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#日記

見返りを求めない生き方を考える

見返りを求めない生き方を考える

こんにちは!

早いものでもう、3月も後半戦。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

今日は、「見返りを求めない生き方」について考えてみようと思います。

少し前にわたしが出会った、ある1人のおばあさんとのエピソードをベースに、つらつらと綴ってみます◎

1.そうだ、田舎に行こう。昨年の年末。介護の末、大好きだった祖父を天国へと見送りました。

享年92歳。祖母が亡くなってから9年。自分自身も10年以

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私の人生を大きく変えたのは、身近な人ではなく【発信者】だった。そんな私が思うこと。

私の人生を大きく変えたのは、身近な人ではなく【発信者】だった。そんな私が思うこと。

30代前半にこんまりさんの「ときめく片づけの魔法」に出会い、汚部屋出身の私の人生は、そこから大きく変わりました。

「一冊の本で、ここまで人生変わるんだ!」

と、読書の素晴らしさに気づいた私は、それから10年以上、途切れることなく図書館に通い続けています。

読書と同時に、私はたくさんのブロガーさんの記事を読み続けてきました。

それぞれとても多くの学びをいただいてきましたが、中でもあるブロガー

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海になってしまったのさ。

海になってしまったのさ。

海になってしまったのさ。

そう思えば、気持ちが楽になることもたくさんあるよ。

いろんな時の流れを止めようと。

頑張っている人をたくさん見るけれど、

どうしようもないこともある。

そんなときにはこう思えばいい。

海になってしまったのさ。

自分の機嫌くらい自分で取れ

自分の機嫌くらい自分で取れ

「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」という茨木のり子さんの詩がある。

小学生のとき、この作品を教科書で読んで私は衝撃を受けた。

詩というものは、「クラムボンが笑ったよ」的な(これは詩ではないけど)
やさしくて、きらきらでふわふわの綿菓子のようなものだと思っていたのだ。

全く余談だが、そのときクラスの男子どもは、高村光太郎さんの「道程」に鼻息あらく「ドーテイだ!スケベだ!わーい!」と

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たったの自分だけが残った

たったの自分だけが残った

勢いで付き合っちゃったけど、やっぱり付き合わなければ良かった…そういう理由で彼氏に振られた。遠距離恋愛で始まってまだ1ヶ月半しか経っていない。

簡単に言ったら上の一文になるけれど、正確には、ちょっとだけ違う。

彼とは、元々仲の良い友達だった。7月から10月までの間、彼が仕事で愛知から山口に行くことになって、離れて数日したくらいで私がLINEで告白して、彼からの電話で付き合うことになった。だから

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父親に恋愛した方がいいと言われたあの夏。

父親に恋愛した方がいいと言われたあの夏。

わたしはたぶんずいぶんと長い間

恋愛というものをしていない。

恋愛って正直よくわからないし。

すこしはわかるけど。

いやわからないよやっぱり。

なんでこの期に及んで恋愛の話を

書いているのか。

父親に恋愛をした方がいいと

言われたのだ。

いやいや。

もういいよって思いながらも

ふんって返事した。

それを言われたのも何年か前に

上京してきた父と会った、

ホテルのレストラン

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夢の中で死にたい

夢の中で死にたい

もし世界一優しい世界を作れる人がいるのなら、それはきっと誰よりも悲しいことを味わった人間だ。
たとえ誰かに笑われても、誰も泣かないような幸せな場所があることを信じたい。信じさせてください。
花になって風に揺られて空を見つめていたい。遠くで子供たちの笑う声が聞こえてきて、暖かな空間がそこには広がっている。そのまま僕はこの世界からひっそりと消えてしまいたい。
僕が美しいと思う情景はいつだって夢の中にし

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”つらいでしょ、無理して笑わなくていいんだから”の一言の破壊力。

”つらいでしょ、無理して笑わなくていいんだから”の一言の破壊力。

ある日、失恋した。失恋っていうほど彼との日々や思い出を作れた恋愛ではなかったけど、私は好きだった。ある日突然連絡が取れなくなり、関係は終わった。期間も思い出も何もかも少なかったから涙は出なかった。そのことを友達に報告した日のことである。

私「うまくいかなかったよ〜。ほんと笑えるよね〜、、。」

友達「つらいでしょ、無理して笑わなくていいんだから。」

自然と涙が流れた。涙が流れるほどの恋愛じゃな

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恋人

恋人

わたしには付き合って10ヶ月になる恋人がいる。

ある日から全部が「ひとり」から「ふたり」に変わった。

安心するのはもちろん、心のよりどころというか、絶対的な味方がそばにいてくれるのは安心して生きていけるというかなんというか。

今まで思ったことなかった不思議な感覚。

『 男には期待するんじゃなくて、
信頼しなきゃいけないよ 』

そう過去に聞いたことがあるし、ある人は

大人になるとわざわざ

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「思い描いた未来」はやってこないからこそ。

「思い描いた未来」はやってこないからこそ。

大好きな友だちと、オンラインで3時間以上おしゃべりした。夜はまた違うオンライン(こちらはちょっと頑張るもの)があるから、それに備えてお風呂に入った。

お風呂から上がると、夕方6時半前。

夕日に染まった空がほんとうにきれいだったから、部屋のエアコンを切ってカーテンを空けてみた。

風がびゅんと通って、夕方の光、空の色、蝉の声、大好きな、夏の夕方の空気ぜんぶが部屋じゅうを満たす。

あ~しあわせだ

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名前を明かすこと

名前を明かすこと

あっ、筆箱忘れた。

教室でいつも座っている窓際の一番後ろの席に着き、リュックサックの中から使うものを取り出そうとして初めて気が付いた。

字が書けるようになってからというもの、どこへ行くにもペンと紙だけは鞄に入れて持ち歩いていた。絵を描くのも好きだったし、文章を書き始めてからは筆箱を丸ごと持ち歩くようになっていた。それにもし筆箱を忘れても、大体荷物の中にはペンが一本くらいは常に入っていた。

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「好き嫌い」をこえてみませんか?

「好き嫌い」をこえてみませんか?

誰にでも、
苦手だと思える人や嫌いだと思う人は、
一人や二人いるもしれません。

でも少し視点を変えてみれば、
その人は、自分と真逆の人間でもあるということ。

自分に持ってないものを持っている
そんな貴重な存在であるのかもしれません。

「好き嫌い」をこえた場所から
相手との関係を考えてみる。

そうした視点を持つだけで、
いつもの人間関係が少し変わるかもしれませんね。

✳︎ ✳︎ ✳︎ 

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80歳の乙女にキスされた話

80歳の乙女にキスされた話

私は介護の仕事をしていたことがある。主に認知症の方が入所している施設で働いていて、個性的な彼らと毎日交流することが楽しみだった。

認知症は怖い病気(私はあまり病気と言いたくないが)だ。程度の差はかなり大きいが、重症な人であれば自分の家族ですら忘れてしまうこともある。しかし、”記憶”という人格を構成する上で大切なものが欠落していたとしても、魅力的な人はたくさんいる。それは当たり前だ。

今日はそん

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一度は手放してしまえばいい

一度は手放してしまえばいい

その人にとって大切なものは
必ず別の形で再び手元に戻ってくるもの。

そう考えながら、
日々ものごとと向き合っている気がします。

ものに取り囲まれてばかりでは、
何が大切なものかなんて
本当はわからない。

だから、
一度は手放してしまったほうがいい時もある。

どれほど大切なものだと思っていても、
手放してしまうことで、
本当に自分にとって価値あるものだったは
その時にこそよくわかるものですか

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