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小説「オツトメしましょ!」③

4 遠出
 
 二人でマンションを出て、早朝の大学へと向かう。まだ開門前だが、警備員に付き合いの飲み会帰り、と伝えて中に入れてもらった。こういうところが、至極便利なところだ。
 
 「わ、由乃、ミニに乗ってるんだ! しかもジョン・クーパー!」
 「あ、やっぱりわかる? えへへ、そうなんだよね。」
 
 由乃の乗っているミニクーパーは、巷では「ゴーカート」と呼ばれるほどに運転のフィーリングが手軽で楽しいことで知られている。かと言って、決して大人しいわけではなく、スパルタンな走りも得意だ。低回転から気持ちよく吹け上がり、ステアリングも即座に反応する、旋回性に優れた車でもあった。
 
 「せっかくだし、今日は大学休んで、少し遠出する?」
 「うん!」
 
 車が気に入ったらしい千英も、かなり乗り気になってきたようだ。助手席で車のあちこちを見回してはしゃいでいる。その様子を見て、由乃も嬉しくなり、ちょっと車の性能を見せてあげたい気持ちになった。
 
 早朝の車の少ない道路で、由乃はアクセルを踏み込んだ。速度計があっという間に60kmに達する。そのまま、ほとんど減速せずにカーブを通過すると、横からGが追い掛けてくるような感覚に包まれる。
 
 風を切るように街中を抜け、高速に入って海を目指した。この辺りで美味しい魚介を食べたいと思ったら、誰もが向かうK港へ向かうつもりだった。それに、下見したい場所もある。
 
 千英にそのことを話してみると、気軽に「いいよ」という答えが返って来た。千英の感覚的に、由乃の行動はどのように映っているのだろうか。単に「下見」と言っただけだから、それが盗みに入るためだとは思ってないのかも知れない。
 
 そのことを聞いてみようかとも思ったが、ウキウキした表情で流れる風景を見ている千英を横目で見て、そんな気も失せた。そういうことは、もう少し時間が経ってから聞いても遅くはない。
 
 目的の店には、開店前だが既に数名の列ができていた。伊勢海老を丸ごと使った海鮮丼がグルメ番組で紹介され、一躍人気となったのだ。千英は、車から降りると途端にまたおかしな挙動をしだした。初めての場所で、いきなり他人とともに並ぶのはハードルが高かったかも知れない。由乃はぎこちなく歩く千英の手を握り、手を繋いだままで列の最後尾へと並んだ。
 
 手を繋いだ瞬間、千英が「えっ」という顔をしたが、由乃は軽く微笑んで、何事もなかったかのように受け流した。千英の手に、少し力が入って、由乃の手を握り返してきた。
 
 ほどなく開店した店内に入り、壁際の二人席に腰を下ろす。いつもの癖で、自然と全体を見渡せる一番奥の席に着いた。厨房のすぐ前なので、異常があれば厨房を抜けて裏口から外に出ることもできる。この稼業の、悲しい性と言うべきか、祖父からも父からも、厳しく言いつけられている「心得」の一つだった。
 
 「この『将軍丼』って言うのが、ここの名物なの。すごいでしょ?」
 「え・・・さすがにこれは、食べ切れないと思うな・・・。」
 「じゃあ、二人で一つ頼んで、シェアして食べようよ。」
 
 そう言って、由乃は名物の将軍丼とカニ汁を二人分、それからイクラとイカ、アジの刺身を別で注文した。
 
 出てきた料理は、想像以上に量が多かった。千英が目を丸くしながら、それでも笑顔でスマホに写真を収めていた。取り分け用の小鉢をもらい、由乃がてきぱきと将軍丼を二人分に分けていく。 
 
 「ご飯は少なめにしておくね。無理しなくていいから、食べたいものだけ食べて。」
 
 由乃がそう言うと、千英は小鉢のイクラから食べ始めた。美味しかったらしく、食べ始めると手が止まらない。イカ、マグロ、サーモン、ハマチ、それに、少量のご飯。意外としっかり食べられるようで、由乃は安心したと言っていい。長い間食べることを止めていると、食欲そのものが減退する。さらに、食べ物を受け付けなくなることもある。結局、ご飯以外は二人でほとんど平らげ、入れ替えてもらった熱いお茶を飲んだ。
 
 「すっごく、美味しかった! 思ってたより食べられた!」
 「良かった! また、来ようよ。」
 
 千英は大きくうなずいて、それに答えた。由乃が会計を済ませ、店を出ると、さりげなく、千英が自分から手を繋いできた。さっきよりは動きも落ち着いていたが、何かを探すようにキョロキョロと辺りを見回している。
 
 「どうかした?」
 「あ! うん、なんでもない!」
 
 そうは言ったものの、千英は何かを言い淀むようにしてモジモジしている。そこで気が付いた。喫煙所を探しているに違いない。
 
 「わかった、タバコでしょ? 車で吸っていいよ?」
 「え、いいよ! 匂いが着くと、売るときに値段が下がるよ?」
 「そんなこと、心配しなくていいよ! 売る予定もないし、ね。じゃあトイレに寄ってから車に戻ろう? ここには喫煙所、ないみたいよ?」
 
 ひと昔前と違い、今は喫煙者が世間から白い目で見られることが多い。それに応ずるかのように、いろいろな施設から喫煙所が消えていた。新しい法律まで作って喫煙者を追い込むくせに、販売をやめさせようとしない辺りに、大人の汚さを感じるが、これも世の中の流れなのだろう。
 
 二人でトイレを済ませ、車に戻る。千英はおずおずと電子タバコを吸い始め、細く開けた窓から煙を吹き出した。由乃は千英に声を掛けてから、車をスタートさせ、「下見」の場所へと向かう。
 
 そこは、県立の古い博物館で、しばらくは企画展も行われていないような、見るからに寂れた感じのする博物館だった。予算も極小で、毎年閉鎖の声が上がる、いわば地方自治体の「お荷物施設」の一つだった。当然のように、ろくな研究は行われておらず、収蔵庫には何十年もそのままの考古物も多数、収められている。
 
 「ここが、次の標的なの?」
 「うん、ここにね、眠ったままの火焔土器があるんだけど、それには記号のようなものが刻まれているって言う話なの。昭和の時代に新聞にも載ったけど、そのまま打ち捨てられてるわけ。要するに、何十年も研究されずに、『漬物』になっちゃってるのよ。」
 「由乃は、それを盗みたいわけ?」
 「そうね。だって、おかしな話じゃない? 研究もされず、展示もされず、ただそこに置かれているだけなら、持っている意味がないでしょう? それなのに、なんのプライドかわからないけど、他所に貸し出したりもしないのよ?」
 
 会話の流れからいって、千英は下見が「盗み」のためだと気が付いていたようだ。それでいてあの軽い返事なら、由乃の行動に対して負の感情は抱いていない、と判断してよさそうだった。
 
 この悪しき風潮は、日本中、いや、世界中に同じことが言えるのだ。一度手に入れたものは、他所に貸し出さなない。いや、まったく貸し出さない訳ではないが、そこに至るまでには多額の貸出料や、様々な書類の準備、政治的な駆け引きなど、途方もない労力が必要となる。それだけの手間を掛けても、それを研究目的で使用することは、まずできない。
 
 ならば、自分たちで研究をするのか、と言えば、そうではない。何かのニュースになって脚光でも浴びれば別だが、大半の物はなんだかんだと理由を付けて、後回しにされる。こうして、陽の目を見ることなく、収蔵庫の『漬物』となった考古物や美術品は、相当の数に上るはずだ。由乃はそれを、『歴史に対する冒涜』だと考えている。
 
 人類共通の財産とも言うべきものを、経済的理由や、一部の人間のプライドだけで放置し、見て見ぬふりをして、良い訳がない。もちろん、技術的な理由で解明が困難であるとか、本当は研究したいのに、人的、経済的理由でそうできないものも、幾つかある。そういう物については、由乃は『猶予期間』を与えることにしていて、リストには載せているが、手を下すことはしない。
 
 そういった思いを、これから盗みに入ろうとする博物館の駐車場に車を止めて、由乃は熱く千英に語った。

5 覚悟

  「決定的だったのは、N大学の火事ね・・・。」

  日本でも有数の大きな大学で起きた火災事件が、由乃が行動を始める大きなキッカケとなった。職員のタバコの火の不始末で、収蔵庫が丸ごと消失してしまった。そこには、先史時代から飛鳥時代までの収蔵品が、20万点近く収められていた。よりにもよって、そんな場所で職員がタバコを吸っていただけでも大問題なのに、さらに不始末から火事を出し、おまけにスプリンクラー設備が稼働せず、全焼させてしまったのだ。

  さらに頭に来たのが、そのニュースを報じたマスコミの態度だ。それまで見向きもしなかったくせに、いざ無くなってみると、途端に「人類の損失!」とか、「日本の歴史解明に暗雲」など、センセーショナルな見出しを付けて大々的に大学を叩いたのだ。そのせいで、火元になった職員は後に自殺し、学長が辞任に追い込まれた。

  この、一連の流れを見て、当時中学生だった由乃は、そういう大人たちを一切信用しなくなった。テレビで毎日のように責任追及の特集が組まれていたが、出てくる「なんとか大学教授」などと言う人間は、どこに気を遣っているのか知らないが、当たり障りのない発言を、いかにも訳知り顔で繰り返し垂れ流していて、由乃を呆れさせた。

  そんな中で、たった一回だけではあるが、当時大学院で研究員をしていた渡辺准教授のコメントが流されたことがあった。考古学を学ぶ学生に、中継を繋いで直接インタビューをする、という、番組内のワンコーナーに過ぎなかったが、そこでたまたま通りがかった渡辺八重は、歯に衣着せぬ言動で、現在の考古学界の問題を語り、予算の少なさを嘆き、状況に警鐘を鳴らした。まずいと判断したインタビュアーが話を切り上げようとしても、マイクを奪いかねない勢いで話を続けたその勇気と姿勢に、由乃は強く心を動かされた。

  大学院の研究生が、公共の電波で公然と大学や考古学界に反旗を翻したのだ。生半可な胆力でできる行動ではない。それ以来、由乃は渡辺八重を追い掛け始めた。まだ大学生だった頃に、指導員だった一回りも年上の教授と結婚し、子供も授かったらしい。論文はどれも出色の出来で、当時はあまり理解できなかった内容も、今ではそれが、当時どれだけ画期的な研究だったか、はっきりと分かる。

こういった人物が、未だに教授にすらなれず、大学で講師をしなければならない現状こそ、本来憂うべき事情ではあるのだが、そこのところは由乃の力では如何ともし難い。

 だが、考古物を『漬物』から救い出すことはできる。それは、湯浅家の稼業だった。

 湯浅家は、家系が辿れる江戸時代まで遡っても「盗賊」を生業にしてきた。俗に言う、「盗め(つとめ)の三箇条」、すなわち、

 一、盗まれて難儀する者には手を出さぬこと

一、盗めするときは人を殺傷せぬこと

一、女を手ごめにせぬこと

 を、「金科玉条」として頑なに守り抜き、手堅い商売を続けて来ていた。過去にはどこにでも入り込んで盗みを果たすことから、「隙間風」の異名を取った大盗賊もいたと言う。また、忠臣蔵で有名な将軍綱吉の時代には、江戸城の御金蔵から、千両箱二つを盗み出した先祖もいるらしい。由乃は湯浅家の一人娘として、祖父と父から、「盗みの技術」の指南を受けていた。まるで嘗め回すように初孫の由乃を可愛がってくれた祖父でさえ、指南の時は鬼の形相になり、厳しく心得や技術を伝達された。

  この「盗めの三箇条」は、一番最初に叩き込まれた絶対の教えであり、もしこれが破られた場合には、それがたとえ手下のやったことでも、素直に罪を認め、自首することを固く約束させられていた。

 そうした経緯があり、由乃は父と共に、それらの『漬物』を『救出』する仕事を始めた。

 狙うのは、大学や博物館、美術館などで眠っている考古物や美術品に限られた。そうして救出された物は、然るべき仲介者の下で、秘密裏に研究の力がある研究者や施設に届けられ、研究が続けられている。

  驚くべきことに、こうして今までに救出された55点に上る『漬物』の中で、実際に警察に「被害」として届けられた物は、一つもない。中には警察に相談をした事例もあったが、盗み出された時期も、具体的な数も、どういった物が盗まれているのかも正確に把握されていないため、被害届として受理できず、単に「遺失物」として処理されていた。この辺りからも、いかに管理が杜撰か、容易に判断ができる。

  盗み出した当の本人である由乃の父でさえ、あまりの杜撰さに拍子抜けしてしまい、由乃が大学に入学してからは、完全に手を引いていた。

  「あんまりひどすぎて、盗んでる甲斐がねぇ。」

  と言うのが父の言葉だった。それからは、由乃は一人で全てを段取りし、実行していた。この3年間で、合計5回、26点の漬物を救出し、然るべき人間に手渡すことに成功している。もちろん、こちらも被害届は出されておらず、警察に相談した形跡すら見出すことができなかった。

  気が付くと、由乃は一人で1時間以上、話を続けていた。その間、千英は話に熱心に耳を傾け、一言も口を挟まずにいた。話終えて由乃が大きなため息を吐くと、千英がポツリと言った。

  「私も、その仲間に入れて。」

  今度は、千英の番だった。千英は千英なりに、現在の考古物を取り巻く環境に、不満を覚えていたようだった。だから、様々な施設にハッキングを仕掛け、自分なりの「収蔵物目録」を作っていたらしい。

  併せて、いつか自分がそれらを助け出そうと、見取り図や防犯設備、警備状況などもつぶさに調べていたらしいのだ。だが、実際に「助け出す」行動に移してみて、その難しさに舌を巻き、危うく捕まりかけたことまであると言う。

  まったくの偶然ではあったが、千英も渡辺准教授のインタビューを目にして、自分とは正反対の生き方に強い憧れの念を持ち、それから考古学と渡辺八重本人への執着が始まったらしかった。

  それまでの千英は、父の影響で考古学というものがどういうものか、漠然とは知っていたが、自分がそれを学んでみようと思ったことはない、と言う。千英の父は、工業系の研究者で、考古学については趣味が高じた程度ではあったが、それまで鉱物や隕石の鑑定鑑別に使用されてきたX線CT透過装置を、古文書の解読に転用できないかを研究し、成功に漕ぎつけていた。紙も墨も、同じ炭素で構成されているため、それまでは判別がつかなかったものを、光学スペクトル分析の応用で、明確に判別し、それを選り分け、文字や記号として形にすることができるようになったのだ。

 「読めなかった物が読める」という一事に、千英は激しく知的好奇心をくすぐられ、それ以降、特にまだ解読されていない古文書に強い興味を持ち、それらを中心に調べを進めていた、と言うのだ。

 「さしずめ、現代の嘗め役なめやく、ってところね。」

 「嘗め役?」

 「うん。盗みに入る家屋敷の間取りとか、家族とか、どのくらいの資産が家にあるか、とか、調べて盗賊に売る商売があったのよ。そういう人たちを、盗賊の用語で、嘗め役って言うの。」

 「へー、じゃあ、私のハッキングも、役に立ちそう?」

 「立つなんでもんじゃないわ。私もそれなりに詳しいけど、ハッキングまではできないし、その様子だと、警備システムなんかの無効化もできるでしょ?」

 「うん・・・まあ、実際にやったことはないけど、その手前までなら何度もいった。」

 「やっぱり。だとしたら、私の仕事が半分は減ることになる・・・。外注に出すこともあるけど、費えも掛かるし、それに、そこから足が着く可能性もあるから・・・。」

  そこまで話して、由乃は考え込んだ。

  千英を、仲間に引き入れるべきか・・・。

 由乃としては、心強い。由乃が苦手とする分野に特に明るく、気心も知れている。たかだか数時間話しただけで、という人間がいるかも知れないが、それはその人間が世間を、人間を知らないだけだ。血の繋がりがあろうが、何十年と一緒に暮らそうが、分かり合えない人間とは決して分かり合えない。逆に、会った瞬間にピタリと呼吸が合う人間、というのもいる。それが、由乃にとって千英だった、と言うだけのことだ。

 だが、だからこそ、この世界に千英を引き入れていいものかどうか、由乃は迷った。いかに理に適った目的のためであろうと、それはどこまでも独りよがりであり、違法行為なのだ。さらにも増して、盗賊には盗賊の、守るべき厳しい掟がある。この掟は、まさに命懸けの掟であり、「掟破り」は盗賊仲間から常に命を狙われ続けることになる。

  そういった状況に、千英を巻き込むべきなのか、どうか。

 千英はそれを望んでいるようだが、それは、この世界のことをよく知らないからだ。少なくても由乃はそう考えた。

 「千英。そういうことを、軽々しく口に出してはダメよ。こっちの世界に一度でも踏み込んだら、もう一生、抜け出せないのよ? 法に触れることだし、命を狙われることだってある。」

 出来る限り重々しい口調で、由乃は諭すようにして千英に話をした。

 「でも、命を懸けるだけの価値はあるんじゃないかな? 他に同じこと考えて、実行する人もいなさそうだし、由乃と私がやらなかったら、ずっとそのままじゃん?」

「まあ、それはそうかも知れないけど・・・。」

「どっちにしても、私も同じことをやろうとしてたし、それなら由乃と一緒の方が確実でしょ? 由乃だって私と一緒の方がしやすいんでしょ? お盗め?」

「それは・・・まあ・・・ね。」

「じゃあ、決まりじゃん! それに、さ、「そっち」が、例えどんな世界でも、由乃と一緒なら、私、平気だよ?」

  かぁーっと、顔に血が上るのが感じられた。不覚にも、激しい「照れ」が由乃を襲っていた。この子は、面と向かって何ということを言うのだろうか。それに、千英は由乃が思っていたよりも物事を論理的、現実的に捉えていたとも言える。「掟」については、逆に守っている限り生活に何の影響もない。起こっていないことであれこれ悩むのは、愚か者のすることだ。

「わ、わかった! そういうことなら、一緒に組もう! こ、こちらこそ、よろしくお願いします!」

 由乃は紅潮したままの顔で、千英に頭を下げ、自分を呪ってやりたい気分になった。これではまるっきり、プロポーズを受けた女子の回答ではないか。

 千英も、由乃の態度が変なことに気が付いたようで、クスクスと笑い出した。つられて由乃も笑い出す。本当におかしくなって笑ったのだが、それ以上に何か安堵感を覚えていた。

 

「オツトメしましょ!」③
了。


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