第881回 宮城の考古学はまだまだ熱い

1、待ちに待った学会誌

今回は私も所属する地元学会誌の最新号が刊行されたので、それを紹介したいと思います。

宮城考古学 第22号

2、古墳特集から古代城柵、石器に中世城館まで

特集1として2019年5月11日に開催された当学会の研究発表会の記録が掲載されています。

特集2では毎年継続して報告がなされている、東日本大震災からの復興事業に伴う発掘調査の記録や文化財レスキューについてが紹介され

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ありがとうございます!ぜひお気軽にコメントもお寄せください。
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アンティークコインの世界 〜最初の一枚〜

アンティークコイン収集の始まりは、初代ローマ皇帝アウグストゥスの肖像を描いたアス銅貨だった。たった一枚のコインで人生が変わった瞬間。あの胸の高鳴り、感動、期待、そしてこれから何かが始まる予感。初恋に似たようなそんな全てを今でも昨日のことのようの覚えている。何事も一期一会。どこで何と出会うか分からない。どこで何が自分を変えるかは分からないのだ。

初めてこのアス銅貨を見た時、私は五つの考古学的着眼点

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○近刊書籍:歴史(2020年10月)○

<Index>
1. 「長州ファイブ サムライたちの倫敦」
2. 「一九四四年の東條英機」
3. 「幕末武家の回想録」
4. 「中国の歴史1 神話から歴史へ 神話時代 夏王朝」
5. 「中国の歴史2 都市国家から中華へ 殷周 春秋戦国」
6. 「はじめて読む日本の城(仮)」
7. 「戦国 経済の作法」
8. 「江戸・東京 ぶらり歴史探訪ガイド 今昔ウォーキング」
9. 「日本書紀『神代』の真実 -

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「スキ」いただき、ありがとうございます! 今後も宜しくお願い致します。
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空白の150年 弥生時代・卑弥呼と日本の歴史をきっちり調査しようって話

皆様歴史の授業の最初の辺覚えてますか?

縄文時代があって、卑弥呼がなんとなくいたっぽくて、古墳時代があって

聖徳太子が登場してから鑑真、奈良の大仏、藤原氏と詳しくなっていきますね

聖徳太子に行くまであまりにも大雑把な記述ではありませんか??

現在の日本の考古学会は衰退した状態である事は間違いありません

人的、技術的、考え方も世界と比較して大きく劣っています

今回はこれまでの正常ではない

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嬉し過ぎる〜最近は麻雀の記事書いてます
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古代美術商としてのクレッセントハウス 〜西洋古美術の魅力〜 <前編>

祖父の話というのは、西洋美術や中近東古美術等に興味のある方であれば、なかなか興味深い内容ですが、そういったお話がわからなくても、方々国々を駆け巡り、夢に向かって自分の道を生きた人として、多彩な経験の引き出しから話をするので、自分らしさを生き方の軸としていく考え方が増えている今の時代の人が見ても色あせない内容も多いと感じていました。

また、クレッセントハウスの完成を見ずして亡くなった祖母ですが、美

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本棚に埋読本、手にとってみたら・・・          『朝鮮考古学75年』有本教一 著

積読というより、埋読まいどく本か

積読という言葉があるが、この本は「埋読」(まいどく)といっていいのではないか。誰かにもらったのだろうか、イベントか何かの出店で買ってしまったのだろうか、覚えていない。家でビートルズ関係の本を探していて、どういうわけか目に留まり、パラパラとページをめくり読み始めてしまった。タイトル通り、朝鮮考古学者の地味な自伝である。著者の有光教一という方は、明治、山口生まれ。京

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奈良のウワナベ古墳 同時発掘調査へ県、市、宮内庁【歴史|2020年 記事アーカイブ】

2020年9月19日付掲載

 県は18日、奈良市法華寺町のウワナベ古墳(宇和奈辺陵墓参考地、5世紀中ごろ)で、10~11月に宮内庁や同市と同時に発掘調査を実施すると発表した。同庁と都道府県、市町村の三者による同時の発掘調査は初めて。県と市は市共有地の周濠(ごう)部分、同庁は陵墓参考地の墳丘部分をそれぞれ調査する。同古墳では初の墳丘付近の調査になる。

 ウワナベ古墳は大王級の大型前方後円墳が築か

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ありがとうございます。スタッフ一同勇気づけられます。
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平山郁夫氏による、「石黒孝次郎氏の思い出」

クレッセントハウスは、古美術商として誕生し、後にフランス料理店になりました。レストラン時代からをご存知の方で、美術商としての側面をご存知の方は少なくなってしまいましたが、クレッセントハウスの本当の顔は、古美術品で満ち溢れ、各方面の専門家の先生方が、クレッセントで食事を取りながら、英国風の建物の中、アンティークで統一されたインテリアに包まれながら、祖父と古く美しきものについて談笑している、そんな風景

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史跡復元BIM

ワイクウーデザインは、史跡の図面化やイメージCG復元にBIMを用いる事を推奨しています。
また、有形文化財の保存においてもBIMを取り入れる事を推奨しています。

まず、なぜ従来の図面化やCG復元では無くBIMを推奨しているかについて
 従来、図面化は手書きからCAD図へ変わり、CGを使った復元など様々な取り組みがされてきました。そして現代では3Dレーザースキャナやフォトグラメトリといったデジタル

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最愛の妻・豊子に捧げたコレクション 〜Mr. & Mrs ISHIGURO Collection 〜 古美術商として始まったクレッセントハウス

母がまとめた記事をこちらに記載します。

こちらは、祖父が寄付を希望した中近東文化センターより出版されている「古く美しきもの」から、館の責任者の方に承諾を得て引用させていただいています。

レストランクレッセントは、もとは、祖父が生涯情熱をかけた古美術商としてのギャラリーでスタート致しました。クレッセントハウスは、レストラン、ギャラリー、チャペル・・・全ての場が一つとなり融合しあって、初めて輝きを

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