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寄り添うということ

大丈夫じゃないと思ってる人に
「大丈夫だよ」と声をかけるのは✖です。

例えば、
大事なプレゼン控え、てんぱり、うろうろして落ち着かない人に対して、
「大丈夫だよ。なんとかなるよ」
なんて言ったら逆効果だということです。

大丈夫じゃないから、てんぱってうろうろしてるのです。

プレゼンうまくいかなかったらどうしようという考え(認知)が、
不安という感情を生み出し、
うろうろして時間を過ごすという行動になって表れたのです。
結果的に、緊張はほぐれるどころか、あせる一方で、体中汗をかきまくります。

認知行動療法の視点でみていくと、
考え、あるいは、行動を変えることができれば、緊張がほぐれたかもしれません。

プレゼンうまくいかなかったらどうしよう
→プレゼン終わったら、おいしいものでも食べにいこう

うろうろする
→深呼吸する・目を閉じてこれまで準備(努力)してきたことを思い出す

のように、認知と行動を変えることができれば、緊張状態も多少ほぐれたかもしれません。

「心(考え)が変われば、行動が変わります。」

自分の考え方のくせを見直すだけで、余計な考えに巻きこまれずに生きられるようになります。

もし、プレゼン前にあせって動揺している人をみかけたら、
「深呼吸してみよう」
「お茶やコーヒー、あめなどをあげる」
「これまでがんばってきたことをおもいださせる」
「終わったあとに食事にいこうとさそってみる」
まあ、相手がだれかによって、寄り添い方は違うので声のかけ方もいろいろです。

しかし
「大丈夫!」はタブーワードです。
悪気はないかもしれませんが、相手を追い詰めることにもなりかねません。
もし、この「大丈夫!」を言いそうになったら、大丈夫だと思った理由を伝えてあげましょう。







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