在です。飲み込まれていません。
不思議なのは、物語(?)を書いていると、自分を客観視できて、今回みたいなことが起こることですね。untitledもそうだったけど。どんどん自分が変わります。変わるっていうか、元々を知るっていうか。
大きく変わりましたからね。ほんとに。すごいですね。
こういうことがあったということを
覚えておくために書きました。
にっこり😊
#小説 #夢小説 #妄想 #エッセイ #コラム #音楽 #詩 #オリジナル #恋愛 #note #人生 #読書 #短編小説 #つぶやき #言葉 #創作 #生き方 #ポエム #ひとりごと #夢 #短編 #連載小説 #人間関係 #哲学 #ファンタジー #連載 #考え方 #恋 #愛 #心 #恋愛小説 #独り言 #自由詩 #人生哲学 #生き方 #ライフスタイル #雑記 #生活 #考え方 #幸せ #自己啓発 #感想 #連載 #悩み #思考 #暮らし #社会 #メンタル #感謝 #自分 #女性 #人生哲学 #目標 #成長 #記録 #独り言 #未来 #備忘録 #生きる #価値観 #時間 #人生観 #メンタルヘルス #呟き #習慣 #考察コラム #不安 #心理
サポートありがとうございます!