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現存する最古の公立美術館「京セラ美術館」で村上隆・ジブリ・バンクシー・エジプト展
「美術館なんて退屈」
そう思ってました。
子供の頃、興味がなかったのに、大人になって年齢を重ねてくると好きになるものが沢山ありますよね!
そのひとつが美術館。
絵心もないし、特に好きな画家とかがいるわけじゃない。
でも、今はその建築の美しさや歴史にも関心があるし、展示内容に興味があれば足を運ぶようになりました。
でも、同じ美術館に何度も行ったのは京セラ美術館くらいで、3度、行きました。
『犬派?猫派?』 山種美術館
『犬派?猫派?ー俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃までー』を見に山種美術館に行って参りました。我が家では犬を飼ってますが、個人的には断然、猫派です。
週末の14時頃に訪問したのですが、今までで1番混んでまして、1Fのカフェには待ちの列ができておりました。恐るべしワンちゃんニャンちゃん企画。
若いカップルや、女性二人客の方も多数いて、いつもの静かな山種美術館とは異なり、上野でやってるようなお
【展覧会レポ】皇居三の丸尚蔵館「皇室のみやび ー受け継ぐ美ー 第4期<三の丸尚蔵館の名品>」
【約3,800文字、写真約55枚】
皇居三の丸尚蔵館に初めて行き「皇室のみやび ―受け継ぐ美― 第4期<三の丸尚蔵館の名品>」を鑑賞しました。その感想を書きます。
【この投稿で伝えたいこと】
❶日時指定予約制のため絶対事前web予約が必要!、❷作品数はコンパクト(14)ながら、国宝を3つを含み、どれもめっちゃ「みやび」でありがたさを感じる展覧会、❸皇居に入る良い機会にもなりました。
▶︎訪問の
【展覧会レポ】練馬区立美術館「三島喜美代―未来への記憶」
【約5,400文字、写真約60枚】
練馬区立美術館で開催されている「三島喜美代―未来への記憶」を鑑賞しました。その感想を書きます。
【この投稿であなたに伝えたい点】
❶大満足の展覧会、❷作品だけでなく、三島喜美代自身の魅力が十分に伝わる内容だった、❸作品や考え方の変遷が分かりやすく、キャッチーな作品が面白いことに加え、メッセージ性もはっきりと伝わった、❹大人も子供も、アートに興味がある人も薄い人
【TDSレポ】写真約70枚で振り返る、未就学児と緩く楽しむ11時間
【約2,800文字、写真約70枚】
東京ディズニーシー(以下、TDS)に、8年ぶりに行きました。最近、カメラを買い替えた(SONYのα7ii→α7iv)ため、カメラの練習も兼ねてたくさん撮影しつつ、TDSを未就学児2人と楽しんだ感想を書きます。
結論から言うと、TDSはいつ行っても楽しい!今回は主に、1)人が少なく比較的スムーズだった、2)子供が大満足で親も嬉しい、3)写真をたくさん撮影したこと
全国自然博物館の旅㊲豊田ホタルの里ミュージアム
5月下旬から6月上旬はホタルの発光観察のメインシーズン。すでにホタル観察に出かけられた方は多いのではないでしょうか。
幻想的なホタルの光を見るのなら、やはり名所に行くのがベスト。この度は、ホタル観察の聖地・山口県の豊田町に立つ自然博物館に行って参りました。
天然記念物の地でホタルが舞う!山口県の下関市が擁する豊田町。この地は、国内屈指のホタル観察の聖地です。木屋川流域のゲンジボタルの生息地は国の
問い/きっかけとしてのアート、そしてアクション。【開館30周年記念 ヨーゼフ・ボイス】
JOSEPH BEUYS
ヨーゼフ・ボイス
マルセル・デュシャンやアンディ・ウォーホルと並び評されるほどの現代芸術家らしい。しかし知名度の点では、前2者とあきらかに開きがある。少なくとも現時点の日本では。
しかし国内に、ボイスの作品をコレクションの中心とし、展示している美術館が存在する。カスヤの森現代美術館。横須賀で30年前にオープンした。
開館30周年を迎えた今年、その名もズバリ「ヨーゼフ
【寄贈、購入…保管?】所蔵作品展「MOMATコレクション」(2024.4.16–8.25) 東京国立近代美術館
始まりました、MOMATコレクション。
今季の展示概要は公式ウェブサイトをチェックしてもらって。
いつ行っても「面白いな!」「うーん?」「すごっ」「うぇぇ…」「この手のは苦手」「これ好きだわ」→最終的に「今回も目一杯だった…」
という感情、感想のジェットコースターに乗せられているような所蔵品展である。
今回も企画展が始まる前の時期に訪問。土曜日の夜間開館を利用。
4階のハイライト
今回は加山又
「木村伊兵衛 写真に生きる」(東京都写真美術館):白黒スナップショットから街歩きスケッチを考える
(長文になります)
はじめに 私のNOTEの記事のテーマは、「線スケッチ」に関連するものです。ですから表題を読まれた方はなのになぜ写真展なのかと疑問に思われるかもしれません。そこで最初にその理由を説明します。
写真と私
中学、高校時代、私は義理の伯父の家に寄宿していたのですが、伯父はなぜか毎月かなりの数の雑誌を定期購入していました。その中に、今は無き「LIFE」、「アサヒカメラ」があり、毎