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生きる、生活系

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2023年11月の記事一覧

女性=サイコパス説

男性にとって恋愛とは苦行である。マッチングアプリによって可視化されたように男性は基本的に女性と1回セックスする為にn0回もの試行錯誤が要求される。換言すれば男性は99人の女性から拒否され、時には罵倒され、キモがられ、「貴方のそれは優しさではなく弱さ」みたいな謎説教され、周囲にあることないこと吹聴され、ネットでLINEやDMのスクショを晒され、その上でようやく1人の女性と関係を結ぶことが出来るのだ。

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白饅頭日誌:11月4日「産後の恨みは一生の後悔」

白饅頭日誌:11月4日「産後の恨みは一生の後悔」

 先月の終わりごろ、私の穏やかなペケッターランドに、不穏なトレンドが表示されていることに気がついた。

 「やめておけ」と私の直感が告げていたのだが、またも私は自分の直感に従うことができず、そのトレンドの文字列をタップしてしまったのである。

 ……愚かな決断をしてしまったことを、いまでは後悔している。

マガジン限定記事「未来の日本の最大の『格差』とはなにか?」

マガジン限定記事「未来の日本の最大の『格差』とはなにか?」

 つい先日、インターネットをパトロールしている最中にとても考えさせられる記事を見かけたので、皆さんにシェアしたいと思います。

 その記事というのは、バブル最盛期にリゾート地に建てられたマンションの現状を取材した迫真のレポートで、書かれたのはマンション批評系インフルエンサーとして知られる「のらえもん」氏です。

 のらえもん氏は、親族が数百万円で購入したとあるリゾートマンションに旅行を兼ねて調査に

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非モテ男性の為の階級闘争心得書

非モテ男性が非モテやキモいから脱出するにはどうしたらいいか?に関しては、とっくに答えが出ている。読めば非モテが更に悪化するような恋愛マニュアルを除いて、全ての実践的なモテ術は「4の5の言わずに"私は非モテではありませんが?"みたいな顔をして女性を口説け!」の言い換えだ。コレは考えてみれば当たり前の事であり、あらゆる営為は実践なしに上達する事はあり得ない。

例えば貴方は自転車に乗るために如何なる営

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弱者男性はどうすれば救われるのか?

まず最初に断言する。彼らが救われる事は100%ない。少なくとも政治的に正しく誰もが納得する方法で救われることは絶対ない。

「弱者男性」という言葉の語源について軽く触れると、その前進は一柳良悟氏が提唱した「キモくて金のないオッサン」という概念だろう。一柳良悟氏は「障害グレーゾーンにありながらグレゾーン故に公的支援を得られずキモイ故に私的支援も得られず金がなく貧窮している中年男性」と言った意味合いで

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女性のレイプ願望と口説き方

女性はレイプされたいと思っているのか?結論から言えば、この問いの答えはYESである。何故ならそもそも論として「全てのセックスはレイプである」からだ。

全てのセックスはレイプである…はアメリカ合衆国のフェミニズム活動家アンドレア・ドウォーキンの言葉であり、その意味は凡そ以下のような意味になる。まず第1に女性は男性器を挿入される性であり、その行為自体が物理的なマウンティングや暴力を含むモノであるとい

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マガジン限定記事「復讐の旅は終わり、それでも人生は続く」

マガジン限定記事「復讐の旅は終わり、それでも人生は続く」

 私のメールボックスに、大学生から一通の手紙が届けられていました。

 切羽詰まった感情がありありと綴られたそのお手紙は、先の見えない迷路に入り込みながら、それでも答えを探してもがく若者の叫びが込められている――そんな風に感じました。

 内容が内容なだけに、アンサーをどのように書いてよいのか悩まされましたが、自分なりに真摯に向き合い、彼に言葉を届けたいと思います。

マガジン限定記事「やさしい地獄がひろがる時代」

マガジン限定記事「やさしい地獄がひろがる時代」

 シアトルマリナーズに所属する野球選手・イチロー氏は近年、日本全国の高校野球部でスポット的に指導を行っていることが知られており、先日イチロー氏が指導に訪れた高校で以下のような発言をしたことが大きな話題になっていた。

 時代の移り変わりによって、旧来行われていたような「厳しい指導」がされなくなったことをイチロー氏が「酷なこと」と、ともすれば世間の直感に反する表現をしていることはきわめて重要だ。私が

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白饅頭日誌:11月13日「知識のない奴を喰っていくぞ」

白饅頭日誌:11月13日「知識のない奴を喰っていくぞ」

 一部界隈で文字どおり「阿鼻叫喚」となっていたこのニュースについて。

 退職金の税率の見直しを今後10年~15年と、まさにいま40代後半から50歳を迎えるロスジェネ世代が定年退職を迎えるタイミングで行うという話が浮上してきました。それを受けてSNSでは

 「ま~た氷河期世代が犠牲になるのか」
 「いまの年寄りが逃げ切った後に増税か」
 「どこまでも貧乏くじを引かされる世代」
 「マジでふざける

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白饅頭日誌:11月22日「頑張りを惜しまず出していけ」

白饅頭日誌:11月22日「頑張りを惜しまず出していけ」

 唐突ですが、私は「休みの日」をつくらないようにしています。

 いや、なにも急に社畜自慢を開始したくなったわけではありません。より正確にいえば「一切なにもせず休養する日」を一日もつくらないようにしています。毎日つねになにかしらの仕事をしているし、ハードな稼働がない日でも、それでも完全にリラックスしてしまうのではなく、仕事のための練習や努力(インプット)を欠かさないようにしています。

 だからと

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白饅頭日誌:11月24日「言葉にできない領域の方がずっと広い」

白饅頭日誌:11月24日「言葉にできない領域の方がずっと広い」

 「技術は見て盗め」

 ——そういった指導法が、日本ではさまざまな領域でいまも存在しており、賛否を集めています。寿司職人や天ぷら職人の世界では、弟子がいつまでも板場に立たせてもらえず、雑務をひたすらこなす傍らで親方が調理するその様を背後からただじっと見つめる日々を何年も過ごしていることもあり、こうした光景は外部から「非効率の極みではないか」といった批判を向けられることもしばしばあります。

 正

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白饅頭日誌:11月25日「SNSのそういう『弱者ポルノ』的なのはもういいかな」

白饅頭日誌:11月25日「SNSのそういう『弱者ポルノ』的なのはもういいかな」

 今月初旬に激バズしていたこちらのポスト。

 たしかに腹が立つのはわかるし、共感する人もたくさんいるのでしょう。

 しかしながら、この手の話は申し訳ないのですが個人的にはもうお腹いっぱいな感じになっています。