日本の教育のあり方を問い直す
東京大学先端科学技術研究センターの中邑賢龍シニアリサーチフェローらが中心となって進める新しい教育プログラムがあります。
LEARNは、
Learn Enthusiastically(熱心に学び)、
Actively(積極的に)、
Realistically and Naturally(現実的に自然に)
の頭文字をとったもので、
以下の3つの理念に基づいています。
熱心に学ぶ:学びの楽しさや意義を知り、自ら学ぶ意欲を育む。
積極的に学ぶ:主体的に考え、行動し、学びを深める。
現実的に自然に学ぶ:社会の変化や多様性を意識しながら、実践的な学びを身につける。
LEARNは、スタートしたばかりの新しいプログラムですが、すでに多くの子どもたちや大人たちに支持されている理由は従来の学校教育とは別の視点からの教育プログラムだからと言えます。
あるプログラムに参加する全国各地の中高生たちは、事務局から事前に、集合場所が東京駅八重洲口マクドナルド前に午前10時45分集合と伝えられていました。
ですが、当日、集合時刻が過ぎたのに事務局の人らしい人が1人もいないのです。
なぜ、集合時刻にいないのか?
それは、受け身でなく、自ら主体となって動くことが重要であることを伝えるためだそう。
あえて集合時刻にはいかず、電話がくるまで待つらしい。
斬新…というか、ほぼだまし討ち😿
LEARNの
従来の教育の枠組みにとらわれない
子どもたちの主体性や自立性を重視する
社会の変化や多様性を意識する
という3つの特徴は、公教育では限界もありますが、これくらい荒療治をしないと主体性を育むことが難しいという答えでもあります。
LEARNは、日本の教育の未来を切り拓く可能性を秘めたプログラムと言えるでしょう。
学校教育も学ぶところが多々あると感じました。
以上、LEARNの紹介でした。