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#エッセイ
フィルモア通信 2022 余白の春
四十年経っても同じようなゴミあくたが散乱しているソーホーからチャイナタウンへと路を急ぐ。
冷えた身体を温めるために早足で見慣れぬ街を歩くのは散髪屋を探し当てるためだ。
アベニューやストリートのスペルには記憶があるのに広がる風景に覚えはない。先月か半年前に歩いたような気がしているが目にする景色は一変している。
ぼくの新しい生活は始まった。
「感動した!」と言ってもらえるぼくの料理には、圧倒的な戦略とロジックがある
はじめまして。鳥羽周作と申します。「sio」という代々木上原のレストランでシェフをやっています。
このnoteでは、ぼくがふだんどのようなことを考えながら料理づくり、お店づくりをしているのかをお伝えしていければと思います。
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ただの「おいしい」ではなく「感動した!」と言われたいぼくが目指すのは、ただの「おいしい」ではありません。「感動」です。
日本に「おいしい」お店は無数にありますが、「
「花束みたいな恋をした」と「ドライフラワー」における、花と恋と20代。
映画「花束みたいな恋をした」を観た。
タイトルが"花束"なので、花束そのものがこの物語のキーとなるのかと思いきや、相手に花束どうぞするシーンなど全く出てこなかった。もちろん、卒業式にサプライズで花束を渡す所をTikTokに載せるシーンもなければ、真っ赤なバラの花束100本でプロポーズするシーンもない。
だからこの映画は、観た人に、この恋がどう「花束みたい」なのかを考えさせる作品なのだと勝手に受
注文を聞かない料理人
Entrée
「遅いですね。」
「そうなるよね。」
「分かってたんですか?」
「俺、ベテランだもん。」
なじみのホテルのメニュー撮り。撮影台の上には何も乗っていない角皿が鎮座している。実際に使用されるのと同じ皿を置いて構図とライティングを決め、料理が来たら、空の皿と料理の乗った皿を取り替え撮影開始である。
準備は終わった。あとは料理だ。アシスタントのミッチーと一皿目を待つ。予定の時間を
エビを愛した先にあるもの
コミュニケーションを取るのが苦手だ。
私は人見知りだからだ。
ある会社で働き始めて半年くらい経ってから、「やっと僕と話すのに慣れてきたか」と上司に言われたくらい。話しかけられても「そうですね」といい、笑うのが私の限界だった。「そうですね」で完結するので、話が続かないと言われた事もあった。
その以前働いていた小さな会社で、私が無類のエビ好きだという事が少し広まった。
嘘ではなく事実なので別に広ま
上京した夜、1人お寿司を
上京した日の夜だ。
アパートで荷ほどきを終えると、駅前のお寿司屋さんに一人で訪れた。
そのお寿司やさんは有名で、私が住むことを決めた駅を伝えると、ほとんどの友人が「あのお寿司屋さんがある駅ね」と言うほど。なんと神戸の両親まで「ああ、昔から有名なお寿司屋さんの場所ね」と知っているではないか。
その事もあり心に決めていたのだ。一人きりの引越し祝いを、あそこのお店でしようと。
親切なことにメニューも
えっいいんですか、呑みましたから書きますけど??? #呑みながら書きました
イェーーーーーーい!!!!!!!
みんなーーーー!!!!!!!1のちこだよおおおおおおん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんかこのサムネ?カバーーアート?使い回しですみませんちょっと突然のことで動揺して使いまわしました?
というわけでこちら!!!!!!!!!!!1
あんまりね、企画とか参加しないタイプなんですけど(なぜなら締め切りがあると途端に書けなくなるウルトラポンコツ人間な