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京都ってところはさ。 #4
京都の夏はとにかく暑さと湿気との戦い。梅雨の時期は涼しいクーラーの効いた部屋から一歩も出たくない!と毎日思いながら渋々出かけるという日々の繰り返し。ここ数年は暑いというか熱いというのが正しいような気がする、そんな夏が今年もやってきました。
どんなに暑くても熱くても京都人とって夏は忙しい季節。6月の末には和菓子職人さんは夏の和菓子「水無月」作りで大忙しだし、30日には市民も観光客も「夏越しの祓え」
観光地に暮らして生かされている人の話 #9
コロナが世界的に受け入れられ始め、日本が5類移行への話が出始めたころ京都は急に忙しさを迎えることになりました。本当に急激に海外からの予約が増え、急激に海外から人が京都に訪れるようになりました。
とはいえ、まだ中国からのお客さまが少ないので常に繁忙期のような忙しさというのはなく、しかも1組のお客様が比較的長期間滞在してくださるので個人的には余裕を持ってお客様をお迎えする準備が整えられますので、すご
旅のスタイルは国民性をも反映する。
急に暖かくなりこちら京都では桜が一斉に綻び始めました。個人的には京都の桜はお金を払わないと見られない桜が多いので、街中の民家や河川敷、大きな公園が都会の真ん中にある東京の方が綺麗というか日本人の生活に密着した、昔ながらの生活の中にある桜が楽しめるのにな、と毎年思っています。
さて、ここ1、2ヶ月であっという間にインバウンドが復活したかのような賑わいを見せている京都ですが、当方はまだ中国からのお客
京都ってところはさ。#2
1月も終わり、2月も半ば。あっという間に節分も過ぎました。今年は残念なことにどこの節分行事にも顔を出すことができず、黙々と恵方巻きを食べたのみ。
京都で有名な節分行事といえば吉田神社に壬生寺でしょうか。ご近所にあるのが壬生寺なので当家は壬生寺の「節分会」ばかりに出かけますが、実は京都にはこの節分の時には4つの神社を参拝する行事があります。その名も「四方参り」(よもまいり)。
四方とは京都御所の
観光地に暮らして生かされている人の話#8
コロナ以前。京都の街中はそれはそれは恐ろしいほどに宿泊施設と呼ばれる建物が建てられていました。空き家になっていた家が売れたと思ったら一軒家の宿だったり、少し大きめの土地に何か建設され始めたなと思ったらホテルだったり。市長が特例を出して本当は建物を建てられない区域に外資系の大きなホテルが建ったりしていました。
個人で宿を始めた人、不動産会社が新しいビジネスモデルとして自社物件を宿にリノベーションし