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私の人生を大きく変えたのは、身近な人ではなく【発信者】だった。そんな私が思うこと。

30代前半にこんまりさんの「ときめく片づけの魔法」に出会い、汚部屋出身の私の人生は、そこから大きく変わりました。

「一冊の本で、ここまで人生変わるんだ!」

と、読書の素晴らしさに気づいた私は、それから10年以上、途切れることなく図書館に通い続けています。


読書と同時に、私はたくさんのブロガーさんの記事を読み続けてきました。

それぞれとても多くの学びをいただいてきましたが、中でもあるブロガーさんの存在が、私の人生に大きな大きな影響を与えたのです。

「発信は怖い」という発信に対する強力なブロックを持っていた私に対し、発信の練習の場を与えてくれた、ブロ友Rちゃんの存在。

Rちゃんとの出会いなくして、いまこの場所に私がいることはきっとなかったと思います。


私が発信が怖いと思うようになったのは、初めてインターネット上に投稿した子育ての悩み掲示板にて、とてもキツイ回答を受け取ったから。

自分が思うように相手に言葉が伝わらず、何度説明してもまた責められる。

「この人は”私”のこと(私の背景)を何も知らないんだから、伝わらなくても仕方ないよね」

と思ってしまった私は、自分のことを何も知らない不特定多数の人が見る場所への書き込みは、話がうまく伝わらず誤解を生み、とても怖い、二度と発信なんてするものか、と誓ったのです。


その後ずっと発信者の記事を受信するだけの私でしたが、ある記事をキッカケに、Rちゃんのブログの「問い合わせ」を使い、個人的にメッセージを送りました。

Rちゃんは人気ブロガーさんでしたが、見ず知らずの私の話を真剣に聞いてくれた。

Rちゃんに憧れるけれど、私は発信が怖くてできない。

そんなことをお話したら、「それならば、私のブログのコメント欄を使って、発信の練習をしてみたらどうですか?」と言ってくれたのです。

「私に対して厳しいコメントがくることはあるけれど、コメント欄のコメントに対してアンチコメントが来たことは一度もないよ。それに、コメントは事前に私がチェックしてから公開するから、安心して発信の練習に使ってください」

私は、ブログのコメント欄というRちゃんに守られた場所で、自分の思う事を世の中に発信する練習ができたのです。


私が変わるキッカケをくれたのは、私の身近な人達ではありませんでした。

私が変わることができたのは、本やブログから得た「幸せのヒント」のおかげです。

そして私に発信の勇気をくれたのは、当時顔も名前も知らなかったRちゃん。

そのRちゃんは、尊敬するワタナベ薫さんから多くのことを学び影響を受けている。

この本は私も数々の学びをいただいた大好きな本ですが、今でこそたくさんの本を出版されているワタナベ薫さんも、元は主婦ブロガーです。


先日、私の記事を見て『運転者』という本を読み、「自分の中で何か見つけられそうだよ」と教えて下さった方がみえました。

私が『運転者』を読むことができたのは、この記事でも書きましたが桔梗さんのnoteと出会うことができたから。


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また、羊毛フェルトのリアルカエルミイコを作ってくださったきょうさんが、以前こんな話を聞かせてくれました。

「ミイコちゃんのお金わくわくイラストを見て、『自分にできることはないな』とずっと思っていたけれど、糸さんが作った粘土のリアルカエルミイコを見て、『あ! これなら、私にもできるかも! 作れるかも!』 って思ったんだ♬」

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誰かの発信する言葉や作品は、他の誰かに何らかの行動を起こさせる大きな影響を与えるチカラがあります。

そしてその素敵な循環は、発信者が増えればより多くの人に届くことに繋がる。

身近なところで運よくそうした人に出会えれば一番ですが、私の場合は出会えなかった。

それでも、こうしてインターネット上で出会った人に影響を受け、自分発信できるようになり、私という人間を少しずつ知ってもらいながら、気の合う人たちと繋がることができる環境。

本当に本当に、ありがたいなと思うのです。


これはリアルが悪いということではもちろんありません。

大好きで尊敬できるリアルの友人もたくさんいます。

それでも、私がnoteで発信している内容は、一歩外に出れば相当マニアックなもの(笑)

お金の話や、幸せ・生き方・在り方といった話・スピリチュアルなことなど、深いところまでお互いが楽しく語り合える友人にはなかなかめぐり会えません。

自らが発信を始めることで、お互いが共感しあえる、そして学び合い高め合っていける友人と出会えることは、人生を変えてくれる本当に素晴らしいことだと思うのです。


先週の記事では、自分の頭の中を整理するために、noteを使わせていただきました。

うまく伝わるかもわからない文章でしたが、多くの方から優しいコメントをいただき、マガジンにも入れて下さる方もいて、とてもありがたく、このnoteは本当に優しい場所だと改めて感じることができました。

ありがとうございました。

今日書いている内容は、この記事のつづきになります。2つ合わせて、ひとつの記事です。


個人が発信するという行為は、たくさんの人の幸せに繋がると思っています。

テレビのニュースでは圧倒的にネガティブな話題が多いですが、noteのタイムラインでは日常で起こるホンワカする幸せエピソードが溢れています。

朝から素敵な写真やイラストに癒されたり、元気づけられるつぶやき、誰かが頑張る姿を見て勇気をもらえたり、テレビを見ない私に必要な情報を届けてくれる人もいる。

発信者はSNS投稿を続けることで、ネタ探しとしてでも日々の小さな幸せに敏感になり、それが習慣になれば自然と「幸せ探し」の達人になります。

こうして自分の気持ちを書きながら言葉にする習慣ができれば、リアルな場面でも上手に言葉で伝えることができるようにもなってきます。

たくさんのメリットがあるにも関わらず、私のように「発信が怖い」というブロックを持っていたら、なかなか行動に移せない。

自分の思考を言語化し、文章を最初から上手に書ける人はそれほど多くないので、ある程度の失敗があっても許される、温かく見守ってもらえる発信場所が必要だと強く思いました。


私は文章を書くのが本当に苦手で、学生の頃の読書感想文は、note友さんの言葉を借りるなら「あらすじ→感想→あらすじ→感想」の、あらすじと簡単な感想を繰り返す「サンドイッチ作戦」ばかり。

「○○がかわいそうだなと思いました」
「〇〇は本当にすごいです」

そんな感想文しか書けなかった私が、ここまで自分の気持ちを言葉にできるようになったのは、二年以上こうして発信を続けてきたからです。

上を見ればキリがないけれど、発信をはじめたころの私と今の私「対自分比」では、少しずつ言語化力がアップし、自分の思っていることを正確に言葉にできるようになってきたと思っています。

元々作文が苦手だった私が、その拙い文章で誰かに誤解を与え、もし最初の頃にダメ出しを食らっていたら、確実につぶれていました。


「自分の発信に責任を持つべき」
「文章の素人だからと言って、人を傷つけるのは許されない」


こうした正義は、もちろん理解できます。

それでも、身近な出会いではなく、多くの発信者の方の発信によって人生を変えてきた私は、将来誰かのためになるであろう”発信者のたまご”を、成長する前に潰されたくない。

運よくRちゃんと出会い、発信の練習の場を与えられ、運よく潰れずにここまで続けてこられた私は……

Rちゃんが私のために作ってくれた「安心して発信の練習ができる優しい場所」

そんな場所を何とか作れないものかと、切実に思ってしまうのです。


これはもちろん、反対意見をいうことを悪と言っているわけではありません。

議論も世の中に必要なことであることも充分に理解しています。

自分のために「厳しい意見もほしい」という人もいるかもしれません。

でも、私のnoteのコメント欄は、「議論の場」にはしたくないし、論破しようとする人お断りです。

反対意見も、傷つくので書かないで欲しいです。

そんなことが一目でわかるマーク、noteさん、作ってくれないかな(笑)

「議論する場」「安心できる自分のための発信の場」

うまく住み分けできたらいいのにな。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。



おちゃありがとう

(粘土作品&写真提供💛糸、ラムネ好き成りさん)



















いただいたサポートは、夢の実現のために使わせていただきます 私の夢は 日本全国の学校・図書館に、漫画『宇宙兄弟』を寄贈すること https://note.com/arigatou_happy/n/n4b0d2854718c 一歩一歩かぺる(頑張る)しかない!(2023.3.21)