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2017年2月の記事一覧

「身体とは?人間とは?」の哲学の時代

2月もあっという間に最後の日に。今月は日数は少ないけれど密度が濃く、意識の変化がダイナミックに起こった1か月でした。まさに「死と再生」「破壊と創造」といった変化が自分の中に起きたように感じます。今月は「資本主義と共同創造」といった大きなテーマを扱い、自分の根幹となる考え方をnoteに吐き出し、言語化しながらまとめていたような感覚です。「自分の人生を生きる!自分らしく生きる!」ということよりも、今の

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「無秩序なまちづくり」と通販の活況

私は割と家で独り言を言ってしまう方で、noteを書くときもぶつぶつつぶやきながら書いていることが多いのですが(笑)、最近よく浮かぶキーワードが「まちづくり」なんですよね。家ではよく「日本はまちづくりが問題なんだ~」と頭を整理するために喋っています(笑)。保育園の待機児童問題などがクローズアップされるときは特に都市の一極集中問題が話題になりますよね。私も日本のあまりにも無秩序なまちづくりが、あらゆる

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通販&物流問題に見る「身体性」の壁

昨日くらいからまた頭がぼーっとして思考が働かない時期を迎えております(笑)。ぼーっとしつつもヤフーニュースなどを見ていると、物流大手の会社がアマゾンの影響で仕事が殺到しすぎてしまい、荷受けの抑制を検討しているというニュースが掲載されていました。遅かれ早かれそうなるだろうよ…と思っていたことが現実化してきましたね。これだけ通販が盛んになってくると、問題となってくるのは物流で、あらゆる経済を支えている

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資本主義の終焉と「共同創造」の幕開け

2月に入ってから「資本主義は確実に終わりに向かっている」というメッセージ?のようなものをずっと感じていて、「そうだろうな」と思っていたものが確信に変わってきております。エネルギーの状況を見るに、今後はこんな方向性に世の中は動いていくだろう、といったことも少しずつ読めてきていて、自分の中の意識の方向性、あり方の方向性も以前より定まってきたように思います。資本主義が終わった後に何の時代が来るのかという

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日々の気づき=「抽象化」の過程

ありがたいことに、私のnoteを愛読くださっている方にお褒めの言葉を頂くことがあり、「わかりやすい」とか「読みやすい」、「日々の具体的な話から入るのが良い」と言っていただくことが多いです。このnoteにかかる時間はだいたい40~50分程度、プロットも何もなく突然パソコンに向かい、落としどころも何もなく流れるままに書いている感じで、メソッドやテクニックなどは全く無視して書いてます(笑)。書く上で習慣

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インターネットは情報のパラレルワールド

先日ツイッターにも思いついてつぶやいた話。以前から私は「知識偏重型」って本当に問題なの?の記事や、知識・情報の収集を新たな知見にといった記事などで、知識を得ることは大事であると書いてきました。受験勉強での知識詰め込みに反対するような意見として、「知識は今や検索すれば手に入るのだから覚える必要はない」といった内容も見かけますが、私は「そうだろうか?」と疑問に思っています。検索するという行為一つを取っ

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勧誘する・される時の「温度差」問題

2日間にわたって書いてきた「温度差」問題、今日で3記事目です。部活・サークル等における「温度差」問題、部活等の「温度差」と共同創造の時代の記事もよろしければどうぞ。今日書いてみたいのは、何かを人に勧めたり、勧められたりする時の「温度差」問題です。私は人に何かを勧めるのが苦手で、あんまりぐいぐい勧誘するのが好きではありません。そしてその裏返しで、あんまりぐいぐい勧誘されるのも好きではありません。人に

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部活等の「温度差」と共同創造の時代

昨日の部活・サークル等における「温度差」問題の記事の続きになります。昨日の記事では、みんながみんな大会に出たいとか勝ちたい!というやる気に満ちているわけではないのに、部活に入ると強制的に勝つことを目標として練習などに励まなければならないこと、学校単位で試合などが組まれること、そのために「ブラック部活」問題などが起きているのではないかということを書きました。「運動苦手だし、勝ち負けとかはいいから楽し

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部活・サークル等における「温度差」問題

以前から書きたいと思っていた部活問題を少しずつ取り上げてみたいと思います。昨年くらいから世間でも「ブラック部活」問題とも言う、「あまりにも部活の拘束時間が長いのでは?」という問題提起がなされるようになってきました。先生の長時間労働にもつながりますし、学生も「そこまで部活に学生生活を捧げなくてはならないのか?」ということについて疑問を感じて、声を上げる人が増えてきたのだと思います。最近本当にいろんな

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