ともぞう@個育てコーチ

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子育てに悩むママパパさん・学級経営に悩む先生たちのために情報発信|1️⃣グレーゾーンや発達障がいの子どもとの関わり方2️⃣個性の引き出し方3️⃣明日の教育実践のヒントを随時発信|子育てや教育の本質を知りたい方はぜひフォローを!

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記事一覧

【教育を変える】答え合わせで「同じです!」はなぜダメ?AI時代に必要な主体的な学びとは?

こんな授業の1コマがあります。 算数のひき算の筆算の問題の答え合わせの場面。 「146-89は57です。」(「いいですか~」) 「同じで~~~す」 低学年の教室で…

Padletの新しい機能の紹介~sandbox機能~

みなさん、padletって知ってますか? Padlet は、とっても便利なweb掲示板アプリです! 1人1台端末時代における学習は、webアプリ「padlet」を活用すると効果的です。 そ…

給食ハラスメント~完食指導が招いた悲劇~

今回はSNSでも話題にあがることがある、完食指導について考えてみました。 学校の先生にはなぜか「給食完食指導」信奉者がかなりたくさんいます。 年配の先生だけでなく、…

高校野球は勝利と育成どっちが優先されてるの?

全国高校野球選手権・2回戦 「智弁学園VS健大高崎」 この試合をテレビで観戦して、考えさせられる1場面がありました。 1-1で迎えた、四回2死、健大高崎の攻撃。健大…

日本の教育のあり方を問い直す

東京大学先端科学技術研究センターの中邑賢龍シニアリサーチフェローらが中心となって進める新しい教育プログラムがあります。 LEARNは、 Learn Enthusiastically(熱心に…

寄り添うということ④「ちゃんと」ってどういうこと?

「ちゃんと前向いて座って!」 「ちゃんと歩いて!」 「ちゃんと話して!」 「ちゃんと見て!」 などと、つい子どもに言ってしまう人いませんか? 「ちゃんとってどういう…

認知と行動を変えて困り感の早期発見を!

多数派優位の学級経営をしている先生は、 と解釈します。 この認知と行動を変えることができれば、子ども達の困り感にすぐ気づくことができます。 リエゾン学級経営を実…

特別支援教育の「特別」ってどういう意味なのか?

日本の教育システムは、明治時代に制定された学制以降ほとんど変わることなく一斉指導を貫いています。 先生が黒板の前に立って授業を行い、 児童は全員、黒板の方に向かっ…

自主学習という宿題⑪~振り返り日記で主体性を育む②~

学校の先生は、自主学習という宿題をやらせたがります。 それは、おそらく、子ども達に自ら主体的に学習できるようになってほしいという願いがあるからだと思います。 もし…

TeachとCoach③~Coachで育った子はどうなる?~

日本の教育システムは、明治時代に制定された学制以降ほとんど変わることなく一斉指導を貫いています。 つまりTeachです 先生が黒板の前に立って授業を行い、 児童は全員…

Teachで指導すると子どもはどうなるのか?

TeachとCoachは、どちらも指導するという意味ですが、指導の目的や方法が異なります。違いを、以下の表にまとめます。 TeachとCoachは、どちらも指導方法として有効ですが…

自主学習という宿題⑩~「褒め日記」と「ふりかえり日記」~

これまで自主学習という宿題の課題について話してきました。 今回は、 自分がこれまでに経験してきたことを少しずつふりかえりながら紹介していきたいと思います。 多く…

寄り添うということ②~「少年サッカー」試合前の言葉~

以前、 大丈夫じゃないと思ってる人に 「大丈夫だよ」と声をかけるのは✖です。 というお話をしました。 詳しくはこちらを↓ 若い頃、15年程、少年サッカーのコーチをし…

自主学習という宿題⑩「ふりかえり日記①」

学校の先生は、自主学習という宿題をやらせたがります。 それは、おそらく、子ども達に自ら主体的に学習できるようになってほしいという願いがあるからだと思います。 もし…

自主学習という宿題⑨「自分との対話で拓く、主体的な学びの道」

学校の先生は、子どもたちが自ら学び、成長していく姿を見たいという強い思いから、「自主学習」という宿題を出すことが多いです。しかし、その思いとは裏腹に、子どもたち…

寄り添うということ

大丈夫じゃないと思ってる人に 「大丈夫だよ」と声をかけるのは✖です。 例えば、 大事なプレゼン控え、てんぱり、うろうろして落ち着かない人に対して、 「大丈夫だよ。…

【教育を変える】答え合わせで「同じです!」はなぜダメ?AI時代に必要な主体的な学びとは?

【教育を変える】答え合わせで「同じです!」はなぜダメ?AI時代に必要な主体的な学びとは?

こんな授業の1コマがあります。

算数のひき算の筆算の問題の答え合わせの場面。
「146-89は57です。」(「いいですか~」)
「同じで~~~す」
低学年の教室ではよく、この
「おなじで~~す」が聞こえてきます。

どこの学校へ異動しても必ずこの
「おなじで~~す」
が聞こえてきます。

どうしてなのでしょう?

答えは簡単です。
同じですと言わせてしまう方が楽だからです。

この「おなじで~~

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Padletの新しい機能の紹介~sandbox機能~

Padletの新しい機能の紹介~sandbox機能~

みなさん、padletって知ってますか?
Padlet は、とっても便利なweb掲示板アプリです!

1人1台端末時代における学習は、webアプリ「padlet」を活用すると効果的です。
そんなpadletに新しい機能「サンドボックス」が追加されました!
インタラクティブで、まるでデジタルなホワイトボードのような感覚で、自由にアイデアを描き出したり、共同作業を進めたりすることができます。
さらに今

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給食ハラスメント~完食指導が招いた悲劇~

給食ハラスメント~完食指導が招いた悲劇~

今回はSNSでも話題にあがることがある、完食指導について考えてみました。

学校の先生にはなぜか「給食完食指導」信奉者がかなりたくさんいます。
年配の先生だけでなく、若い先生にも結構います。
どうしてそうなってしまうのでしょうか?
それは、完食指導以外に食育を知らないから、そして楽だからです!

給食ルールって何?と思った方は以下の記事をご覧ください↓↓

まず、完食指導の定義について考えてみまし

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高校野球は勝利と育成どっちが優先されてるの?

高校野球は勝利と育成どっちが優先されてるの?

全国高校野球選手権・2回戦
「智弁学園VS健大高崎」
この試合をテレビで観戦して、考えさせられる1場面がありました。

1-1で迎えた、四回2死、健大高崎の攻撃。健大高崎の選手が放った外野フライを、ライトを守っていた智弁学園の選手が落球してしまいました。
直後にその選手は交代。
結局、智弁学園が9回に1点とり、春夏連覇を目指した健大高崎を撃破して2年連続の3回戦進出を決めました。

試合の流れ、監

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日本の教育のあり方を問い直す

日本の教育のあり方を問い直す

東京大学先端科学技術研究センターの中邑賢龍シニアリサーチフェローらが中心となって進める新しい教育プログラムがあります。

LEARNは、
Learn Enthusiastically(熱心に学び)、
Actively(積極的に)、
Realistically and Naturally(現実的に自然に)
の頭文字をとったもので、
以下の3つの理念に基づいています。

熱心に学ぶ:学びの楽しさや意義

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寄り添うということ④「ちゃんと」ってどういうこと?

寄り添うということ④「ちゃんと」ってどういうこと?

「ちゃんと前向いて座って!」
「ちゃんと歩いて!」
「ちゃんと話して!」
「ちゃんと見て!」
などと、つい子どもに言ってしまう人いませんか?

「ちゃんとってどういうこと??」
と子どもに質問されたらどのように答えますか?

おそらく説明できる人はすくないでしょう。
というようり考えたことすらないと思います。
無意識に使っているからです。

だから
「ちゃんとってどういうこと??」
などと子どもが

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認知と行動を変えて困り感の早期発見を!

認知と行動を変えて困り感の早期発見を!

多数派優位の学級経営をしている先生は、

と解釈します。
この認知と行動を変えることができれば、子ども達の困り感にすぐ気づくことができます。

リエゾン学級経営を実践できている先生は

のように解釈して対応します。

多数派優位の先生は、自分の都合のよい解釈をして合理的に問題を片づけていることが一目瞭然です。

困り感に気づくには、まず、自分自身の認知と行動を見直す必要があります。
それが変われば

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特別支援教育の「特別」ってどういう意味なのか?

特別支援教育の「特別」ってどういう意味なのか?

日本の教育システムは、明治時代に制定された学制以降ほとんど変わることなく一斉指導を貫いています。
先生が黒板の前に立って授業を行い、
児童は全員、黒板の方に向かって座って授業を受ける
という昔ながらのスタイル。

多様化・ICT時代の到来と言われながらも、
この一斉指導というシステムそのものが
ほとんど変わってない日本の教育。
このシステムが負の財産となり、

特別な支援を必要とする児童の増加、

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自主学習という宿題⑪~振り返り日記で主体性を育む②~

自主学習という宿題⑪~振り返り日記で主体性を育む②~

学校の先生は、自主学習という宿題をやらせたがります。
それは、おそらく、子ども達に自ら主体的に学習できるようになってほしいという願いがあるからだと思います。
もしそうだとするなら、自主学習という宿題を出しても、それは実現しません。
自主学習という宿題を出したら子ども達がものすごい意欲的に学習に取り組むようになるなんてありえますか?

学校の先生は忙しいため、どうしても便利な手段を使いたがります。

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TeachとCoach③~Coachで育った子はどうなる?~

TeachとCoach③~Coachで育った子はどうなる?~

日本の教育システムは、明治時代に制定された学制以降ほとんど変わることなく一斉指導を貫いています。

つまりTeachです

先生が黒板の前に立って授業を行い、
児童は全員、黒板の方に向かって座って授業を受ける
という昔ながらのスタイル。

最近はCoach手法を取り入れている人も増えてきました。

TeachとCoachの違いを理解し、両者を融合させ指導していくことが重要と言えます。

今回は、C

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Teachで指導すると子どもはどうなるのか?

Teachで指導すると子どもはどうなるのか?

TeachとCoachは、どちらも指導するという意味ですが、指導の目的や方法が異なります。違いを、以下の表にまとめます。

TeachとCoachは、どちらも指導方法として有効ですが、目的や対象、場面によって使い分けることが重要です。

日本の教育システムは、明治時代に制定された学制以降ほとんど変わることなく一斉指導を貫いています。

つまりTeachです

先生が黒板の前に立って授業を行い、

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自主学習という宿題⑩~「褒め日記」と「ふりかえり日記」~

自主学習という宿題⑩~「褒め日記」と「ふりかえり日記」~

これまで自主学習という宿題の課題について話してきました。

今回は、
自分がこれまでに経験してきたことを少しずつふりかえりながら紹介していきたいと思います。

多くの先生方同様、子ども達に自ら主体的に学習できるようになってほしいという願いは基本同じです。

私の学級経営のゴールは
「未来を創造できる自律した子の育成」
です。
つまり、未来の自分にはどんな成長が必要なのか、未来の社会はどうなっていく

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寄り添うということ②~「少年サッカー」試合前の言葉~

寄り添うということ②~「少年サッカー」試合前の言葉~

以前、
大丈夫じゃないと思ってる人に
「大丈夫だよ」と声をかけるのは✖です。
というお話をしました。

詳しくはこちらを↓

若い頃、15年程、少年サッカーのコーチをしていました。

今回は少年サッカー指導における寄り添い方について考えてみたいと思います。

あるトーナメント大会(6年生)に出場したときのこと。
1回戦の対戦相手は、明らかに自分たちよりも格上チーム。
対戦成績でみても、0勝5敗。

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自主学習という宿題⑩「ふりかえり日記①」

自主学習という宿題⑩「ふりかえり日記①」

学校の先生は、自主学習という宿題をやらせたがります。
それは、おそらく、子ども達に自ら主体的に学習できるようになってほしいという願いがあるからだと思います。
もしそうだとするなら、自主学習という宿題を出しても、それは実現しません。
自主学習という宿題を出したら子ども達がものすごい意欲的に学習に取り組むようになるなんてありえますか?

どうしてこのようになったかというと、学級経営方針が明確でないから

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自主学習という宿題⑨「自分との対話で拓く、主体的な学びの道」

自主学習という宿題⑨「自分との対話で拓く、主体的な学びの道」

学校の先生は、子どもたちが自ら学び、成長していく姿を見たいという強い思いから、「自主学習」という宿題を出すことが多いです。しかし、その思いとは裏腹に、子どもたちは机に向かう気力が湧かず、ただただ苦痛を感じているケースも少なくありません。

なぜ、自主学習は子どもたちにとって負担になってしまうのでしょうか?

まず、先生が用意する「自学メニュー」は、子どもたちの興味や関心に合致していないことが多く、

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寄り添うということ

寄り添うということ

大丈夫じゃないと思ってる人に
「大丈夫だよ」と声をかけるのは✖です。

例えば、
大事なプレゼン控え、てんぱり、うろうろして落ち着かない人に対して、
「大丈夫だよ。なんとかなるよ」
なんて言ったら逆効果だということです。

大丈夫じゃないから、てんぱってうろうろしてるのです。

プレゼンうまくいかなかったらどうしようという考え(認知)が、
不安という感情を生み出し、
うろうろして時間を過ごすという

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