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教室が変わる!子どもが変わる!「リエゾン学級経営」

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個別最適な学び・協働的な学びの実現の障壁となる課題が2つあります。 ①特別支援教育のスキルアップ。 ②多数派と少数派が互いに寄り添いあい、共感しながら学び合うことのできる学級づく…
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記事一覧

特性なのか障害なのか

障害と特性は、よく混同されやすい言葉です。しかし、両者には明確な違いがあります。 障害と…

自主学習という宿題その③

学校の先生は、自主学習という宿題をやらせたがります。 それは、おそらく、子ども達に自ら主…

「ずるいってどういうこと?」合理的配慮を通して考える多数派優位の学級経営の限界~…

合理的配慮についてのふりかえりです。 下のイラストは合理的配慮を説明さる際よく使われる資…

「ずるいってどういこと?」合理的配慮を通して考える多数派優位の学級経営

合理的配慮とは何か?のふりかえりです。 下のイラストは合理的配慮を説明さる際よく使われる…

ずるいってどういこと?「equality(平等性)とeqity(公平性)」について考える

下のイラストは合理的配慮を説明さる際よく使われる資料です。 まずは左のイラストから。 一…

118よい先生悪い先生ふつうの先生:教師の言動が子どもを変える

リエゾン学級経営を実践する上で大切になってくるのは教師の言動となります。 学校生活や、授…

「障害」の語源とその歴史:なぜ「害」から「がい」に変わったのか

「障害」という言葉は、もともとは「障碍」でした。この「碍が」常用漢字でないために、便宜上、「害」という漢字が使われたのです。 ですが、この害がよくなかったのです。 害から想起する熟語を考えてみてください。 有害、公害、害虫など、人間に害を及ぼすものとしてつかわれる熟語が多いです。 さらに、日本では、「disorder」「impairment」「disability」「handicap」といった単語をすべて障害と訳して区別していませんでした。 それが障害者への偏見につな

安易な多数決の危険性に迫る「多数決って何を決めるの?」

中教審答申「令和の日本型学校教育」実現への課題 令和の日本型学校教育は、2020年代を通じて…

主体性を阻む指示命令「ハンドサインの危険性」

中教審答申「令和の日本型学校教育」実現への課題 令和の日本型学校教育は、2020年代を通じて…

リエゾン学級経営 指導者心構え①おなじで~~すをやめる

中教審答申「令和の日本型学校教育」実現への課題 令和の日本型学校教育は、2020年代を通じて…

教室が変わる、子どもたちが変わる「リエゾン学級経営」の提唱

今日は、学校教育に新しい風を吹かせる教育アプローチ 「リエゾン学級経営」 についてお話しし…

発達障害の2次障害を未然に防ぐには?不登校の予防と支援策 #146

まずはこちらをご覧ください。 不登校児童数は右肩上がりに増え続けています。 さらに、次の…

リエゾン学級経営 実践編「座席配置とグループ編成の極意」#144

リエゾン学級経営とは? 「少数派と多数派が互いに寄り添い、共に学び成長するための経営手法…

#143リエゾン学級経営 実践編「ずるいってどういうこと?」

リエゾン学級経営とは 「少数派と多数派が互いに寄り添い、共に学び成長するための経営手法であり、これまでにない新しい教育的なアプローチです。」 このコンセプトは、特別支援教育の視点を取り入れ、多様性を尊重し、誰にとっても居心地のよい空間、楽しく学びながら互いを認め合う学習環境を築くことです。そしてその結果として、全員が成長できることを目指します。 少数派を力で抑えこみ、多数派中心の学級経営をして、どや顔して、学校でマウントとっている先生がいました。 なにを隠そう、昔の私で