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要と不要。

最強寒波が訪れている京都。雪があっという間に積もりました。
10年ほど前の元旦にも同じようにあっという間の雪景色でしたが、今回は振り続け、翌朝にもまだまだ雪が残っているような状況なんていうのは記憶にありません。

交通麻痺も著しく、車も電車も大渋滞に大混雑。京都駅には入場制限までかかっていました。今日は朝からずっと救急車にパトカーのサイレンが鳴り続いています。怪我している人も多い模様。

さて、そんな電車も動いていない状況の中でも学校に仕事に出かける日本人はすごいなぁと思います。今ならばコロナ禍で導入されたリモートワークのシステムも活用でるだろうにと、早々に前日にリモートワークに切り替えが決まった私はTVを見ながら思うのです。

リモートワークとはいえ自宅にいると余裕があるのは確かなので休憩の合間にSNSを見たりします。そうするとやはりというか、なんというか雪が降った後の京都のお決まりの光景がたくさん出てきます。

「雪と金閣寺」

こんなに寒くてまだ不急不要な外出はお控えくださいと言われている中でも皆んな朝早くから写真撮りに行くんです。なんでしょう。もうこれは一種のルールかなんかでしょうか。

雪が降るたびに溢れる「雪と金閣寺」写真。毎年そんなに見たいのかなぁと思ってしまうのは私だけなのでしょうか。

今年個人的に可愛かったのは岡崎神社のうさぎさん達が雪に埋まっている写真でした。

可愛い写真に癒されるのはありがたいですが、これだけの交通麻痺が起こって救急車が出動しています。本当に不要普及の外出は控えて邪魔をしないようにしたいところです。

要と不要。人によっては「雪と金閣寺」の写真撮影も要なのでしょう。でも公の「要」と「不要」を冷静に見極めるのも時には必要なのではないでしょうか。


路地の中も真っ白でした。

拙い文章を読んでくだりありがとうございます。細々と描き続けられたらいいなと思っています。