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ドイツ暮らし

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ドイツ生活をまとめた日記とエッセイの真ん中を取ったようなマガジンになる予定。
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2023年11月の記事一覧

ほんっとうに厄年だな!!

ほんっとうに厄年だな!!

というわけで、急遽一時帰国することになりました。
忌引です。

物理的な距離もあって私のメンタルは今のところ問題ないのですが、出国して7ヶ月で一時帰国することになるとは……と。
そういう意味でも、驚きを隠せません。

我が家は3年ほど前のコロナ禍に祖父を亡くし、高齢の祖母をできるだけ安全に参列させるため、孫世代は葬儀に参列させないという出来事がありました。
当時はコロナに対する恐怖がピークの頃で、

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冷静さと論理的議論のその先に。

冷静さと論理的議論のその先に。

語学学校とのトラブルが、やっと、やっと片付いた。

10月末、通っていた語学学校で質問すると先生に笑われるという、不思議なトラブル発生によって挫折し、語学学校にクラス替えを依頼したところ、謝罪のメールやらが届いて一件落着と思いきや、受講再開には未消化分を受けるだけでも追加料金が必要と言われ……海外生活でフサフサをしっかりとまとった心臓を駆使してさらなる議論を重ねること約3週間、今度こそ、今度こそ解

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ひと足お先にシュトーレン。

ひと足お先にシュトーレン。

先日、ドイツのクリスマスといえば……ということで、シュトーレンを買った。

そのときはまだ10月の終わりだったのだけれど、近所のお気に入りのパン屋さんで売っているのを知り、これは買わねば!!と思い買ったのだ。

今回は、このシュトーレンの話を書いていこうと思う。

ドイツでは10月の後半、ハロウィンとほとんど変わらない時期から本格的にシュトーレンの販売が始まる。
逆にハロウィンはアメリカや日本のよ

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フサフサの心臓。

フサフサの心臓。

私は最近、心臓がちょっとフサフサしてきたようだ。
もちろん毛が生えているという意味でのフサフサである。

というのも、少しトラブルが発生して語学学校と穏便にスケジュールの再調整をしていたときのこと。
学校からの手続き完了のメールにさらっとある文章が添えられていた。

「足りていない1週間分の学費の振込をお願いします。
現地払いでも銀行振込でもかまいません」

んんんんんんん!?!?!?

私は3週

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「地に足をつけて夢を追う人」をめざして。

「地に足をつけて夢を追う人」をめざして。

30歳を迎える少し前からずっと、「地に足をつける」って結局どういうことなのだろうとよく考えている。
その時々で「きっとこんなんじゃないか?」と、その時の自分にしっくりくる答えを見つけるのだけれど、1年くらいするとまたふと同じように考え出す。ずっとどこかしっくり来ていない言葉の一つだ。

辞書には大抵「落ち着いた考えや行動をしていること。堅実であること」みたいなことが書かれている。まあ、言葉の意味と

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