Kima

地元は京都。一棟貸宿を切り盛り中。留学・旅行・地元・英語・観光業・教育の事についてなど…

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地元は京都。一棟貸宿を切り盛り中。留学・旅行・地元・英語・観光業・教育の事についてなど自分の出せるものだけ出します。なるべく途切れずに書き続けたいです。https://www.instagram.com/tsumugiinn/

記事一覧

京都ってところはさ。 #4

京都の夏はとにかく暑さと湿気との戦い。梅雨の時期は涼しいクーラーの効いた部屋から一歩も出たくない!と毎日思いながら渋々出かけるという日々の繰り返し。ここ数年は暑…

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1年前
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観光地に暮らして生かされている人の話 #9

コロナが世界的に受け入れられ始め、日本が5類移行への話が出始めたころ京都は急に忙しさを迎えることになりました。本当に急激に海外からの予約が増え、急激に海外から人…

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1年前
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旅のスタイルは国民性をも反映する。

急に暖かくなりこちら京都では桜が一斉に綻び始めました。個人的には京都の桜はお金を払わないと見られない桜が多いので、街中の民家や河川敷、大きな公園が都会の真ん中に…

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1年前
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わかる!と言い合いたい。

一応個人事業主として京都の片隅で細々と商売をしているかたわら、他にも仕事を持っていたりします。 そちらの方は毎日英語と日本語が入り混じり、下手したら留学していた…

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1年前
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京都ってところはさ。#3

今年の大河が始まったばかりだというのにもう来年の大河ドラマが決まったようですね。来年は紫式部が主人公になるとか。来年の京都も賑やかになりそうです。 大河ドラマは…

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1年前
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京都ってところはさ。#2

1月も終わり、2月も半ば。あっという間に節分も過ぎました。今年は残念なことにどこの節分行事にも顔を出すことができず、黙々と恵方巻きを食べたのみ。 京都で有名な節…

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1年前
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観光地に暮らして生かされている人の話#8

コロナ以前。京都の街中はそれはそれは恐ろしいほどに宿泊施設と呼ばれる建物が建てられていました。空き家になっていた家が売れたと思ったら一軒家の宿だったり、少し大き…

Kima
1年前
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要と不要。

最強寒波が訪れている京都。雪があっという間に積もりました。 10年ほど前の元旦にも同じようにあっという間の雪景色でしたが、今回は振り続け、翌朝にもまだまだ雪が残っ…

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1年前
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どこから入る?

文章を書く時。私には幾つかのルーティーンというかパターンがある。きっと皆んなそれぞれあるんじゃないかなとは思うけど。 私の場合まずタイトルをつけないと書けない。…

Kima
1年前
3

京都ってところはさ。#1

新年に書いた記事で(中途半端な)京都人からみた京都を書くと言うのを早速実行。 京都というところは実は毎日どこかで何かの行事が行われているとかいないとか。我が家は…

Kima
1年前
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書くこと読むこと。

「書くこと」は今までの人生の中で「読んできたもの」で作られるのかな?と今更ながらに思ってしまう。 noteで文章を書いたら公開をする前に推敲しなおしたり何度か読み直…

Kima
1年前
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張っていたいような、やめたいような。

「病は気から」とはよく言ったものだなぁと最近思っていることが一つ。 冬季休暇に入って割と立て続けに同僚がコロナ感染のお知らせ。その中の数人とは休暇に入ってからも…

Kima
1年前
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旅上手。

新年も明けて既に三日目。年末から年始にかけてお客様が滞在してくださっていたので、仕事も納めたのか、始めたのかよくわからない感じに毎年陥ります。観光業に携わってい…

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1年前
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新年に思う。京都ってところはさ。

あけましておめでとうございます。 暮れから始めたnoteの更新がなんとか続いております。観光以外の仕事が始まるまでに書くことを習慣化したい。 さて、当方住まうは日本…

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1年前
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2022年の最終日も通常運転

とうとう2022年が今日で終了です。 だからといって特別何かする訳ではありませんが。 お正月のお飾りは28日と30日に済んでいるし、お客様も新年までがっつりおられるので…

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1年前
3

地元に根付くとなればそれはそれで悪くない。

明日で2022年も終わりという今日。ふとお客様のお見送りを終えて「これも悪くないな」と思ったことがあります。 この12月は元々は閑散期とはいえ、それでもポツポツとお客…

Kima
1年前
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京都ってところはさ。 #4

京都ってところはさ。 #4

京都の夏はとにかく暑さと湿気との戦い。梅雨の時期は涼しいクーラーの効いた部屋から一歩も出たくない!と毎日思いながら渋々出かけるという日々の繰り返し。ここ数年は暑いというか熱いというのが正しいような気がする、そんな夏が今年もやってきました。

どんなに暑くても熱くても京都人とって夏は忙しい季節。6月の末には和菓子職人さんは夏の和菓子「水無月」作りで大忙しだし、30日には市民も観光客も「夏越しの祓え」

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観光地に暮らして生かされている人の話 #9

観光地に暮らして生かされている人の話 #9

コロナが世界的に受け入れられ始め、日本が5類移行への話が出始めたころ京都は急に忙しさを迎えることになりました。本当に急激に海外からの予約が増え、急激に海外から人が京都に訪れるようになりました。

とはいえ、まだ中国からのお客さまが少ないので常に繁忙期のような忙しさというのはなく、しかも1組のお客様が比較的長期間滞在してくださるので個人的には余裕を持ってお客様をお迎えする準備が整えられますので、すご

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旅のスタイルは国民性をも反映する。

旅のスタイルは国民性をも反映する。

急に暖かくなりこちら京都では桜が一斉に綻び始めました。個人的には京都の桜はお金を払わないと見られない桜が多いので、街中の民家や河川敷、大きな公園が都会の真ん中にある東京の方が綺麗というか日本人の生活に密着した、昔ながらの生活の中にある桜が楽しめるのにな、と毎年思っています。

さて、ここ1、2ヶ月であっという間にインバウンドが復活したかのような賑わいを見せている京都ですが、当方はまだ中国からのお客

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わかる!と言い合いたい。

わかる!と言い合いたい。

一応個人事業主として京都の片隅で細々と商売をしているかたわら、他にも仕事を持っていたりします。

そちらの方は毎日英語と日本語が入り混じり、下手したら留学していた時よりも英語を話してるんじゃないかと思う日もしばしば。だからと言って上達しているかどうかは別なのですが。

さて、そんなお仕事をしている場にオランダからのお客様。メールでは何度かやり取りをしていたのでお会いした時はお互いに「やっと会えたね

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京都ってところはさ。#3

京都ってところはさ。#3

今年の大河が始まったばかりだというのにもう来年の大河ドラマが決まったようですね。来年は紫式部が主人公になるとか。来年の京都も賑やかになりそうです。

大河ドラマはその舞台となる土地を訪れるファンも多いようです。来年は京都御所、紫式部の邸宅跡等が賑わいそうな予感。スポットを当てられた人物の過ごした土地に興味を持って訪れるというのもある意味面白い観光の仕方であるような気がします。ある意味「巡礼」ですね

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京都ってところはさ。#2

京都ってところはさ。#2

1月も終わり、2月も半ば。あっという間に節分も過ぎました。今年は残念なことにどこの節分行事にも顔を出すことができず、黙々と恵方巻きを食べたのみ。

京都で有名な節分行事といえば吉田神社に壬生寺でしょうか。ご近所にあるのが壬生寺なので当家は壬生寺の「節分会」ばかりに出かけますが、実は京都にはこの節分の時には4つの神社を参拝する行事があります。その名も「四方参り」(よもまいり)。

四方とは京都御所の

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観光地に暮らして生かされている人の話#8

観光地に暮らして生かされている人の話#8

コロナ以前。京都の街中はそれはそれは恐ろしいほどに宿泊施設と呼ばれる建物が建てられていました。空き家になっていた家が売れたと思ったら一軒家の宿だったり、少し大きめの土地に何か建設され始めたなと思ったらホテルだったり。市長が特例を出して本当は建物を建てられない区域に外資系の大きなホテルが建ったりしていました。

個人で宿を始めた人、不動産会社が新しいビジネスモデルとして自社物件を宿にリノベーションし

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要と不要。

要と不要。

最強寒波が訪れている京都。雪があっという間に積もりました。
10年ほど前の元旦にも同じようにあっという間の雪景色でしたが、今回は振り続け、翌朝にもまだまだ雪が残っているような状況なんていうのは記憶にありません。

交通麻痺も著しく、車も電車も大渋滞に大混雑。京都駅には入場制限までかかっていました。今日は朝からずっと救急車にパトカーのサイレンが鳴り続いています。怪我している人も多い模様。

さて、そ

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どこから入る?

どこから入る?

文章を書く時。私には幾つかのルーティーンというかパターンがある。きっと皆んなそれぞれあるんじゃないかなとは思うけど。

私の場合まずタイトルをつけないと書けない。書くテーマが決まっている論文でもなんでもとりあえずタイトルを付ける。このタイトルが自分にしっくりくると書きたいことの輪郭がぼんやりと見えてくるような気がする。

タイトルをつけたらとりあえず何か言葉をかいてみる。単語でも文章でもなんでもい

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京都ってところはさ。#1

京都ってところはさ。#1

新年に書いた記事で(中途半端な)京都人からみた京都を書くと言うのを早速実行。

京都というところは実は毎日どこかで何かの行事が行われているとかいないとか。我が家は名家でも何もない普通の庶民。庶民中の庶民。なので伝統だ行事だ、しきたりだ、なんていうのは少ない方。

そんな我が家でもやはりそれなりに毎年参加する行事や大事にしているしきたりのようなものがあったりする。割と年頭は忙しかったりする。

今は

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書くこと読むこと。

書くこと読むこと。

「書くこと」は今までの人生の中で「読んできたもの」で作られるのかな?と今更ながらに思ってしまう。

noteで文章を書いたら公開をする前に推敲しなおしたり何度か読み直したりするのだけれど、毎度毎度自分の文体というかスタイルが何か違うような気がして割と気持ち悪さが残る。

これは今まで自分が読んできたものに影響を受けている部分が多いような気がしている。幼い頃は自分で本が読めるようになった頃から絵本に

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張っていたいような、やめたいような。

張っていたいような、やめたいような。

「病は気から」とはよく言ったものだなぁと最近思っていることが一つ。

冬季休暇に入って割と立て続けに同僚がコロナ感染のお知らせ。その中の数人とは休暇に入ってからも旅行に出掛けたりしたけれど、私自身は見事に濃厚接触者にも該当せず。

同じ環境で仕事をしていたし、なんなら一緒に休暇初日から旅行にも出掛けていたし、なんなら私はワクチン未接種者だ。しっかりワクチンも4回打って、しっかり除菌、マスク感染対策

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旅上手。

旅上手。

新年も明けて既に三日目。年末から年始にかけてお客様が滞在してくださっていたので、仕事も納めたのか、始めたのかよくわからない感じに毎年陥ります。観光業に携わっている人あるあるでしょうか。

お客様をお見送りしてほっと一息。やっと心より安心して休めると言うことで昨日はばっちり寝正月を決め込みました。

そして3日の今日。本当なら今日も何もせずにゆっくりしたいところですが、気がつくと1月と2月のご予約の

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新年に思う。京都ってところはさ。

新年に思う。京都ってところはさ。

あけましておめでとうございます。
暮れから始めたnoteの更新がなんとか続いております。観光以外の仕事が始まるまでに書くことを習慣化したい。

さて、当方住まうは日本を代表する歴史溢るる街京都。日本の歴史上無視して通る事はできない都市。

父が京都生まれ京都育ちの私はやはり京都っ子と言ってもいいのかもしれない。実際は母の実家の熊本にいる期間も長く、10代の後半からはずっと海外だったので根っからの京

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2022年の最終日も通常運転

2022年の最終日も通常運転

とうとう2022年が今日で終了です。
だからといって特別何かする訳ではありませんが。

お正月のお飾りは28日と30日に済んでいるし、お客様も新年までがっつりおられるので通常運転と言えば通常運転。

特別に何かをすることもなく静かに年越しをして新年を迎えられればいいなぁと思っています。穏やかにいつも通りが一番心が落ち着いて晴れやかな気がするのです。

結局いつも思います。「普通」や「いつも通り」で

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地元に根付くとなればそれはそれで悪くない。

地元に根付くとなればそれはそれで悪くない。

明日で2022年も終わりという今日。ふとお客様のお見送りを終えて「これも悪くないな」と思ったことがあります。

この12月は元々は閑散期とはいえ、それでもポツポツとお客さまにおいでいただきました。海外からのお客様1組に対し日本人のお客様が3組。そのうち2組はご近所さん。振り返ってみれば8月あたりから12月末までの間に京都府内からのお客様が先の2組を入れても4組ほどありました。

ご利用理由は様々で

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