マガジンのカバー画像

子育ての記憶

36
運営しているクリエイター

記事一覧

世界は意外と優しいかも、と思った今日

世界は意外と優しいかも、と思った今日

さあ、今日の仕事の段取りは、あれしてこれして終わらせて、スッキリさせて一日終了。そう思いながらパソコンに向かっていた時に、娘が通う学校から電話が。
全ての段取りが狂い、慌て、軌道修正の段取りを組み直し、職場を飛び出した。

自分の思考の枠の外から、自分の本当に思っていることにスポットを当てられる。

私はどうしても子供が3人ほしかった。誰が何と言おうと子供が3人ほしかった。2人子供がいたとき、誰か

もっとみる
愛されても大丈夫!!!

愛されても大丈夫!!!

「友達」という言葉に物凄くコンプレックスを感じてきた。
「ママ友」という言葉が怖かった。
関西から結婚で東京に住み、誰も知り合いがいない中、子育てが始まり、ベビーカーを二台並べてお話しするママ同士が羨ましいと思って一人泣きそうになっていた。東京から関西に戻り、本格的な子育てが始まる中、最初引っ越しで馴染めなく、周りがみんなグループ化している中、胸が苦しくなりながら、子どもを何とか楽しませてあげなく

もっとみる
数学は整理整頓

数学は整理整頓

私は子供の頃から数字が苦手だった。そしてそれは、そっくりそのまま、我が子に引き継がれてしまっているようだ。

この春休みから、塾に通っている娘。
今まで、自由気ままに過ごしてきたが、塾の復習や宿題をしなければいけない状況になった。ずっと放置していたら何にも手を付けなかった娘も、やっとやっと、家でも勉強するということを始めた。

そしてずっとずっと、逃げてきた数学と直面することになった。

本人の自

もっとみる
卒親のジレンマ

卒親のジレンマ

なんでも体験してみないとわからないし、その人それぞれが必要があって必要な体験をすることになってる。

振り返ってそう思った昨日から今朝にかけての自分の気持ちをアウトプットしておきたい。

勤務中に娘が通う中学校から電話があった。
「今日の部活にまだ○○ちゃん来てないんですけど。」
慣れない仕事を始めたばかりの私、ただでさえあたふたしているとことに、さらに動揺を促す情報。
家に何度電話しても出ない。

もっとみる
2022年の棚卸読んで2024年への展望

2022年の棚卸読んで2024年への展望

どうしても書きたいことがあったけど、ちょっとゆっくり向き合えなかった。やっとゆっくり振り返ろうと、いろんな投稿を整理していたら、未公開のままの去年の記事があったので、ちょうど書こうとしていたこととリンクしていたから公開設定に今頃し直した。

2022年に記した2023年の目標は「自信」。
三女によりかかって甘えていた自分のことが書かれていた。
もう三女はだんだん反抗期を迎えて、私をもう甘えさせてく

もっとみる
名前を初めて呼ぶとき

名前を初めて呼ぶとき

嬉しいと思ったことは、嬉しいうちに。
嬉しいことはすぐに忘れてしまうから。

先日の新米パパさんのお話の続き。
お名前が決まったっていうお話し。

本当にタイミングのいいことに、「名前決まったら教えてくださいね」と言っていて、ちょうど、お名前を聞けて、写真もいっぱい見せてもらえた。

見るだけで、口角が上がって、手の先、足の先がポカポカして、本当に幸せな気持ちになる。どの写真も、本当にかわいかった

もっとみる
物事の見方

物事の見方

反抗期と言われる年齢に入った子供たち。
あんなに、「ママ、ママ」と追い求められたのに、今は、もう私をそっちのけで外へと飛び出していく。
そして、家の中では、まったく言うことを聞かない。

あまりの反抗的な態度にバトルは勃発。怒号が飛び交う家の中。

だった…。

小さい時はあんなにかわいかったのに、なんで今は憎しみ一杯になるんだろう。とふと思った。

いや、ちょっと待て。と思った。

自分も子供の

もっとみる
お誕生日、おめでとうございます

お誕生日、おめでとうございます

会社の同僚に赤ちゃんが生まれた。

新しいお父さんは、目をキラキラさせていた。

以前、ほかの同僚の人が「もうすぐ子供生まれるねんな」とその人に言ったとき、その新米パパさんはほほを赤らめてうなずいていた。言葉はないけど、その表情からいっぱいいっぱい喜びが伝わってきた。

名前は決まっているんですか?って聞いたら、「まだ迷っていて」と目を輝かせながら、嬉しそうに話していた。

名前を決める時、私も旦

もっとみる
初めての親子でTOEIC受験

初めての親子でTOEIC受験

今まで何度かTOEIC受験してきたけれど、だれとも一緒に受験会場に行ったことはない。いつも一人だった。
今回は、初めて、連れ立って受験会場に向かった。今年大学生になった娘と。

一番最初にTOEICを受けたのは約3年前。
若い人たちがいっぱいいる中で、ドキドキしながらの初受験だった。自分なりに目指したスコアをぎりぎりクリアした。

そして去年。さらなるスコアアップを目指し、またクリアできた。

もっとみる
なりたい自分像2023.4.11

なりたい自分像2023.4.11

決して出しゃばらず、静かにそっと見守る。己の考えはしっかり持っているけど、それを絶対に人に無理強いはしない。自分が、静かに、なりたい自分に変わっていく努力を日々淡々としていれば、必要であれば必要な人につながる。そしてその過程で起こる別れに一喜一憂しない。自分の心のセンサーにそぐわないなら、無理しない。いつも自分を追求し続ける。

それは人生を終える時に、「ああしておけばよかった」と言わないために。

もっとみる
「二十四の瞳」の想い出

「二十四の瞳」の想い出

子どもの予定は大人の都合によって左右される。「親ガチャ」という言葉が登場したことも、なるほどなと思う。親と一緒に行動しないといけないから、親の選択はすべて子供の体験となってくる。

一番下の子が今度中学生になる。自分の意志がはっきりあるし、どう行動したいかも本人が選択できる。そんな今になって、幼い無力な頃についてのインタビューする機会が昨日あった。

何も言わなかったけど、心の中ではそんな風に思っ

もっとみる
いつもできるだけ笑っていよう

いつもできるだけ笑っていよう

もうすっかり大きくなってしまった子供たち。幼いころは私が一人で出かけようとすると泣きながら追いかけてきたのに、今ではどんなに誘っても一緒に来ない。いろんなオプションで釣ってそれでもしぶしぶやっとやっと、しぶしぶ私と付き合ってくれるという今の状況。

すっかり幼いころを懐かしむことになってしまった。

ある本の中で見つけた言葉。
「いつもできるだけ笑っていよう。笑いは薬より安くつく。」
ブレイン・プ

もっとみる
娘の高校卒業式で思い出すこと

娘の高校卒業式で思い出すこと

「ニコニコしてる!!!きっといいお友達がいっぱいできるね。」
娘が生まれて、6か月過ぎたころに娘を見た母の友人が私の娘にそう言ってくれた。私はその時、思った。
「よかった。この子は私と違う人生を歩める。」って。

私はずっとずっと「ともだち」という言葉に恐怖を抱いてきた。「ともだち」と誰かのことを呼ぶのが怖かった。またそう躊躇なくそう呼べる人がいなかった。
だから、うちの娘は私みたいな人生じゃない

もっとみる